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横浜市青葉区の閑静な高台住宅地に立つ3層の二世帯住宅。傾斜した角地という敷地を充分に活かしたこの家はプランもさることながら、外観に大きな特徴がある。ガラスの衣装をまとっているのだ。衣装とは木造住宅用に開発されたガラスカーテンウォール(商品名「ビューウォール」)である。1層目のゲストルーム、書斎、和室、及び二つの階段室に使用された計18枚のガラスカーテンウォールは、2・3層目の杉板横張りと好対照をなし、表情豊かなファサードを創り出している。ガラス面の多用は「1層目を効果的に利用したい」という施主の要望に応えたもので、それを可能にしたのが、RC造やS造よりも費用が安く丈夫な構造でありながら、高い開口率を確保できるSE構法(木質ラーメン工法)である。その採用により外部では水平・垂直方向にガラス面を展開させることができ、内部では透明・乳白の“ガラス壁”を通して採光・眺望・開放性に優れた空間を実現している。
上:1層目の外壁に乳白と透明のガラス、3層吹抜の階段室に透明ガラスを使用した西側ファサード。2・3層目の杉板仕上げとは異なる質感がファサードに効果的な表情を与えている。
下左:北側の階段室部分。外壁面に凹凸がなく、ガラスカーテンウォールの存在を強く意識させる。
下右:北西側からの全景。主要ファサードは「杉板」と逆T字型配置の「ガラス」による2面構成。当初は全面ガラス張り外観を想定していたが、費用の点で断念した経緯がある。1層目耐力壁部分もOSB素地外側に透明ガラス張り。
 

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