最近、私は寝たきりの人のための「中間浴」といった視点から、新しい試みをしています。
普通、入浴の目的は体を洗うとともに、心もリフレッシュさせるというのが主で、従として、温まることによって血流を良くするという健康増進的なものがあります。それは寝たきりの人でも同じです。しかし現実には排尿・排便などで下が汚れて不潔という事態がしばしば発生しています。だから、寝たきりの人にとっての入浴の主目的は体を洗うということになってしまいます。そのことが介護する人にとっては大変なのです。
昨今は、ベッドからストレッチャーに移動する簡単な装置があって、これなら非力な女性でも簡単に移動できます。便利になったものです。ベッドから車椅子への移動となるとどうしても抱きかかえる必要がありますが、ストレッチャーへの移動なら簡単というわけです。
そこで考えたのが「ストレッチャーシャワールーム」です。ストレッチャーごと体が洗えるスペースさえあれば、大変便利です。多少おもらしをしても簡単に洗える。清拭布などだと皮膚がただれそうでかわいそうですが、これならそんな心配もありません。しかもトイレがわりに使える優れものです。