レクサス浜田山

東京・杉並の井の頭通り沿いに位置するレクサスの2階建て路面店型ショールーム。従来までのモノトーン・ハイテック指向による高級感の醸成から、アースカラー・自然素材によるサスティナブル性のアピールへと、店舗展開コンセプトを大きく変換しつつあるレクサスブランドを象徴するショールームのひとつです。 2階奥に設けられた展示車両の搬入・搬出に用いられるエレベーター前の開閉扉には、全面に内装用軽量ミラー「プリュムミラー」（試験販売中）が採用され、フロア全体の明るさ感アップを図るとともに、空間に奥行きと広がりを与えています。

車両搬入・搬出用エレベーターの前面に「プリュムミラー」による開閉扉を設置。従来ミラーよりも大幅な重量減を実現した軽量ミラーの採用により、安全性やコストパフォーマンスをクリアしながら開閉扉への設置も容易に。

お施主様からのコメント

「レクサス浜田山」のリニューアルは、トヨタがレクサスブランドのさらなる展開のために、サスティナブル性に重きを置くお客様やファミリー層を主眼に、“訪れやすい店舗”をテーマに、昨年から改装を進めているショールームの一環として実現したものです。アースカラーや自然素材による親しみやすさ、明るい店内、わかりやすい動線…。これらデザインコンセプトの一環として、どうしても死角になりがちな車両用エレベーターまわりの処理に悩んでいたとき、「プリュムミラー」に出会いました。軽量な「プリュムミラー」は、開閉扉にも比較的簡単に設置できる。そこで、車両用エレベーターの前面にこの材料を採用した開閉扉を設けることを考えました。「プリュムミラー」は、これまでデッドスペースと考えられがちだった場所を、鏡ならではの反射性や輝きはそのままに、その軽量さにより空間全体の魅力をさらにサポートする場所へと転換することができる希有な材料だと思います。今後の店舗展開においても、今回の発見を活かして、積極的に採用していきたいと思っています。

トヨタモビリティ東京戦略本部店舗開発部担当課長　山口直規氏

所在地：	東京都杉並区

設計：	トヨタモビリティ東京

使用部位：	車両搬入用エレベーター前扉面

使用品種：	ラコベルプリュム「プリュムミラー」（試験販売中）

編集後記

本日の特集はいかがでしたでしょうか。

今回は「ラコベルプリュム」のバリエーションとしてラインナップしている「プリュムミラー」の採用事例をご紹介しました。
プリュムミラーのミラーの厚さは3ミリで、一般的なミラー（厚さ5ミリの場合）と比べて薄いため、映り込みの映像も明るく見えるといったメリットもあり、その点も本事例にマッチしていると思います。

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