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| どこに依頼すればいいの? |
家づくりをはじめる場合、どこに依頼すればいいのか。知られているようで意外と知られていないのではないでしょうか。大きく分けると、建築家(設計事務所)、ハウスメーカー、工務店の3つの依頼先があります。それぞれに長所・短所はありますが、「何にこだわって家づくりをしたいのか」ということが一番肝心です。つまり、そのこだわりを形にしてくれる依頼先を見つけることが大切なわけです。 |
| 建築家との家づくり1 |
自分たちのライフスタイルに合った自分たちだけの家をつくることができ、建て主の希望にプロとしての建築家のアイデアやアドバイスが加わることで期待以上の住まいを得ることができます。
建築家は、敷地が狭い、変形している、日当たりが悪いなどの悪条件でも、お金をかけられない時でも、魅力的な住まいになるように工夫してくれます。予算の管理や工事の監理も建築家の仕事なので、素人には分かりにくい見積り金額の調整や、設計どおりに工事が行われているかどうか、第3者の立場によるプロの目を通した厳しいチェックなど、建築家は建て主にとって強い見方になってくれることでしょう。
しかし、他の依頼先に比べると時間がかかりますから、家の完成を急ぐ人にはあまりお勧めできません。建て主と建築家との相性も重要な要素になってきます。 |
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子供と一緒にお菓子を作れるような 大きな作業台のあるキッチンがほしい |
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子供が部屋にこもらないように 家族の触れ合いを生活の中心に |
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| 建築家との家づくり2 |
「住宅の設計なんて2〜3日もあればできるはずだ」と思っている人は結構多いのではないでしょうか。「それなのに数百万も設計料を請求するなんて、ぼろ儲けの仕事じゃないか」と・・・。 住宅の設計とはいってもそれにはピンからキリまであって、確かに建売住宅風の家であれば、簡単に設計しようと思えば、1日もあれば設計できるかもしれません。
しかし、私たちの設計の仕方は全く違います。建て主がその家でどういう生活をしようとしているのか、その家族にとって大切なものは何か、そのためにはどういう家がふさわしいのか、一生懸命考えながらそれぞれの家族に見合った家を設計していきます。収入や土地のこと、趣味や自分の育った環境、家族に対する思い、子育てについての思い、その他すべてにおいて一軒一軒全く違います。これらのことを一生懸命考えながらひとつの家にしていくのが設計ですから、これは大変に時間のかかる作業なのです。 |
| 建築家との家づくり3 |
建築家に頼めば何でも要望を100%聞いてくれると思っている人が、ごく少数ですがいらっしゃいます。建築家は神様ではないのですから100%ということはありえません。そもそもたいていの場合は、「お金は出せないけどいい家をつくってほしい」と言われるわけですし、お父さん、お母さん、子供たちの要望はそれぞれに違いますから相いれないものも多いのです。
ですから限られた予算と限られた敷地、さまざまな条件の中で、それらの主張をすべて完璧に満たすということは到底無理なわけです。いい建築家というのは、全体のバランスを考え、その家族にとって何が大切でどこをどう我慢するのかということを的確に判断してあげられる人なのではないでしょうか。
予算や敷地条件や法規などのさまざまな条件を考慮しながら、建て主の希望を最大限に取り入れ、さらに建築家としてのアイデアをプラスαとして形にしていくのが、建築家の役割だと思っています。 |
住まいの話題[100]執筆者
■岩川 卓也(いわかわ たくや)/ 岩川卓也アトリエ一級建築士事務所 |