ポリカーボネートシート

中空ポリカーボネートシート

ツインカーボ®

注)この商品は旭硝子株式会社の販売となります。AGC旭硝子のポリカーボネート商品をご紹介する専用サイトもあわせてご参照ください。ポリカーボネート商品には専用カタログをご用意しております。お気軽にご請求ください。 http://www.agc.com/polycarbonate/

ポリカーボネートを特殊技術で一体成型した中空構造シートです。

横浜メディカルセンタービル

● 中空構造のため超軽量。同厚ガラスの約1/10、一般のポリカーボネートシートの約1/5以下のため、枠などへの荷重負担を減らし施工の自由度が拡がります。

● 中空構造により同厚ガラスの約2倍の断熱効果を発揮します。

● 透明な金属と呼ばれるポリカーボネート。ハンマーなどでたたいてもまず割れません。

● 屋外側表面に耐候性処理を施しています。黄変・劣化しにくく初期の透明感が持続します。(ツインカーボ® iシリーズとASマットは除きます。)

● 常温で曲げるコールドフォーミング工法がリブ方向板厚の180倍R以上で可能です。(ツインカーボ® タフネス、dシリーズ、ASマットは除きます。)

バリエーション

スタンダード

img9.jpg img10.jpg img15.jpg img16.jpg img21.jpg
クリア 乳半 ブロンズ グレー ブルー
img22.jpg img27.jpg
クリスタルグリーン クリアフロスト

 

タフネス iシリーズ〈iシリーズは内装専用です〉
img11.jpg img12.jpg img13.jpg img14.jpg
クリア 蛍光イエロー 蛍光レッド 蛍光オレンジ
ヒートカット dシリーズ
img17.jpg img18.jpg img19.jpg img20.jpg
ミストグリーン やわらぎ無地 やわらぎ雲竜 すだれ
ASマット ツインカバー ツインジョイナー
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クリア ミルキーグリーン クリア、乳半 クリア

ラインナップ

スタンダード

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
4 4.5 6 10 16
クリア 2000×4000
ブロンズ
グレー
乳半
ブルー
クリスタルグリーン
クリアフロスト

タフネス

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
16 25 32
クリア 2000×4000
1200×4000

dシリーズ

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
6 10
やわらぎ無地 2000×3000
やわらぎ雲竜
すだれ

ヒートカット

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
10
ミストグリーン 2000×4000

ASマット

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
4 6
クリア icon-as-mat icon-as-mat 2000×3000
ミルキー
グリーン
icon-as-mat icon-as-mat

iシリーズ(インテリア向け)

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
4
蛍光イエロー 2000×4000
蛍光オレンジ
蛍光レッド

60_01

◎両面耐候コーティング
○片面耐候コーティング
☆片面耐候コーティング・片面和風柄印刷
●コーティング無(内装専用)
icon-as-mat 両面 帯電防止

施工例

物件名
Y邸
設計
flow architecture

見積り例

参考価格

TWINCARBO(ツインカーボ®・中空シート)

● 標準品

品種 板厚(ミリ) 定寸(mm)  特寸最大寸法(mm)
W×H*4
掲載
ページ
4 4 4.5 6 10 16
断熱高耐候中空シート ツインカーボ
スタンダード
クリア 2000×2000 2000×4000 140
ブロンズ
グレー
乳半
ブルー
クリスタルグリーン
クリアフロスト
高剛性断熱高耐候中空シート ツインカーボ
タフネス
クリア 16 2000×2000 2000×4000
25、32  – 1200×4000
遮熱断熱高耐候中空シート ツインカーボ
ヒートカット
ミストグリーン  – 2000×4000
内装専用断熱中空シート ツインカーボ
iシリーズ
蛍光イエロー 2000×4000
蛍光オレンジ
蛍光レッド  –
装飾断熱高耐候中空シート ツインカーボ
dシリーズ
やわらぎ無地 2000×3000
やわらぎ雲竜  –
すだれ
帯電防止断熱中空シート ツインカーボ
ASマット*9
クリア  – 2000×3000
ミルキーグリーン  –

*4:特寸は、お客様のご希望寸法へカットすることを意味します。
*9: 両面帯電防止です。
*10: ツインカーボ®をご注文の際は、下図のとおりW・Hをご指定ください。
59_03注1)板厚の許容差はJIS K 6735に準拠しています。(ツインカーボ®は除く)
注2)2014年3月1日より、レキサン™ 90316、SG305 および マーガードの販売をSABICイノベーティブプラスチックスジャパン合同会社に移管いたしました。
注3)ツインカーボ®サインオパールは、2014年12月末をもって販売終了いたしました。

紫外線カット率

ポリカーボネートシート テクニカルサポート

■物性表
ポリカーボネートシート(カーボグラス®)と他の素材の物性を比較しました。
物性 性質 試験法 単位 ポリカーボネートシート PMMA
(アクリルシート)
PVC
(塩ビシート)
FRP ガラス
規格物性
JIS K 6735
機械的
性質
引張降伏応力 JIS K 7162 MPa 65.4 75 34~62 70~110
引張破壊呼び
ひずみ
JIS K 7162 % 110 5 2~4
引張弾性率 JIS K 7162 MPa 2340 3200 2500~4100 8000~11000 70608
シャルピー衝撃
強度
JIS K 7111/leA KJ/m² 8.5~12.6 40~80
引張衝撃強さ*1 JIS K 7160/A KJ/m² 192
熱的性質 荷重たわみ温度 JIS K 7191-1,2/A 134 71~79 54~74 204~ 720~730
ビカット軟化点
温度
JIS K 7206/B 146
加熱収縮率 % 1.8~2.2
光学的
性質
全光線透過率*2 JIS K 7361-1 % 86 93 82 90
その他の物性 物理的
性質
比重 JIS K 7112 1.2 1.19 1.35~1.45 1.42 2.5
吸水率 JIS K 7209 % 0.17 0.3 0.07~0.4 0.06~0.28 0
ロックウェル硬度 ASTM D785 Rスケ−ル 124 124 115~120 Barcol
60~70
モース6
機械的
性質
曲げ強さ JIS K 7171 MPa 106 118 88.2~98.0 130~200 49.0
曲げ弾性率 JIS K 7171 MPa 2470 3200 2940~3140
アイゾット衝撃強さ ASTM D256 J/m 880 16~30 29.4~39.2 130~1000
熱的性質 ガラス転移点*3 JIS K 7121 143~149
比熱*3(20℃) JIS K 7121 J/g・℃ 1.17 2 0.8~1.2 1.04 0.83
熱伝導率 ISO 22007-2 W/(m・K) 0.235 0.21 0.13~0.30 0.42~0.67 1.0
線膨張係数 JIS K 7197 ×10-6/℃ 72 70 50~185 20~30 9
光学的
性質
屈折率 ASTMD542 1.59 1.49 1.52~1.55
紫外線透過率*2 (380nm) % 0
(400nm) % 59.3
電気的
性質
誘電率 ASTMD150
(1MHz)
Ω・cm 2.96 4.0 3.0~4.3
誘電正接 tanδ 0.011 3.5~4.5 2.8~3.1 5.3~7.3
表面抵抗率 ASTM D257 ×1017Ω 1.6~3.1 >1016
体積固有抵抗率 ASTM D257 ×1017Ω・cm 1.5 >1016 >1016
絶縁破壊電圧 ASTM D149 Kv/mm 55 20 14.7~29.5 13.6~16.5
耐アーク性 ASTM D495 sec 97~106 60~80 140~180
*1:板厚t=3mm *2:板厚t=5mm *3:DSC示差走査熱量測定
注1)上記データは測定値であり、保証値ではありません。
注2)ポリカーボネートシート以外の物性値は文献より引用したものです。
■ポリカーボネートシートの納まり例
◯面クリアランス(a)
 シートの熱膨張(例えば、温度差50℃で1m当たり約3.6mm)によるシーリング材のせん断破損を防止するために十分な面クリアランスを確保してください。
 詳細はシール施工店にお問い合わせください。
◯エッジクリアランス(b)
 シートの熱膨張に対する逃げを確保してください。
・b上=Y辺膨張量  ・b下=0 ・b右=b左=X辺膨張量/2
◯のみ込み代(c)
 設計最大荷重時のたわみによる各辺の「ずれ量」に安全係数(3以上)を乗じて求めます。詳しくはお問い合わせください。
■ツインカーボ®の断面形状
ツインカ スタンダード
ヒートカット
i(アイ)シリーズ
d(ディ)シリーズ
ASマット
4/4.5 poricabo_04.jpg
6 poricabo_04.jpg
10 poricabo_05.jpg
16 poricabo_06.jpg
タフネス 16 poricabo_08.jpg
25
32
poricabo_08.jpg
注1)リブは製造上、垂直でない場合もありますのでご了承ください。
注2)両端にアルミテープを貼ってご使用ください。
■全光線透過率
ポリカーボネートシートの品種、厚さごとの全光線透過率を以下に示します。 単位:%
品種・板厚 2mm 3mm 4mm 5mm 6mm 8mm 10mm 12mm
カーボグラス
ポリッシュ
クリア 88 87 86 86 84 82 80 81
ブロンズ 52 52 52
グレー 52 52 52
乳半 50 42 26
ホワイト 29 21 11
クリスタルグリーン 87 84 82
ピュアグリーン 71 71
ロゼブロンズ 24 24
カーボングレー 24 24
0 0 0
カーボグラス
フロスト
クリア 89 83 82 82 80
ブロンズ 52 52
クリスタルグリーン 87 82 78
カーボグラス霞 クリア 90 89
*印:特注品につき、都度お問い合わせください。
-印:製造不可品、及びデータがありません。
注) カーボグラス®XL・XLW、カーボグラス®SG・SGW、カーボグラス®SG-AH等のコーティング品も基材と同様の数値になります。
上記データは測定値であり、保証値ではありません。
単位:%
品種・板厚 4mm 4.5mm 6mm 10mm 16mm 25mm 32mm
ツインカーボ
スタンダード
クリア 80 80 80 79 70
ブロンズ 36
乳半 59 59 54 45 45
ブルー 27
クリスタルグリーン 73 70
クリアフロスト 77 77 77
ツインカーボタフネス 55 38
*印:データがありません。
-印:規格品種外。
上記データは測定値であり、保証値ではありません。
■熱貫流率(W/(m²・K))
板厚 ポリカーボネートシート
(ツインカーボを除く)
ツインカーボ
スタンダード
ツインカーボ
タフネス
3mm 6.0
4mm 4.0
5mm 5.7
6mm 5.5 3.5
8mm 5.2
10mm 5.0 3.0
12mm 4.5
16mm 2.4 2.0
25mm 1.6
33mm 1.4
■耐候性
●サンシャインウェザーメーターによる促進曝露実験結果
上記実験結果は当社での測定値の代表例です。
保証値ではありませんのでご了承願います。
●黄色度、黄変度
黄色度(YI)とは無色または白色から色相が黄色方向に離れる度合いで、プラスの量として表示されます。従って、黄色度がマイナスの値で表示される時は色相が無色または白色から青色方向へ移行することを示します。
黄変度(⊿YI)とは光、熱などの環境に曝露されたプラスチックの劣化の評価に用いられ、初期の黄色度と曝露後の黄色度の差によって表示されます。黄変度は次の式によって計算されます。
⊿YI=YI-Ylo
 ⊿YI:黄変度
 YI:曝露後の黄色度 
 Ylo:試験用試料または試験片の初期の黄色度
従って⊿YIがプラスの量の場合は、黄色度が増加したことを示します。
■耐擦傷性*1
●カーボグラスSG-AH
テーバー摩耗試験(500g×100回):
ヘイズ値 11.8%
一般ポリカーボネートシート及びカーボグラスSG-AHの耐擦傷性について、JIS K 7204 に準じた弊社試験方法を行い、その結果を他の材料と比較して下に示しました。
*1:耐擦傷性に関する試験は、擦傷性物質と試材を摩擦させ、それによって生じた傷の程度を光学的に測定し、ヘイズという量で表示します。

ヘイズ(HAZE)% = 拡散透過光量

全透過光量

*2: テーバー摩耗試験はすべり摩耗に伴う表面の耐摩擦性を測定評価するもので、日本工業規格(JIS)及び米国工業規格(ASTM)にも採用されている代表的な試験方法です。
フラットに回転する試料面に2個の摩耗輪を圧着させ荷重を加えて輪状に摩耗を行い、その程度をヘイズで測定します。
*3: 上記、テーバー摩耗試験のヘイズ値は測定値の代表例です。保証値ではありませんのでご了承願います。

テーバー摩耗試験結果

ガラス
条件:500g×500回
ヘイズ値:1以下

一般ポリカーボネート
条件:500g×100回
ヘイズ値:31.6

カーボグラスSG-AH
条件:500g×100回
ヘイズ値:11.8
■ツインカーボ®部材
商品名 品 種 適応する板厚
(ミリ)
長さ(mm) 形状 掲載
ページ
ツインカボ部材 端部カバ ツインカバ クリア 4.5(4.0兼用)
6.0 10.0 16.0 25.0 32.0
2000 140
乳半 4.5(4.0兼用)
6.0 10.0 16.0
つなぎ材 ツインジョイナ クリア 4.5(4.0兼用)
6.0 10.0 16.0
3000 140
注)仕様は、予告なく変更する場合がございますので、最新の品種一覧表は、右記Webサイトでご確認ください。http://www.agc.com/polycarbonate/
■ご注意
商品名 品 種(商品名) 個別のご注意 共通のご注意
ボグラス ポリッシュ
フロスト

XL/XLW
SG/SGW
SG-AH
・コールドフォーミング(常温曲げ)で使用する場合は、板厚と曲率半径を、下記の条件で設計してください。

・コールドフォーミング時の制約
曲げ半径 r≧180t(tは板厚)
曲げ角度 θ≦90°
θ>90°の場合は構造上θ≦90°となるように分割補強が必要です。この場合の強度検討は分離された寸法条件で実施してください。)
板寸法比
原則として
0.5≦a/b≦3.0

・熱加工、印刷についてはご相談ください。
・シーリング材には、シートの物性に影響を与えないアルコール型シリコーンシーラントが適していますが詳細については各シーリングメーカーにお問い合わせください。なお、プライマーはクラック・白濁の原因となることがありますので使用しないでください。酢酸系シリコーンシーラントは、使用できません。
・原則として、セッティングブロックは不要です。
・サッシの清掃には、ノルマルヘキサンをご使用ください。
・ガスケット類・パッキング材は、クラックの原因となるので軟質塩ビは避け、EPDMまたはシリコーン製のものをお使いください。
・ボルト止めの場合にも、熱膨張・熱収縮のため、1m当たり3.6mmのクリアランスが必要です。したがってボルト穴はルーズホールにしてください。穴位置は、シートのエッジからボルト穴径の2.5倍以上とり、水密を必要とする時、ルーズホールにはシリコーンシーリング材を充填し、ボルトの締めすぎに注意してください。
・マスキング(保護フィルム)は施工が終わるまでは取り除かないでください。但し、施工後はすみやかにはがしてください。長期間放置するとはがれにくくなる場合があります。
・ポリカーボネートシートはガラス・アクリル等に比べ、衝撃強度が高く割れにくい材料ですが、故意に板の上に乗ったりハンマーで叩いたりしないでください。

ポリカーボネートシート 板厚 早見表
●建設省東住指発第409号他による ●用途:窓(平板) ●長辺/短辺比=2

注)この表は参考値ですので、正確な計算値が必要な場合には、
http://www.agc.com/polycarbonate/にアクセスください。
商品名 品 種(商品名) 個別のご注意 共通のご注意
ツインカ中空シ スタンダード ・屋外でご使用の場合の板厚検討は下記サイトをご参照ください。
http://www.agc.com/polycarbonate/
・外装または水回りにご使用の際は、リブ方向が、地面に対して垂直になるように施工してください(図1 参照)。水平に施工するとリブ内にゴミがたまりやすくなりますのでご注意ください。
・結露水を排出するため、サッシには水抜き孔をあけてください。
・埃、水等が入ることがありますので、両端部にはアルミテープ又は、ブチルテープを貼ってください。
・肉厚が薄く、通常四方枠に収めた施工を標準としています。メーカー切断の場合は、周囲に多少のヒビやバリがある場合がございますのでご了承ください。
・実際の商品は両面養生フィルムを貼ってお届けいたします。(ASマット、すだれは除く)
・〈ツインカーボ®i(アイ)シリーズ〉〈ASマット〉は内装専用です。屋外でのご使用は、〈i(アイ)シリーズ〉〈ASマット〉以外のご使用をお奨めいたします。
図1 水回り使用の場合

コールドフォーミング工法について
コールドフォーミング工法とは、シートを常温で曲げて取り付け、四辺を固定することにより一次曲率を有した形状に施工する工法です。
〈ツインカーボ〉のコールドフォーミング工法の注意点は以下の通りです。
・〈ツインカーボ〉のリブの流れに沿って曲げてください。(図2 参照)
・板の寸法比は曲げる辺(H)と曲がらない辺(W)の長さが、H>Wであることが不可欠です。実際の施工を考慮するとH>2W であることが望ましいです。
・各板厚に対する許容曲率半径(R)は常温で屋外使用の場合R≧180t
 R:許容曲率半径(mm)  t:板厚(ミリ)
また、許容曲げ角度(θ)はθ≦90度
90度を超える場合は、分割し、90度以内にしてください。
図2
ヒートカット ・屋外でご使用の場合の板厚検討は下記サイトをご参照ください。
http://www.agc.com/polycarbonate/
dシリーズ ・コールドフォーミング(常温曲げ)はできません。
・屋外でご使用の場合の板厚検討は下記サイトをご参照ください。
http://www.agc.com/polycarbonate/
iシリーズ
ASマット
iシリーズ、ASマットは内装専用です。
ASマットはコールドフォーミング(常温曲げ)はできません。
タフネス ・コールドフォーミング(常温曲げ)はできません。
・屋外でご使用の場合の板厚検討は下記サイトをご参照ください。
http://www.agc.com/polycarbonate/

■ 建築基準法改正におけるポリカーボネート板使用範囲の変更について
➊ 建築基準法改正の概要
平成10年6月の建築基準法改定(平成12年6月施行)により、旧法では不燃材料で造ることとされていた法22条第一項・法25条・法63条の屋根については、火災による火の粉に対する技術的基準に適合するもので「大臣が定めた構造方法を用いるもの」又は「大臣の認定を受けたもの」とすることになりました。なお、このような屋根のなかでも“不燃性の物品を保管する倉庫等の屋根”については、技術的基準のうち有害な発炎がないことを満足していれば良いとされています。
➋屋根におる新認定の内容
(1)新認定の取得
一般のポリカーボネート板も上記の法において建築基準法63条及び同法施工令第136条の2の2第一号(防火地域又は準防火地域内の建築物の屋根“不燃性物品を保管する倉庫等の屋根に使用できる構造”)の規定に適合するものとして、以下の番号で大臣認定を受けております。
この認定を受けたものについては、
「法第22条第一項・法第25条・法第63条による屋根において、屋根以外の主要構造部を準不燃材料として不燃性の物品を保管する倉庫その他これに類する用途について使用可能」となります。
(カーボグラス®については、前述のような不燃性の物品を保管する倉庫等の屋根について、旧準難燃グレード・一般グレードの区別なく使用可能となります。)
(2)新認定での使用可能な範囲
●区分:法第22条第一項・法第25条・法第63条により要求される屋根
●用途:不燃性の物品を保管する倉庫、その他これに類するものとして国土交通省大臣が定める用途
[大臣が定める用途(建設省告示第1434号)]
1.スケート場、水泳場、スポーツの練習場その他これらに類する運動施設
2.不燃性の物品を取り扱う荷捌き場その他これと同等以上に火災の発生のおそれの少ない用途
3.畜舎、堆肥舎並びに水産物の増殖場及び養殖場
●構造:屋根以外の主要構造部は準不燃材料とする
●面積:制限無し
●延焼のおそれのある部分:制限無し
*1 上記で表現されていない用途については、「不燃性の物品を取り扱う荷捌き場と同等以上に火災発生のおそれの少ない用途」とみなされるか建築主事の判断によることになります。
*2 不燃性の物品を保管する倉庫に類する用途を規定した建設省告示第1434号の解釈については、日本建築行政会議(旧日本建築主事会議)より、以下の内容で情報公開されています。
●平成14年5月30日 日本建築行政会議
「建築物の屋根をポリカーボネート板等でふく場合」
二号:不燃性の物品を取り扱う荷捌き場と同等以上に火災の発生のおそれの少ない用途の例
1.通路、アーケード、休憩所
2.十分に外気に開放された停留所、自動車車庫(床面積が30mm²以下のものに限る)、自転車置場
3.機械製作工場
*1 現時点では、「法第27条、第61条、第62条」等で、耐火建築物や準耐火建築物など耐火構造・準耐火構造の屋根が要求される場合には適合しませんが、これらの取扱いについては現在、関係機関と協議中です。
*2 法第84条の2、令第136条9、10に基づく「簡易な構造の建築物」については、面積制限が緩和(1500m²→3000m²)されている部分もありますが、その他条件は従来通りで使用可能です。
当社の製品名 旧認定番号 新認定番号
カーボグラス
(JIS K 6735に適合するもので板厚8.0mm以下)
東住指発第409号
東住街発第111号
DW-9054
注)ツインカーボは該当いたしません。
■ポリカーボネート板の使用範囲一覧表
分類 適応部位 防火・準防火地域 法22条指定地域 その他
不燃性の物品を
保管する
倉庫等の屋根
DW-9054 スケート場、
水泳場、
スポーツの練習場
その他これらに類する運動施設
その他これに類する運動施設
(日本建築行政HPより)
・テニス練習場
・ゲートボール場
・スポーツ専用で収納可燃物がほとんどなく、見通しのよい用途
屋根 延焼のおそれのある部分以外の部分 屋根以外の主要構造部を準不燃材料とする

●ポリカーボネート板の場合
厚さ8mm以下

● ポリカーボネート折板の場合見付面積に対する等価厚さに換算し8mm以下
不燃性の物品を取り扱う荷捌き場その他これと同等以上に火災の発生の恐れの少ない用途 その他これらと同等以上に火災の発生の恐れの少ない用途(日本建築行政会議HPより)
・通路、アーケード、休憩所
・十分に外気にさらされた停留場、自動車車庫(床面積が30m²以下)、自転車置場
・機械製作工場
延焼のおそれのある部分
畜舎、堆肥舎並びに水産物の増殖場及び養殖場
簡易な構造の建築物 JIS K 6735
[建設省告示第1434号による]
自転車車庫(150m²未満) 屋根、壁 延焼のおそれのある部分
以外の部分
厚さ8mm以下で、階数1かつ3000m2以内まで可(法84条の2、令136条9、10)
*建築物の部分にあっては、準耐火構造の壁、又は令126条の2第二項に規定する防火設備で区画する
スケート場、水泳場、スポーツの練習場その他これらに類する運動施設
不燃性の物品の保管その他これと同等以上に火災の発生の恐れの少ない用途 延焼のおそれのある部分 不可
畜舎、堆肥舎並びに水産物の増殖場及び養殖場
注)詳細については当社ポリカーボネートシートポータルサイト http://www.agc.com/polycarbonate/にアクセスください。