1975年 神奈川県生まれ。 1998年 日本大学生産工学部建築工学科 住居空間デザインコース卒業。 1998〜2005年 手塚建築研究所。 2005年 TNA一級建築士事務所(武井誠と共同主宰)。
こうであったら良いのに、と常に自分の好きな方向を探し求めて設計をおります。作ったもの全てに愛情を注いでしまうので、考えたモノを大事に使い続けてくださる方にお会いするのは嬉しいです。そのモノが活躍している様を見て、いつまでも凛としている姿を誇りに思うのです。
葉山に建つ若夫婦の住宅である。建物の各フロアは、角地・日照・歩行者の視線・車の騒音・通風といった外的要因によって、レベルを半層分ずらし、開口は地階・1階・2階と90度回転しながら開けている。敢えて建蔽率を30%に抑えることで、住宅地において敢えて余白を生み出す建て方である。(写真:木田勝久)
隣家の2階からの視線を感じることなく開放感のある生活を求められた住宅である。高さの異なる閉じられたボリュームを部屋の関係性を考えながら配置することで、ゆるやかに室内を分節している。その部屋の天井は、外部からの視線を遮りつつ、ロフトになったり、天窓からの光をリバウンドさせる光庭の役割を果たしたりしている。