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外観図 |
写真:東出清彦 |
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第二吉本ビルディング——商業スペース名「ヒルトンプラザ・ウエスト」は、
近年開発の進んでいる大阪駅前に建設された商業スペースとオフィススペースの複合ビル。
四ツ橋筋を挟んで対面する吉本ビル——「ヒルトンプラザ・イースト」の拡張という位置づけでつくられたものである。
吉本ビルは17年前に建設され、長年緑のアトリウムで親しまれてきた。
しかし近年の店舗大型化傾向を受けて、面積の拡張が求められていた。
一方隣接する阪神西梅田開発第二期計画には、敷地が道路で二分されるという問題があった。
そこで当ビルオーナーの吉本グループと阪神電鉄が連携して区画整理事業を行い、
相互に事業効率の高い整形の敷地形状に換えて計画が開始されたもの。
低層部(地下2階〜6階)に各々のフロア面積が概ね2000m2の店舗、
高層部8階〜20階に基準階約1,500m2のオフィスを配した。
外殻を全面ガラスのカーテンウォールとし、都市との親和性を高めていることが特長。
また、アプローチ部分に阪神電鉄と共有する「エントランス広場」を設けて、駅前地区の公共アメニティも高めている。
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建築データ
●所在地——大阪府大阪市
●用途——事務所、物販店舗、飲食店舗
●構造——S造、SRC造、RC造
●階数——地下4階、地上20階、棟屋2階
●敷地面積——3,314.5m2
●建築面積——2,450m2
●延床面積——44,000m2
●建主——第二吉本ビルディング
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ガラス施工 |
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・株式会社大阪硝子店 |
・株式会社山田商店大阪支店 |
・旭硝子ビルウォール株式会社(現:旭ビルウォール株式会社) |
・旭硝子ビル建材エンジニアリング株式会社(現:AGC硝子建材株式会社) |
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