高邁な設計コンセプトというものを敢えて掲げて設計するというよりは、クライアントの住まいに対する想いを素直に形にできればと思っています。「特別なものはありませんが、どうぞお入り下さい。美味しいコーヒーでも飲みながらお話でもしませんか?」とクライアントが人に声を掛けたくなるような設計を心がけています。
条件の厳しい敷地に建つ3世代6人家族のための住宅です。緩和規定を活かして地下を設け、個室群を地下と1階に、パブリック空間を2階に設けることで厳しい条件をクリアし、ライフスタイルが違う6人の家族が適度な距離を保ちながらも一体的に共有できる暮らしが可能になりました。
視覚的に印象深い店舗となるように設計しました。住宅部分は全体計画により東面のハイサイドライトから朝の気持ちの良い光を居間一杯に採り入れ、敢えて北面に大きな開口を通してパーティができるほど広いデッキスペースを設け、困難な条件をクリアし快適な居住空間を得ることができました。