| ■設計上のご注意 |
| ●ガラスの強度検討 |
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| 外力によるガラスの破損を防止するために、必要に応じて次の1〜4の強度検討を実施の上、ガラスの品種・呼び厚さをご選定ください。 |
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| ●熱割れを防止するための検討 |
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| 例えば、熱線吸収板ガラス・熱線反射ガラス等の日射吸収率の高いガラス、網入板ガラス・呼び厚さの厚いガラス等のエッジ強度の比較的小さいガラスをご使用になる場合は、日射によるガラスの熱応力破壊(熱割れ)を防止するため、熱割れ強度をご検討の上、ガラスの品種・呼び厚さ・窓枠の種類・窓枠への納まり・カーテンやブラインドの種類等をご選定ください。 |
| ●地震時のガラス破損を防止するための納まり検討 |
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| 地震時の建物の変形(層間変位)によって窓枠が変形する場合、はめ込み枠とガラスとのエッジクリアランスによって変形を吸収して、ガラスの破損を防ぎます。窓枠の変形量 に対して十分なエッジクリアランスを確保してください。日本建築学会ではエッジクリアランス等の標準的な寸法について、「建築工事標準仕様書17番ガラス工事(JASS17)」標準を定めています。また、硬化性パテを用いたグレージングでは、はめ込み枠とガラスとの変形を拘束して破損の原因となります。弾性シーリング材、またはグレージングガスケットによるグレージングをお薦めいたします。 |
| ●雨水などによるガラスの品質低下を防止するための納まり検討 |
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| 網入・線入板ガラス、ペヤグラス、合わせガラスを使用される場合には、雨水等による下記の品質低下を防止するため、止水性・排水性が確保できる納まりとしてください。特に、ガラス小口を露出するような納まりや、水抜き孔のないビード、ガスケットの使用はお避けください。 |
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| ●その他のご注意 |
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| ■施工上のご注意 | |
| 施工にあたっては、各種ガラス品種、呼び厚さに適した納まり等になっているか、旭硝子板ガラス建材総合カタログを参照のうえご確認願います。 | |
| ■使用・メンテナンス上のご注意 |
| ●ひび(クラック)の生じたガラスは放置しないでください。 |
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| ガラスに生じたクラックは、それが小さいものであっても強度を著しく低下させます。クラックの生じたガラスは、手で軽く押したり、比較的弱い風が吹いただけで破損する事がありますので、放置せずにできるだけ早い時期にガラスをお取り替えになることをお薦めいたします。 また、ガラステーブル天板・強化ガラスドアの周辺部などの特殊の面取り加工を施したものを除いて、一般 にガラスのエッジ部分は非常に鋭利で危険です。ガラスのお取り替えにあたっては、専門の工事業者様へご用命ください。 |
| ●トップライト等のガラスの上には、絶対に乗らないでください。 |
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| トップライト等に使用されているガラスは、通常、人体による集中荷重に対する強度検討は実地されていません。例えば、トップライトガラスを清掃する際など、ガラスには絶対乗らないでください。 |
| ●ガラスの熱割れにご注意ください。 |
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| 次のようなことをすると、ガラスに熱をこもらせて「熱割れ」の原因となります。 |
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| ■板ガラスの汚れと清掃方法 | |
| 板ガラスは建築工事中でも、あるいは竣工後においても、養生方法が悪かったりメンテナンスが十分でな かったりすると、種々の物質がガラスに付着し、汚れの原因となります。板ガラスの汚れはどんなものであれ、時間の経過とともにガラスとの接着が強固になり、クリーニングが難しくなります。したがって、汚れはできるだけ早い時期に、付着した物質に適したクリーニング方法で清掃することが大切です。特に、熱線反射ガラスについては、クリーニング方法が不適当な場合は、反射膜の損傷が起こり得るので、十分な注意が要求されます。 以下に、汚れの種類とそのクリーニング方法について記します。 | |
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| ■次のガラスをご使用になる場合は、特にご注意ください。 |
| ●強化ガラス |
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| 強化ガラスは、一部に破損が起こると応力のバランスがくずれて瞬間に全面 破砕します。これにより、ガラスが脱落して開口部が開放状態となることがあります。また、ガラス表面 の傷やガラス中に残存する不純物などに起因する傷が成長して内部引張層に達した場合、外力が加わっていない状態で不意に破損することがあります。強化ガラスの性質を十分ご理解の上、使用部位 をご決定ください。また、必要に応じ、合わせガラス加工・飛散防止処理を講じてご使用ください。 |
| ●強化ガラスの注意すべき特性 | |
| 強化ガラスは、外力が加わっていない状態で不意に破損することがあります。 |
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| ●被害の発生を避けるための措置 | |
| 強化ガラスの破損落下による被害の発生を避けるために、板硝子協会では、次のような措置を推奨しています。 |
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| ●強化ガラスの種類別の使用部位と飛散防止の目安(弊社のご提案) | |
| 強化ガラスの種類ごとの使用部位と飛散防止処理に関して、弊社としての目安を以下にご提案いたします。
<表の見方> 強化ガラスの品種ごとに、飛散防止処理をせずにご使用いただける部位を列挙しました。 表に記載されていない部位では、強化合わせガラスをご使用になるか、飛散防止フィルムを貼付けるなどの、飛散防止措置を講じられることをお薦めいたします。また、表に記載してある部位であっても、できるだけ飛散防止措置を講じられることをお薦めいたします。 |
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| ※1 次の3点のうち、いずれかの大きな値とする。 ※2 垂直に対して概ね45度以上傾斜して使用するもの。 |
| ●飛散防止フィルムによる飛散防止 | |
| 飛散防止フィルムによる飛散防止措置を講じる場合、フィルムメーカーが定める施工法に従い、正しく施工してください。またフィルムが劣化し、フィルムの飛散防止性能が低下した場合は、速やかにフィルムを交換してください。 |
| ●強化ガラスへのマーク打刻について | |
| 弊社では、強化ガラスを正しくお使い頂くために、品種・製造年月等の情報をすべての強化ガラス製品に打刻してお届けいたします。(テンポイントを除く、1995年7月以降の出荷品が対象) |
| ●網入・線入板ガラス |
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| 網入・線入板ガラスのご使用になる場合、例えば、エッジを露出して使用したり、排水機構が機能しない等の理由によって、雨水等がガラスエッジ部に滞留すると、エッジ部分の線材を錆びさせ、その体積膨張によってガラスエッジ付近に微少なクラック(ひび割れ)を生じさせることがあります。 このクラックは、熱割れの原因になります。網入・線入板ガラスのご使用にあたっては、サッシの排水機構など納まりについて十分ご検討ください。また、グレージングチャンネルなど、排水が難しい納まりでのご使用は、なるべくお避けください。やむを得ずご使用される場合は、ガラスエッジ部を必ず防錆処理してください。防錆処理には、いくつかの方法がありますが、比較的耐久性に優れたブチルテープ巻付けをお薦めします。ペヤグラスの防錆処理には、ガラス小口のシリコン塗布をお薦めします。 |
| ●ペヤグラス、合わせガラス |
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| ペヤグラス、合わせガラスを使用される場合には、雨水等による下記の品質低下を防止するため、はめ込み枠下辺に水抜き孔を設けたり、弾性シーリング材によるグレージングを行うなどして止水性・排水性を確保してください。また、ガラス小口を露出するような納まりはお避けください。ペヤグラスでは封着材が劣化して内部結露の原因となります。合わせガラスでは中間膜が劣化して「シミ」や膜剥離の原因となります。 |
| ●熱線反射ガラス | |
| 熱線反射ガラスなどのコート面を硬いものでこすると傷がつきます。一度ついた傷は補修ができませんのでご注意下さい。 |