デザイナーは伝説のいえ(空間)のベクトル(方向性)を示します。ハードな意味での空間を単に提案することではなく、その人にあった、その場面にあった、さまざまな可能性と方向性を示すのです。それはまさしく、住み手、使い手と“ともに”創造する行為です。
そのプロセスこそが、重要なデザインです。私はそれを「プロセスデザイン」と呼んでいます。プロセスデザインが豊かであればある程、ハードである建物はよりすばらしいものになります。そうです! 伝説のいえ(空間)創りにどんどん近づいていくことになるのです。
楽しくありませんか? こんないえ(空間)創り。やってみませんか? こんないえ(空間)創り。
このことは、当然ながら住宅の設計だけでなく、他の建物タイプの設計にも通じます。そして、ひろく自分自身が住まう場を取り巻くすべての環境にも当てはまります。ここでは、いま私が関わっているプロセスデザインの例を2つ紹介したいと思います。