レゾネーターペア

マイミュート®

防音新構造「レゾネーター」の秘密

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コンサートホールの壁に孔があいていたり、能楽堂の床に甕(かめ)が敷きつめられていたりするのをご存知ですか?
これらは、部屋の音響を整えるためのもので、「ヘルムホルツ共鳴器」の原理を応用しています。 新構造「レゾネーター」も同じ原理です。中空層に設置されたバー材に孔があけられていて、この孔の周りの中空層に生まれる「壷(つぼ)効果」を利用してペアガラスの共鳴透過現象を防いでいます。まさに、原理は「ヘルムホルツの共鳴器」。眼に見える世界初の防音構造「レゾネーター」はこうして生まれました。

音響透過損失測定結果(ガラス単体)

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一般に複層ガラスの防音性能は、周波数125Hz〜500Hz程度の低音域で落ち込む現象がみられます。〈低音域共鳴透過現象〉と呼ばれるもので、幹線道路・電車・航空機の騒音を透過させてしまうケースがあります。
AGCでは、この現象を防ぐ世界初の新構造「レゾネーター」を開発。ガラス単体で「T-3等級相当*1」(JIS A 4706)の高い防音性能を得ることができました。
この静けさは、ホテルの客室やオフィスの会議室における1級(建築学会が好ましいと推奨する性能を満たしている水準)に相当します。

重量差比較

(ガラス寸法がW1100×H2300の大きさの場合)
「レゾネータ」によって障子の軽量化に成功しました。

遮音等級(1/3)*2
T-3等級相当 *1
クリアする品種
「マイミュート」を基準にした
場合の重さ
レゾネーターペア「マイミュート」 0
FL6+A12+FL10 +19.0kg
FL8+A6+FL12 +44.3kg
*1  T-3等級相当:ここではガラス単体の測定結果にJIS A 4706:2000「サッシ」の遮音等級線を適用し、遮音等級(T等級相当)を表記しています。この等級は本来サッシを含む窓の遮音性能の評価として定義される等級(T-1~T-4)ですが、ここではガラス単体での測定結果にこの遮音等級を適用し、「T-3等級相当」と記載しました。したがって、窓の遮音性能を示すものではありません。(参照文献:「板ガラスの遮音性能(2011年版)」板硝子協会発行)窓としての等級を満足するにはガラスとサッシの両方の性能が必要となります。
*2  遮音等級(1/3):1/3オクターブバンドの測定値から定めた遮音等級。数字が大きい方が遮音性能が優れています。
*3  遮音等級(1/1):オクターブバンドの測定値から定めた遮音等級。数字が大きい方が遮音性能が優れています。