合わせ 防災・防犯ガラス

防犯・防災ガラス 赤外線(IR)カットタイプ

クールベール

クールベールは、合わせガラスの持つ防犯性/安全性/紫外線カット機能に加え、日射による皮膚のジリジリ感を和らげる赤外線( I R )カット機能を持っているガラスです。
遮熱
紫外線遮蔽
安全対策
防犯対策

ミッドランドスクエア シャトルエレベーター・名古屋市中村区 設計/日建設計
主な用途
戸建住宅・集合住宅・オフィスビル・店舗・商業施設
断面図イメージ

 

20_03
クールベールシール

〈注意事項〉 シールは製品仕様を判りやすく表示したものです。シールそのものにつきましては保証を行っておりません。お引渡し後、ご使用環境によってはシールが剥がれる可能性がありますので、その際は除去してください。

●特殊フィルムの厚さを選べる

〈クールベール〉は30mil、60mil、90milがあり、防犯レベルにより使い分けができます。

バリエーション

ラインナップ

品 種(商品名) ガラスの構成 呼び厚さ(ミリ)
クールベール FL3 FL3 6
FL4 FL4 8
FL5 FL5 10
FL6 FL6 12
FL8 FL8 16
FL10 FL10 20
FL12 FL12 24
FL15 FL15 30

注1) 表中のガラス記号
FL:フロート板ガラス
注2) 呼び厚さの合計8ミリ以上は強化ガラス、及び呼び厚さの合計12ミリ~24ミリはHSライトのバリエーションもあります。

見積り例

参考価格

■ 合わせガラスの標準納まりAGC_syohin_1001_02.gif

合わせガラスのエッジ部が長時間水に接すると、特殊フィルムが白濁したり剥離したりする恐れがあります。できるだけ止水・排水性の高い納まりをご採用ください。
(1)弾性シーリング材構法

止水・排水性に優れた弾性シーリング材構法は、合わせガラスに最も適した納まりです。サッシはJIS A 4706に適合する、水抜き機構を備えたサッシをご使用ください。セッティングブロックは、硬度90°程度のEPDM-S(エチレンプロピレンゴム)やCR(クロロプレンゴム)を下辺に2個使用してください。セッティングブロックの長さなどの寸法は次の数値としてください。CRには合わせガラスの接着部に影響を及ぼすものがあります。影響を与えない材質の選定やボンドブレーカーを貼るなどして合わせガラスの接着部と直接接触しないような処理をお願いします。
セッティングブロックの長さω(cm)*1

 ω≧2.5A
 ここで A:ガラス面積(m2
セッティングブロック断面の幅a

ガラスの呼び厚さ以上で、セッティングブロック断面の高さ以上としてください。

セッティングブロック断面の高さb

下辺エッジクリアランスおよびかかりしろとの関係から求めてください。

バックアップ材は、ポリエチレンフォーム、発泡ゴム、中空ソリッドゴムなどをご使用ください。
シーリング材は、JIS A 5758に適合する、シリコーン系またはポリサルファイド系の良質のものをご使用ください。
ただし、酢酸系シリコーンシーリング材は使用しないでください。各種クリアランス、かかりしろの寸法については、▶P166「板ガラスの納まり寸法標準」をご参照ください。

*1  セッティングブロックの長さの算出は、建築工事標準仕様書・同解説ガラス工事(JASS17)における計算式に基づき、簡易式にしています。
(2)グレイジングチャンネル構法
止水・排水性に劣るグレイジングチャンネル構法は、合わせガラスの納まりとしては、好ましくありません。
呼び厚さの合計が8ミリ未満の合わせガラスを、住宅や簡易な集合住宅などで使用する場合で、かつ、孔明きグレイジングチャンネル等水抜きに配慮した特別なグレイジングチャンネルを用いる場合に限って、グレイジングチャンネル構法による施工ができます。

サッシはJIS A 4706に適合する、水抜き機構を備えたサッシをご使用ください。
グレイジングチャンネルは、JIS A 5756に適合する良質のもので、できるだけ水抜きに配慮したタイプのものをご使用ください。

各種クリアランス、かかりしろの寸法については、▶P166「板ガラスの納まり寸法標準」をご参照ください。
(3)グレイジングビード構法
呼び厚さの合計が8ミリ未満の合わせガラスを、簡易な建築物で使用する場合はグレイジングビード構法による施工ができます。
サッシはJIS A 4706に適合する、水抜き機構を備えたサッシをご使用ください。グレイジングビードは、JIS A 5756に適合する良質のものをご使用ください。グレイジングビード構法では、下辺にセッティングブロックの敷き込みが必要です。各種クリアランス、かかりしろの寸法については、▶P166「板ガラスの納まり寸法標準」をご参照ください。
(4)小口の露出
小口を露出する納まりは、特殊フィルムの劣化の原因になりますので、お避けください。
小口をシーリング材等で突き合わせ施工する場合には特殊フィルムの劣化を防ぐために開発された合わせガラスが必要となります。ご採用にあたっては、ご相談ください。

製品の種類と寸法一覧表

ガラスの品種・寸法などは予告なく改廃することがあります。

■合わせガラス

一般名 品種(商品名) 素板の呼び厚さの合計(ミリ) 構成素板 ガラスの種類(ミリ) 最大寸法(mm) 最小寸法(mm) 掲載ページ
合わせ
ガラス
クールベール 6 FL3+特殊フィルム0.8+FL3 2400×1800 300×200 057
●合わせガラスの注意事項
注1)3枚以上の多重合わせガラスや、最大寸法を超えるものについては、お問い合わせください。
注3)熱線吸収ガラスを使用した合わせガラスについては、ご相談ください。

紫外線カット率

板ガラスの熱・光学性能値

本章に関してのご注意

・ 表中の値は実測値に基づく計算値を代表的な数値として示したもので、各商品の性能を保証するものではありません。また予告なく変更することがありますのでご了承ください。
・ 各性能値の試験方法および算出方法は、技術資料編3-9をご覧ください。
 
●表中のガラス品種記号
FL :透明フロート板ガラス SKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣクリア)
FR :耐熱強化ガラス(マイボーカ) SHKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣブルー)
W :網入・線入磨き板ガラス SGEKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣユーログレー)
GEFL :熱線吸収板ガラス(サンユーログレー) SBRKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣユーロブロンズ)
BRFL :熱線吸収板ガラス(サンユーロブロンズ) SMKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣグリーン)
SVFL :熱線吸収板ガラス(サングリーン) ARFD :低反射ガラス(クリアサイト)
 
型板ガラス、すり板ガラス、フロストグラス等の拡散透過性を有するガラス、及びマイボーカの熱・光学性能については、同厚のフロート板ガラスと同等とお考えください。
複層ガラスおよび合わせガラスの品種・構成での記号記述は、外側ガラス、内側ガラスの順となっています。
 

赤外線カット合わせガラス(クールベール)
 
一般名 品 種(商品名) ガラス
構成
光学的性能 熱的性能
可視光(%) 日射(%) 紫外線
透過率
(%)
遮蔽係数
(SC値)
日射熱取得率
(η値)
熱貫流率(U値)
W (m²・K){kcal/m²h℃}
反射率 透過率 反射率 透過率 吸収率
赤外線カット
合わせガラス
ラミセフセキュリティ等のクルベルタイプ クールベール
特殊フィルム
30mil
(約0.8ミリ)
FL3+FL3 7.6 84.1 6.1 56.6 37.3 0.0 0.79 0.69 5.7 4.9
FL4+FL4 7.5 83.2 6.0 54.3 39.7 0.0 0.77 0.68 5.7 4.9
FL5+FL5 7.5 82.4 5.9 52.7 41.5 0.0 0.76 0.67 5.6 4.8
FL6+FL6 7.3 82.2 5.7 51.2 43.0 0.0 0.75 0.66 5.5 4.8
FL8+FL8 7.3 81.3 5.6 48.9 45.6 0.0 0.73 0.64 5.4 4.7
FL10+FL10 7.1 80.0 5.4 46.2 48.4 0.0 0.71 0.63 5.3 4.6
クールベール
特殊フィルム
30mil×2
(約1.5ミリ)
FL3+FL3 7.3 79.4 5.7 48.6 45.6 0.0 0.73 0.64 5.6 4.8
FL4+FL4 7.2 78.6 5.6 46.9 47.5 0.0 0.72 0.63 5.5 4.8
FL5+FL5 7.1 77.8 5.6 45.6 48.8 0.0 0.71 0.62 5.5 4.7
FL6+FL6 7.0 77.7 5.4 44.5 50.1 0.0 0.70 0.62 5.4 4.7
FL8+FL8 6.9 76.8 5.3 42.6 52.0 0.0 0.69 0.60 5.3 4.5
FL10+FL10 6.8 75.6 5.2 40.5 54.3 0.0 0.67 0.59 5.2 4.5
クールベール
特殊フィルム
30mil×3
(約2.3ミリ)
FL3+FL3 6.9 75.0 5.5 43.1 51.5 0.0 0.69 0.61 5.5 4.7
FL4+FL4 6.9 74.3 5.4 41.6 53.0 0.0 0.68 0.60 5.4 4.6
FL5+FL5 6.8 73.5 5.4 40.5 54.1 0.0 0.67 0.59 5.3 4.6
FL6+FL6 6.7 73.4 5.2 39.7 55.1 0.0 0.66 0.59 5.3 4.5
FL8+FL8 6.6 72.6 5.1 38.1 56.7 0.0 0.65 0.58 5.2 4.5
FL10+FL10 6.5 71.4 5.0 36.3 58.6 0.0 0.64 0.56 5.1 4.4
注)紫外線透過率の表示が0.0%でも、四捨五入の関係上、微少量透過する場合があります。

設計・施工上のご注意、使用上のご注意

それぞれのブランドの商品仕様、付帯サービスなどの内容を十分ご確認の上、商品を選定してください。お引渡後の変更はできません。
AGC旭硝子では曲げ加工を受注しておりません。各商品の曲げ加工につきましてはガラス工事店にご相談ください。

一般名 品種
(商品名)
ご注意 掲載
ページ
合わせガラス 合わせガラス 共通のご注意 ■設計・施工上のご注意
・合わせガラスの標準納まりにしたがって施工してください。
・ガラスのエッジ部分を露出した使い方は、特殊フィルムエッジ部からの水分の吸湿を招き、ガラスの剥離が発生することがあります。
・ガラス温度が70℃以上になると、特殊フィルムに泡が発生する場合があります。
・特殊フィルムは、有機系の溶剤に侵されることがありますので、エッジ部が有機溶剤に侵されないよう注意が必要です。
・小口をシーリング材等で突き合わせ施工する場合または、エッジを露出する場合には特殊フィルムの劣化を防ぐために開発された合わせガラスが必要になります。ご採用にあたっては、ご相談ください。
・特殊フィルムを使用した大サイズの合わせガラスにおいて、製法上、若干の虹模様が部分的に見える場合もあります。
・正確な寸法でご発注ください。
・エッジ部の水密性を確保するため、シーリング材は、JIS A 5758に規定する良質の弾性シーリング材(シリコーンシーラント、ポリサルファイドなど)を使用してください。ただし、酢酸系シリコーンシーラント、有機溶剤の入ったシーラント、油性パテなどは使用しないでください。
・サッシの下枠には、必ず直径5mm以上の排水に有効な水抜き孔を3ヵ所以上設置してください。
・バックアップ材は発泡ポリエチレンフォーム、またはクロロプレンゴムなどをご使用ください。
・セッティングブロックは、クロロプレンゴム、またはEPDMの硬度90°以上のものを下辺に2ヶ所ご使用ください。なお、クロロプレンゴムには、特殊フィルムに影響をおよぼすものがありますので、影響を与えない材質を選定するか、ガラスと接する面にボンドブレーカーを貼るなどして特殊フィルムとの直接接触を避けてください。
・塩ビビードの使用など、エッジ部の水密性の不十分な施工法は、特殊フィルムの吸湿を生じ剥離の原因となりますので、好ましい施工法ではありません。やむを得ずこれを使用する場合はブチルビードの巻き付けなどエッジ部に防水処置が必要です。
・各種クリアランス・かかり代などの納まり寸法は、「板ガラスの納まり寸法標準」(P166~169)に準じてください。
・網入・線入合わせガラスは熱割れが起きやすいため、ご使用にあたってはサッシとの納まりの検討のほか、熱割れ計算によるご確認をお願いします。
・合わせガラスを構成するガラス品種それぞれのご注意もご一読ください。
■ 使用上のご注意
・合わせガラスに貼り付けられている各種シールは、製品仕様を判りやすく表示したものです。シールそのものにつきましては保証を行っておりません。お引渡し後、ご使用環境によってはシールが剥がれる可能性がありますので、その際は除去してください。
*現在、各種シールの貼り付けは終了しております。
・高圧洗浄機や大量の水を使用したガラス洗浄は、サッシ内に水が浸入する要因となります。サッシ内に浸入した水が滞留すると特殊フィルム劣化の原因となりますので、そのような洗浄は避けてください。
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一般名 品種
(商品名)
ご注意 掲載
ページ
合わせガラス ルベ ■ 設計・施工上のご注意
・〈クールベール〉は紫外線と赤外線カット機能を加えた防犯ガラスです。断熱性能はフロート板ガラスと同等で、結露を抑える効果は期待できません。
■ 使用上のご注意
・クールベール特殊フィルムを挟み込んでいるため、見る角度によって多少白く見えることがありますが、性能、強度への影響はありません。
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