• 施工事例

吉川産業株式会社様

築25年以上を経過した家族向け賃貸マンション。
入居率の改善にも貢献している窓リフォームとは。

吉川産業株式会社
  • ●改修概要
  • 所 在 地 :大阪市福島区
  • 改修概要 :二重窓への改修
  • 使用商品 :まどまど®std
  • 導入時期 :2015年夏〜

福島区といえば、大阪の中心街・梅田とも近い、アクセス至便の好立地。 マンションの前を通る幹線道路には、日夜数え切れないほど多くの車が行き来し、特に夜間の「車の騒音」は、入居者の睡眠の妨げになるほどだったといいます。そうした環境を改善するため、今回お伺いしたマンションでは〈まどまど®std〉を使った窓リフォームを2015年夏から順次実施。その防音効果を実際にご自身でも体験されたというマンションオーナー、吉川産業株式会社の吉川社長と、窓の提案と施工を担当された杉山硝子株式会社の杉山社長にお話をお聞きしました。


オーナーの吉川産業㈱・吉川社長(右)と 施工を担当された杉山硝子㈱・杉山社長(左)

きっかけは自身の体験

― どのようなきっかけで、窓のリフォームを検討されたのでしょうか。
吉川社長  実は私自身も、ある時期このマンションの一室に住んでいたことがあったんです。その頃はちょうどいくつか空室になっていたこともあって、ここに住まわれている方の気持ちを自分自身でも体験してみようということで。実際に住んでみると、外の車の音が騒がしくて寝れなかった。

杉山社長  マンションの前を大きな幹線道路が通っていますからね。実は私も一時期このマンションでお世話になったことがあるのですが、真夜中でもトラックが走るし、雨の日なんかはタイヤが跳ね上げる水しぶきの音が非常に気になります。これまで都会で生活したことがなかったので、慣れるまで眠れなかったですね。

吉川社長  そういう経験をしたものですから、防音に何か良い方法がないかと思って杉山硝子さんに相談してみた…というのが今回の経緯です。ご提案いただいた二重窓へのリフォームについては、実際に体験してみるのが早いだろうということで、早速試しに自分が住んでいた部屋に〈まどまど®std〉を施工していただきました。

― ご自身での導入が第一号だったわけですね。二重窓にされてみていかがでしたか。

吉川社長  防音の効果はわかりやすく体感できますね。外の音がまったく聞こえなくなるわけではありませんが、直接的に届く感じではなく、膜を張ったようなイメージといいますか、耳に対する刺激が違います。快適に眠れるようになりました。


― ご自身で体感された「良さ」が採用の決め手になったのですね。

吉川社長  はい。今、空室になった部屋から順次和室から洋室へのリフォームを進めており、窓も同じタイミングで二重窓に切り替えています。現時点での実績としては10件ぐらいです。賃貸物件のリフォームで窓まで変える例はまだまだ少ないでしょうし、他との差別化になれば…と考えています。二重窓による「防音」と「冷暖房効率」は不動産屋さんのほうでもアピールしてくれています。

杉山社長  二重窓は断熱性にも優れているので、冷暖房のコストはかなり抑えられるはずですよ。それに結露も防ぐことができます。結露というのは断熱が弱い部分に発生する性質があるので、ベランダ側のメインの開口部と併せて、通路側の小窓も断熱性に優れたものに入れ替えることをおすすめしました。

― AGCの商品を検討された理由は。

杉山社長  性能的に信頼できる商品なので。私がこれまで〈まどまど®std〉などAGCの商品をおすすめして「今ひとつだった」という声を聞いたことがないんです。ですので、自信をもって提案できたという点が大きいですね。「こんなに良いものだったらもっと早くやれば良かった」という声も聞きますし、ユーザーさんから別のユーザーさんに紹介してもらえることもあります。

  • <Before / After>

  • <After>ホワイトカラーのまどまど®を設置。クロス・天井の色とマッチしています。

入居募集への効果とオーナーにとってのメリット

― 実際の入居募集への効果はいかがですか。

吉川社長  もちろん二重窓だけの成果ではないと思いますが、現在はおかげさまで入居率100%の状態が続いています。

― 賃貸住宅にとって〈まどまど〉など二重窓を導入するメリットとは何でしょうか。

杉山社長  こういう好立地にある物件のウィークポイントはどこかというと、好立地だからこそ周囲がうるさいということ。駅近だけど電車の音が…とか、国道沿いだけど車の騒音が…とか。要するに強みと弱みが背中合わせなんですね。弱点の部分を、たとえばこうした二重窓で解消していけば、好立地という良い条件だけが競争力になっていきますよね。

吉川社長  本当にその通りだと思います。ある程度築年数を重ねた賃貸物件にとって、住宅設備のリフォームは非常に重要です。クロスや床のリニューアルは当たり前。次に、何にお金をかけるか。オーナーにとっては投資ではありますが、それで数カ月でも早く入居が決まるのであれば、価値のある投資だと思います。それに、オーナー側としては「良い入居者様になるべく長く住んでもらいたい」という思いもあります。少しでも快適な環境を提供することによって長く定着してもらえるのであれば大変有り難いですね。

  • まどまど®stdを前に満足そうなご表情の吉川社長(奥)と杉山社長(手前)

  • 吉川社長にまどまど®stdの説明をする杉山社長

ご採用いただいた<まどまど std>の詳細はこちら →

窓リフォームをお考えの方

個人で窓リフォームをお考えの方

お近くの販売店を探す

建築設計者の方、企業の方
マンション管理会社、管理組合の方