建物の窓などに使用されるガラスには採光と透視以外にもさまざまな機能があり、防犯・防災・省エネなど使用目的に応じたガラスが使われています。ガラスのお手入れについては、日常的には清掃をする程度ですが、ご使用方法やメンテナンスを誤ると、その機能が損なわれたり、破損したりする場合があります。ご使用にあたっては以下の注意事項をお守りいただくよう、お願いいたします。
1.使用上のご注意

- (1)全般的な注意事項
- ガラスはせともの類と同様に軽い衝撃でも割れる恐れがありますので、以下の点に注意してください。
- ガラスに寄りかからない、叩かない、蹴らない、ぶつからない。
- ものを投げつけない。
- ガラスの近くで子供を遊ばせない。
- ガラスの入っている窓や扉を必要以上に強く開閉しない。
- トップライトやガラステーブルなどのガラスの上には絶対に乗らない。
- (2)ガラスに欠けやヒビが発生している場合
- 欠けやヒビなどが生じているガラスは、欠け等が小さいものであっても強度が著しく低下している場合があります。そのまま放置しておきますと、手で押したり風が吹いただけで破損することがあり、ガラスの破片で負傷したり、他の器物にまで損害を及ぼす恐れがあります。欠けやヒビなどが生じているガラスは放置せず、速やかにガラス店に連絡してお取り替え下さい。
2.メンテナンスとクリーニング上のご注意
- (1)大気中のちり・ほこり類の付着による汚れ
- ガラスに付着したちり・ほこりは定期的なクリーニングで除去できますが、長期間放置しておくと汚れが固着し、水や中性洗剤などによる一般的なクリーニングでは除去しにくくなる場合があります。こうなると、研磨材などで削り取る以外に方法がなく、ガラスにキズを付けずに除去することは困難になります。
- (2)タバコのヤニ、油類の付着による汚れ
- タバコのヤニや油類は、アルコール分や砥粒を含まない食器洗い用の中性洗剤を使用すれば、大部分の汚れを落とすことができます。
- (3)水道水による汚れ
- 頻繁に水道水を浴びる個所や噴水の周りなど濡れ、乾燥を繰り返す場合には、水垢がガラス表面に白く固着し、一般的なクリーニングでは落ちにくくなります。
- (4)セメントモルタル類の付着による汚れ
- ガラス面にセメントやモルタルが付着した場合、ガラス表面が化学変化をおこしますので、除去できなくなります。
- (5)タイル洗いなどによる注意
- タイル、石などの洗浄の際、薬剤によってガラス面が侵されることがありますので、ガラス面に薬剤がかからないよう充分、注意して行って下さい。
- (6)クリーニングの頻度
- 周囲の環境や大気の汚染状態によって異なりますが、都心・市街地では1~2ヶ月に1回のクリーニングをお奨めします。
- (7)クリーニング時の注意点
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- ガラス表面を傷つけないために、ガラス面や清掃器具に付着した砂等の固形物を充分洗い流して下さい。
- ガラス面のクリーニングは、室内外とも一般的な水拭きをお奨めします。
- 落ちにくい汚れの場合は中性洗剤を使用し、その後に水で洗い流して、から拭きして下さい。
- スキージーを使用する場合は、金属部分がガラス面に当たるとキズがつくことがありますので、ご注意下さい。(イラスト参照)
- 砥粒などが含まれる洗剤や、強い酸性やアルカリ性の洗剤を使用するとガラスを傷める恐れがありますので、お避け下さい。
- カッターナイフなどでガラス面を擦るとキズが付くことがありますので、お避け下さい。
- 塩素系カビ取り剤は、ガラス周りのグレージングビードや複層ガラスの封着材に悪影響を及ぼしますので、使用をお避け下さい。(イラスト参照)

- (8)クリーニング方法
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- 水拭き
水に浸した柔らかい布でガラス面を濡らして下さい。
湿った布で拭くか、スキージーで清掃して下さい。
乾いた布で拭いて下さい。 - 中性洗剤
中性洗剤の水溶液に柔らかい布を浸して下さい。
洗剤を薄める度合いは洗剤メーカーの表示を目安にして下さい。
固形物質などは軽く押さえて拭き取るようにして下さい。
薄めた中性洗剤の水溶液を浸した布で拭くか、スキージーで清掃して下さい。
水拭きした後、乾いた布で拭いて下さい。
- 水拭き
- (9)その他
- 複層ガラスや合わせガラス、強化ガラスなどには、四隅のコーナーいずれかに商品の製造者や製造年月などを示すマークが表示されています。このマークを除去することはできませんので、あらかじめご了承下さい。
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