左上:建物の名称“ILMA”はフィンランド語で「空気」を意味するが、それを強く感じさせるのが、「天井高が異なるため空間にメリハリがある」と施主が最も気に入っているリビングダイニング。北側のガラス開口部を通して遊歩道を往き来する人々の様子が常に観察できる。ロフトからの北側採光も得られる室内は木の温もりと共に明るさで満ちている。ロフトに繋がる階段は手摺りがなくオブジェ風の処理をされている。壁はホワイトウッド羽目板張り。床はパイン材の無垢フローリング貼り。
左下左:南側のガラス面から太陽光が射し込む快適なリビング。一日の大半を過ごす場として、柱や梁などの構造材が露出しないようシンプルさを強調している。空間の広がりを演出するためにソファーではなく合板製ボックスを置いている。ボックスは組合せることでローテーブルや収納になる。
左下右:緑道の樹々を見ながら楽しく料理ができるよう、その位置にこだわったコンパクトな対面式のオリジナルキッチン。
上:アアルトのダイニングテーブル上を彩るフィンランド製ペンダントライト。壁面に穿たれた花瓶用ニッチと調和したそのデザインは施主のお気に入り。
■物件データ
建物名称:ILMA
敷地面積:43.75m2
建築面積:25.92m2
延床面積:51.45m2
構造・規模:鉄骨造、地上2階
家族構成:2人
完成年:2003年
設計者:関本竜太
      リオタデザイン
写真:明記以外、関本竜太
 
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