ポリカーボネートシート

中空ポリカーボネートシート

ツインカーボ®

注)この商品はAGC株式会社の販売となります。AGCのポリカーボネート商品をご紹介する専用サイトもあわせてご参照ください。ポリカーボネート商品には専用カタログをご用意しております。お気軽にご請求ください。 http://www.agc.com/polycarbonate/

ポリカーボネートを特殊技術で一体成型した中空構造シートです。
横浜メディカルセンタービル
横浜メディカルセンタービル

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● 中空構造のため超軽量。同厚ガラスの約1/10、一般のポリカーボネートシートの約1/5以下のため、枠などへの荷重負担を減らし施工の自由度が拡がります。

● 中空構造により同厚ガラスの約2倍の断熱効果を発揮します。

● 透明な金属と呼ばれるポリカーボネート。ハンマーなどでたたいてもまず割れません。

● 屋外側表面に耐候性処理を施しています。黄変・劣化しにくく初期の透明感が持続します。(ツインカーボ® iシリーズとASマットは除きます。)

● 常温で曲げるコールドフォーミング工法がリブ方向板厚の180倍R以上で可能です。(ツインカーボ® タフネス、dシリーズ、ASマットは除きます。)

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バリエーション

スタンダード

img9.jpg img10.jpg img15.jpg img16.jpg img21.jpg
クリア 乳半 ブロンズ グレー ブルー
img22.jpg img27.jpg
クリスタルグリーン クリアフロスト

 

タフネス iシリーズ〈iシリーズは内装専用です〉
img11.jpg img12.jpg img13.jpg img14.jpg
クリア 蛍光イエロー 蛍光レッド 蛍光オレンジ
ヒートカット dシリーズ
img17.jpg img18.jpg img19.jpg img20.jpg
ミストグリーン やわらぎ無地 やわらぎ雲竜 すだれ
ASマット ツインカバー ツインジョイナー
img23.jpg img24.jpg img25.jpg img26.jpg
クリア ミルキーグリーン クリア、乳半 クリア

ラインナップ

スタンダード

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
4 4.5 6 10 16
クリア 2000×4000
ブロンズ
グレー
乳半
ブルー
クリスタルグリーン
クリアフロスト

タフネス

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
16 25 32
クリア 2000×4000
1200×4000

dシリーズ

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
6 10
やわらぎ無地 2000×3000
やわらぎ雲竜
すだれ

ヒートカット

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
10
ミストグリーン 2000×4000

ASマット

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
4 6
クリア icon-as-mat icon-as-mat 2000×3000
ミルキー
グリーン
icon-as-mat icon-as-mat

iシリーズ(インテリア向け)

カラー 板厚(ミリ) 最大寸法
W×H(mm)
4
蛍光イエロー 2000×4000
蛍光オレンジ
蛍光レッド

60_01

◎両面耐候コーティング
○片面耐候コーティング
☆片面耐候コーティング・片面和風柄印刷
●コーティング無(内装専用)
icon-as-mat 両面 帯電防止

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施工例

物件名
Y邸
設計
flow architecture
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TWINCARBO(ツインカーボ®・中空シート)

● 標準品

品種 板厚(ミリ) 定寸(mm)  特寸最大寸法(mm)
W×H*4
掲載
ページ
4 4 4.5 6 10 16
断熱高耐候中空シート ツインカーボ
スタンダード
クリア 2000×2000 2000×4000 140
ブロンズ
グレー
乳半
ブルー
クリスタルグリーン
クリアフロスト
高剛性断熱高耐候中空シート ツインカーボ
タフネス
クリア 16 2000×2000 2000×4000
25、32  – 1200×4000
遮熱断熱高耐候中空シート ツインカーボ
ヒートカット
ミストグリーン  – 2000×4000
内装専用断熱中空シート ツインカーボ
iシリーズ
蛍光イエロー 2000×4000
蛍光オレンジ
蛍光レッド  –
装飾断熱高耐候中空シート ツインカーボ
dシリーズ
やわらぎ無地 2000×3000
やわらぎ雲竜  –
すだれ
帯電防止断熱中空シート ツインカーボ
ASマット*9
クリア  – 2000×3000
ミルキーグリーン  –

*4:特寸は、お客様のご希望寸法へカットすることを意味します。
*9: 両面帯電防止です。
*10: ツインカーボ®をご注文の際は、下図のとおりW・Hをご指定ください。
59_03注1)板厚の許容差はJIS K 6735に準拠しています。(ツインカーボ®は除く)
注2)2014年3月1日より、レキサン™ 90316、SG305 および マーガードの販売をSABICイノベーティブプラスチックスジャパン合同会社に移管いたしました。
注3)ツインカーボ®サインオパールは、2014年12月末をもって販売終了いたしました。

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ポリカーボネートシート テクニカルサポート

■物性表
ポリカーボネートシート(カーボグラス®)と他の素材の物性を比較しました。
物性 性質 試験法 単位 ポリカーボネートシート PMMA
(アクリルシート)
PVC
(塩ビシート)
FRP ガラス
規格物性
JIS K 6735
機械的
性質
引張降伏応力 JIS K 7162 MPa 65.4 75 34~62 70~110
引張破壊呼び
ひずみ
JIS K 7162 % 110 5 2~4
引張弾性率 JIS K 7162 MPa 2340 3200 2500~4100 8000~11000 70608
シャルピー衝撃
強度
JIS K 7111/leA KJ/m² 8.5~12.6 40~80
引張衝撃強さ*1 JIS K 7160/A KJ/m² 192
熱的性質 荷重たわみ温度 JIS K 7191-1,2/A 134 71~79 54~74 204~ 720~730
ビカット軟化点
温度
JIS K 7206/B 146
加熱収縮率 % 1.8~2.2
光学的
性質
全光線透過率*2 JIS K 7361-1 % 86 93 82 90
その他の物性 物理的
性質
比重 JIS K 7112 1.2 1.19 1.35~1.45 1.42 2.5
吸水率 JIS K 7209 % 0.17 0.3 0.07~0.4 0.06~0.28 0
ロックウェル硬度 ASTM D785 Rスケ−ル 124 124 115~120 Barcol
60~70
モース6
機械的
性質
曲げ強さ JIS K 7171 MPa 106 118 88.2~98.0 130~200 49.0
曲げ弾性率 JIS K 7171 MPa 2470 3200 2940~3140
アイゾット衝撃強さ ASTM D256 J/m 880 16~30 29.4~39.2 130~1000
熱的性質 ガラス転移点*3 JIS K 7121 143~149
比熱*3(20℃) JIS K 7121 J/g・℃ 1.17 2 0.8~1.2 1.04 0.83
熱伝導率 ISO 22007-2 W/(m・K) 0.235 0.21 0.13~0.30 0.42~0.67 1.0
線膨張係数 JIS K 7197 ×10-6/℃ 72 70 50~185 20~30 9
光学的
性質
屈折率 ASTMD542 1.59 1.49 1.52~1.55
紫外線透過率*2 (380nm) % 0
(400nm) % 59.3
電気的
性質
誘電率 ASTMD150
(1MHz)
Ω・cm 2.96 4.0 3.0~4.3
誘電正接 tanδ 0.011 3.5~4.5 2.8~3.1 5.3~7.3
表面抵抗率 ASTM D257 ×1017Ω 1.6~3.1 >1016
体積固有抵抗率 ASTM D257 ×1017Ω・cm 1.5 >1016 >1016
絶縁破壊電圧 ASTM D149 Kv/mm 55 20 14.7~29.5 13.6~16.5
耐アーク性 ASTM D495 sec 97~106 60~80 140~180
*1:板厚t=3mm *2:板厚t=5mm *3:DSC示差走査熱量測定
注1)上記データは測定値であり、保証値ではありません。
注2)ポリカーボネートシート以外の物性値は文献より引用したものです。
■ポリカーボネートシートの納まり例
◯面クリアランス(a)
 シートの熱膨張(例えば、温度差50℃で1m当たり約3.6mm)によるシーリング材のせん断破損を防止するために十分な面クリアランスを確保してください。
 詳細はシール施工店にお問い合わせください。
◯エッジクリアランス(b)
 シートの熱膨張に対する逃げを確保してください。
・b上=Y辺膨張量  ・b下=0 ・b右=b左=X辺膨張量/2
◯のみ込み代(c)
 設計最大荷重時のたわみによる各辺の「ずれ量」に安全係数(3以上)を乗じて求めます。詳しくはお問い合わせください。
■ツインカーボ®の断面形状
ツインカ スタンダード
ヒートカット
i(アイ)シリーズ
d(ディ)シリーズ
ASマット
4/4.5 poricabo_04.jpg
6 poricabo_04.jpg
10 poricabo_05.jpg
16 poricabo_06.jpg
タフネス 16 poricabo_08.jpg
25
32
poricabo_08.jpg
注1)リブは製造上、垂直でない場合もありますのでご了承ください。
注2)両端にアルミテープを貼ってご使用ください。
■全光線透過率
ポリカーボネートシートの品種、厚さごとの全光線透過率を以下に示します。 単位:%
品種・板厚 2mm 3mm 4mm 5mm 6mm 8mm 10mm 12mm
カーボグラス
ポリッシュ
クリア 88 87 86 86 84 82 80 81
ブロンズ 52 52 52
グレー 52 52 52
乳半 50 42 26
ホワイト 29 21 11
クリスタルグリーン 87 84 82
ピュアグリーン 71 71
ロゼブロンズ 24 24
カーボングレー 24 24
0 0 0
カーボグラス
フロスト
クリア 89 83 82 82 80
ブロンズ 52 52
クリスタルグリーン 87 82 78
カーボグラス霞 クリア 90 89
*印:特注品につき、都度お問い合わせください。
-印:製造不可品、及びデータがありません。
注) カーボグラス®XL・XLW、カーボグラス®SG・SGW、カーボグラス®SG-AH等のコーティング品も基材と同様の数値になります。
上記データは測定値であり、保証値ではありません。
単位:%
品種・板厚 4mm 4.5mm 6mm 10mm 16mm 25mm 32mm
ツインカーボ
スタンダード
クリア 80 80 80 79 70
ブロンズ 36
乳半 59 59 54 45 45
ブルー 27
クリスタルグリーン 73 70
クリアフロスト 77 77 77
ツインカーボタフネス 55 38
*印:データがありません。
-印:規格品種外。
上記データは測定値であり、保証値ではありません。
■熱貫流率(W/(m²・K))
板厚 ポリカーボネートシート
(ツインカーボを除く)
ツインカーボ
スタンダード
ツインカーボ
タフネス
3mm 6.0
4mm 4.0
5mm 5.7
6mm 5.5 3.5
8mm 5.2
10mm 5.0 3.0
12mm 4.5
16mm 2.4 2.0
25mm 1.6
33mm 1.4
■耐候性
●サンシャインウェザーメーターによる促進曝露実験結果
上記実験結果はAGCでの測定値の代表例です。
保証値ではありませんのでご了承願います。
●黄色度、黄変度
黄色度(YI)とは無色または白色から色相が黄色方向に離れる度合いで、プラスの量として表示されます。従って、黄色度がマイナスの値で表示される時は色相が無色または白色から青色方向へ移行することを示します。
黄変度(⊿YI)とは光、熱などの環境に曝露されたプラスチックの劣化の評価に用いられ、初期の黄色度と曝露後の黄色度の差によって表示されます。黄変度は次の式によって計算されます。
⊿YI=YI-Ylo
 ⊿YI:黄変度
 YI:曝露後の黄色度 
 Ylo:試験用試料または試験片の初期の黄色度
従って⊿YIがプラスの量の場合は、黄色度が増加したことを示します。
■耐擦傷性*1
●カーボグラスSG-AH
テーバー摩耗試験(500g×100回):
ヘイズ値 11.8%
一般ポリカーボネートシート及びカーボグラスSG-AHの耐擦傷性について、JIS K 7204 に準じたAGC試験方法を行い、その結果を他の材料と比較して下に示しました。
*1:耐擦傷性に関する試験は、擦傷性物質と試材を摩擦させ、それによって生じた傷の程度を光学的に測定し、ヘイズという量で表示します。

ヘイズ(HAZE)% = 拡散透過光量

全透過光量

*2: テーバー摩耗試験はすべり摩耗に伴う表面の耐摩擦性を測定評価するもので、日本工業規格(JIS)及び米国工業規格(ASTM)にも採用されている代表的な試験方法です。
フラットに回転する試料面に2個の摩耗輪を圧着させ荷重を加えて輪状に摩耗を行い、その程度をヘイズで測定します。
*3: 上記、テーバー摩耗試験のヘイズ値は測定値の代表例です。保証値ではありませんのでご了承願います。

テーバー摩耗試験結果

ガラス
条件:500g×500回
ヘイズ値:1以下

一般ポリカーボネート
条件:500g×100回
ヘイズ値:31.6

カーボグラスSG-AH
条件:500g×100回
ヘイズ値:11.8
■ツインカーボ®部材
商品名 品 種 適応する板厚
(ミリ)
長さ(mm) 形状 掲載
ページ
ツインカボ部材 端部カバ ツインカバ クリア 4.5(4.0兼用)
6.0 10.0 16.0 25.0 32.0
2000 140
乳半 4.5(4.0兼用)
6.0 10.0 16.0
つなぎ材 ツインジョイナ クリア 4.5(4.0兼用)
6.0 10.0 16.0
3000 140
注)仕様は、予告なく変更する場合がございますので、最新の品種一覧表は、右記Webサイトでご確認ください。http://www.agc.com/polycarbonate/
■ご注意
商品名 品 種(商品名) 個別のご注意 共通のご注意
ボグラス ポリッシュ
フロスト

XL/XLW
SG/SGW
SG-AH
・コールドフォーミング(常温曲げ)で使用する場合は、板厚と曲率半径を、下記の条件で設計してください。

・コールドフォーミング時の制約
曲げ半径 r≧180t(tは板厚)
曲げ角度 θ≦90°
θ>90°の場合は構造上θ≦90°となるように分割補強が必要です。この場合の強度検討は分離された寸法条件で実施してください。)
板寸法比
原則として
0.5≦a/b≦3.0

・熱加工、印刷についてはご相談ください。
・シーリング材には、シートの物性に影響を与えないアルコール型シリコーンシーラントが適していますが詳細については各シーリングメーカーにお問い合わせください。なお、プライマーはクラック・白濁の原因となることがありますので使用しないでください。酢酸系シリコーンシーラントは、使用できません。
・原則として、セッティングブロックは不要です。
・サッシの清掃には、ノルマルヘキサンをご使用ください。
・ガスケット類・パッキング材は、クラックの原因となるので軟質塩ビは避け、EPDMまたはシリコーン製のものをお使いください。
・ボルト止めの場合にも、熱膨張・熱収縮のため、1m当たり3.6mmのクリアランスが必要です。したがってボルト穴はルーズホールにしてください。穴位置は、シートのエッジからボルト穴径の2.5倍以上とり、水密を必要とする時、ルーズホールにはシリコーンシーリング材を充填し、ボルトの締めすぎに注意してください。
・マスキング(保護フィルム)は施工が終わるまでは取り除かないでください。但し、施工後はすみやかにはがしてください。長期間放置するとはがれにくくなる場合があります。
・ポリカーボネートシートはガラス・アクリル等に比べ、衝撃強度が高く割れにくい材料ですが、故意に板の上に乗ったりハンマーで叩いたりしないでください。

ポリカーボネートシート 板厚 早見表
●建設省東住指発第409号他による ●用途:窓(平板) ●長辺/短辺比=2

注)この表は参考値ですので、正確な計算値が必要な場合には、
http://www.agc.com/polycarbonate/にアクセスください。
商品名 品 種(商品名) 個別のご注意 共通のご注意
ツインカ中空シ スタンダード ・屋外でご使用の場合の板厚検討は下記サイトをご参照ください。
http://www.agc.com/polycarbonate/
・外装または水回りにご使用の際は、リブ方向が、地面に対して垂直になるように施工してください(図1 参照)。水平に施工するとリブ内にゴミがたまりやすくなりますのでご注意ください。
・結露水を排出するため、サッシには水抜き孔をあけてください。
・埃、水等が入ることがありますので、両端部にはアルミテープ又は、ブチルテープを貼ってください。
・肉厚が薄く、通常四方枠に収めた施工を標準としています。メーカー切断の場合は、周囲に多少のヒビやバリがある場合がございますのでご了承ください。
・実際の商品は両面養生フィルムを貼ってお届けいたします。(ASマット、すだれは除く)
・〈ツインカーボ®i(アイ)シリーズ〉〈ASマット〉は内装専用です。屋外でのご使用は、〈i(アイ)シリーズ〉〈ASマット〉以外のご使用をお奨めいたします。
図1 水回り使用の場合

コールドフォーミング工法について
コールドフォーミング工法とは、シートを常温で曲げて取り付け、四辺を固定することにより一次曲率を有した形状に施工する工法です。
〈ツインカーボ〉のコールドフォーミング工法の注意点は以下の通りです。
・〈ツインカーボ〉のリブの流れに沿って曲げてください。(図2 参照)
・板の寸法比は曲げる辺(H)と曲がらない辺(W)の長さが、H>Wであることが不可欠です。実際の施工を考慮するとH>2W であることが望ましいです。
・各板厚に対する許容曲率半径(R)は常温で屋外使用の場合R≧180t
 R:許容曲率半径(mm)  t:板厚(ミリ)
また、許容曲げ角度(θ)はθ≦90度
90度を超える場合は、分割し、90度以内にしてください。
図2
ヒートカット ・屋外でご使用の場合の板厚検討は下記サイトをご参照ください。
http://www.agc.com/polycarbonate/
dシリーズ ・コールドフォーミング(常温曲げ)はできません。
・屋外でご使用の場合の板厚検討は下記サイトをご参照ください。
http://www.agc.com/polycarbonate/
iシリーズ
ASマット
iシリーズ、ASマットは内装専用です。
ASマットはコールドフォーミング(常温曲げ)はできません。
タフネス ・コールドフォーミング(常温曲げ)はできません。
・屋外でご使用の場合の板厚検討は下記サイトをご参照ください。
http://www.agc.com/polycarbonate/

■ 建築基準法改正におけるポリカーボネート板使用範囲の変更について
➊ 建築基準法改正の概要
平成10年6月の建築基準法改定(平成12年6月施行)により、旧法では不燃材料で造ることとされていた法22条第一項・法25条・法63条の屋根については、火災による火の粉に対する技術的基準に適合するもので「大臣が定めた構造方法を用いるもの」又は「大臣の認定を受けたもの」とすることになりました。なお、このような屋根のなかでも“不燃性の物品を保管する倉庫等の屋根”については、技術的基準のうち有害な発炎がないことを満足していれば良いとされています。
➋屋根におる新認定の内容
(1)新認定の取得
一般のポリカーボネート板も上記の法において建築基準法63条及び同法施工令第136条の2の2第一号(防火地域又は準防火地域内の建築物の屋根“不燃性物品を保管する倉庫等の屋根に使用できる構造”)の規定に適合するものとして、以下の番号で大臣認定を受けております。
この認定を受けたものについては、
「法第22条第一項・法第25条・法第63条による屋根において、屋根以外の主要構造部を準不燃材料として不燃性の物品を保管する倉庫その他これに類する用途について使用可能」となります。
(カーボグラス®については、前述のような不燃性の物品を保管する倉庫等の屋根について、旧準難燃グレード・一般グレードの区別なく使用可能となります。)
(2)新認定での使用可能な範囲
●区分:法第22条第一項・法第25条・法第63条により要求される屋根
●用途:不燃性の物品を保管する倉庫、その他これに類するものとして国土交通省大臣が定める用途
[大臣が定める用途(建設省告示第1434号)]
1.スケート場、水泳場、スポーツの練習場その他これらに類する運動施設
2.不燃性の物品を取り扱う荷捌き場その他これと同等以上に火災の発生のおそれの少ない用途
3.畜舎、堆肥舎並びに水産物の増殖場及び養殖場
●構造:屋根以外の主要構造部は準不燃材料とする
●面積:制限無し
●延焼のおそれのある部分:制限無し
*1 上記で表現されていない用途については、「不燃性の物品を取り扱う荷捌き場と同等以上に火災発生のおそれの少ない用途」とみなされるか建築主事の判断によることになります。
*2 不燃性の物品を保管する倉庫に類する用途を規定した建設省告示第1434号の解釈については、日本建築行政会議(旧日本建築主事会議)より、以下の内容で情報公開されています。
●平成14年5月30日 日本建築行政会議
「建築物の屋根をポリカーボネート板等でふく場合」
二号:不燃性の物品を取り扱う荷捌き場と同等以上に火災の発生のおそれの少ない用途の例
1.通路、アーケード、休憩所
2.十分に外気に開放された停留所、自動車車庫(床面積が30mm²以下のものに限る)、自転車置場
3.機械製作工場
*1 現時点では、「法第27条、第61条、第62条」等で、耐火建築物や準耐火建築物など耐火構造・準耐火構造の屋根が要求される場合には適合しませんが、これらの取扱いについては現在、関係機関と協議中です。
*2 法第84条の2、令第136条9、10に基づく「簡易な構造の建築物」については、面積制限が緩和(1500m²→3000m²)されている部分もありますが、その他条件は従来通りで使用可能です。
AGCの製品名 旧認定番号 新認定番号
カーボグラス
(JIS K 6735に適合するもので板厚8.0mm以下)
東住指発第409号
東住街発第111号
DW-9054
注)ツインカーボは該当いたしません。
■ポリカーボネート板の使用範囲一覧表
分類 適応部位 防火・準防火地域 法22条指定地域 その他
不燃性の物品を
保管する
倉庫等の屋根
DW-9054 スケート場、
水泳場、
スポーツの練習場
その他これらに類する運動施設
その他これに類する運動施設
(日本建築行政HPより)
・テニス練習場
・ゲートボール場
・スポーツ専用で収納可燃物がほとんどなく、見通しのよい用途
屋根 延焼のおそれのある部分以外の部分 屋根以外の主要構造部を準不燃材料とする

●ポリカーボネート板の場合
厚さ8mm以下

● ポリカーボネート折板の場合見付面積に対する等価厚さに換算し8mm以下
不燃性の物品を取り扱う荷捌き場その他これと同等以上に火災の発生の恐れの少ない用途 その他これらと同等以上に火災の発生の恐れの少ない用途(日本建築行政会議HPより)
・通路、アーケード、休憩所
・十分に外気にさらされた停留場、自動車車庫(床面積が30m²以下)、自転車置場
・機械製作工場
延焼のおそれのある部分
畜舎、堆肥舎並びに水産物の増殖場及び養殖場
簡易な構造の建築物 JIS K 6735
[建設省告示第1434号による]
自転車車庫(150m²未満) 屋根、壁 延焼のおそれのある部分
以外の部分
厚さ8mm以下で、階数1かつ3000m2以内まで可(法84条の2、令136条9、10)
*建築物の部分にあっては、準耐火構造の壁、又は令126条の2第二項に規定する防火設備で区画する
スケート場、水泳場、スポーツの練習場その他これらに類する運動施設
不燃性の物品の保管その他これと同等以上に火災の発生の恐れの少ない用途 延焼のおそれのある部分 不可
畜舎、堆肥舎並びに水産物の増殖場及び養殖場
注)詳細についてはAGCポリカーボネートシートポータルサイト http://www.agc.com/polycarbonate/にアクセスください。

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ガラスを安全に末永くお使い頂くために、
板ガラス製品全般に関係する注意事項をまとめました。
カタログをご利用になる際、是非ご確認ください。
また、各商品グループ・商品に特有の注意事項に関しては、
第16章の「設計・施工上のご注意」欄でも詳細にご説明しています。
併せてご確認をお願いいたします。

『ガラスが破損しますと、ガラスの破片で人が重症を負ったり、時には死亡したりすることがあります。
ガラス周辺の設計に際しては、破損事故の危険性を最小限にするため、「ガラスを安全に末永くお使い頂くために」をご確認ください。』

AGC_syohin_1001_01.gif 警告マークを付した項目は、ガラス破損等による事故防止のために、特に重要な事項が説明されています。必ずご一読いただきますようお願いいたします。
AGC_syohin_1001_02.gif 注意マークを付した項目は、商品の劣化などを防止するための品質保持に関する事項が説明されています。

ガラスの品種・呼び厚さ・納まりのご設計にあたっては、下記事項をご考慮ください。

● 商品仕様を十分ご確認の上、商品を選択してください。
● 省エネ・安全・防火・意匠など、求められる機能からガラスの「品種」をお選びください。
● ガラスの使用部位・寸法などの条件から、必要な技術検討を実施頂き「呼び厚さ」をお選びください。
● 呼び厚さ・最大寸法などの品揃えは、ガラスの品種ごとに異なりますので、商品の「バリエーション」欄および第16章「製品の種類と寸法一覧表」の最大・最小、規格寸法を今一度ご確認ください。
● ガラスを安全に末永くお使い頂くため、「納まり」などガラス周辺のご検討も合わせてお願いいたします。
● 商品の仕様によって、その商品独自のご注意のみならず、商品を構成するガラス素板それぞれのご注意にも合わせて配慮いただく必要があります。

設計上のご注意

ガラスの強度検討AGC_syohin_1001_01.gif
外力によるガラスの破損を防止するために、必要に応じて次の(1)~(5)の強度検討を実施の上、ガラスの品種・呼び厚さをご選定ください。
 
(1)風圧に対する強度検討
例えば、窓や外部ドア等、風圧を受ける部位にガラスを使用される場合は、台風時の強風等によるガラスの破損を防止するため、耐風圧強度をご検討の上、ガラスの品種・呼び厚さをご選定ください。〈技術資料編4- 1参照〉
(2)衝撃に対する強度検討
例えば、住宅のテラス窓・学校の窓・公共施設の玄関ホール等、人体または飛来物による衝撃が予想される部位にガラスを使用される場合は、ガラス破損による事故を防止するために、「所定の衝突力に対して割れないガラス」または「割れても安全なガラス(合わせガラス、強化ガラス)」をご選定ください。〈技術資料編4- 3・4- 4・4- 5参照〉
(3)傾斜面でガラスを使用する際の強度検討
例えば、トップライトや傾斜面の窓等、垂直以外の角度でガラスを使用される場合は、風圧・積雪荷重・ガラス自重の組み合わせによるガラスの破損を防止するため、特別な強度検討を実施の上、ガラスの品種・呼び厚さをご選定ください。また、万一破損した場合のガラス破片落下による事故を防止するため、合わせガラスの使用・飛散防止フィルム貼付・網入板ガラスの使用等、落下防止措置を必ず講じてください。〈技術資料編4- 2参照〉
(4)特殊な荷重を受ける場合の強度検討
例えば、棚板や床等、特殊な集中荷重を受ける部位にガラスを使用される場合は、特殊支持条件のもとでの強度検討を実施の上、ガラスの品種・呼び厚さ等をご選定ください。また、床材としてガラスをご使用になる場合は、ガラス破損時の人体落下事故を防止するため、必ず強化合わせガラスをご使用頂き、万一、ガラスが1枚破損した場合でも、非破壊のガラスで設計荷重に耐えられるようにご設計ください。〈技術資料編4- 2参照〉
(5)水圧に対する強度検討
例えば、水槽やプールののぞき窓のように、長期にわたって水圧を受ける部位にガラスを使用される場合には、万一のガラス破損時でも二次的損害を防止できるように特別な考え方に基づく強度検討を必ず実施の上、ガラスの品種・呼び厚さ等をご選定ください。〈技術資料編4- 8参照〉
熱割れを防止するための検討AGC_syohin_1001_02.gif
例えば、熱線吸収板ガラス・熱線反射ガラス等の日射吸収率の高いガラス、網入板ガラス・呼び厚さの厚いガラス等のエッジ強度の比較的小さいガラスをご使用になる場合、網入板ガラスを用いた複層ガラス等をご使用になる場合は、日射によるガラスの熱応力破壊(熱割れ)を防止するため、熱割れ強度をご検討の上、ガラスの品種・呼び厚さ・窓枠の種類・窓枠への納まり・カーテンやブラインドの種類等をご選定ください。また飛散防止や遮熱・遮光等の機能を持ったフィルム等を貼る場合は、必ずフィルムメーカーにて熱割れ計算を行ってください。
※・ サンルックス、サンカットΣと網入板ガラスを用いた合わせガラス・複層ガラス ・ Low-Eガラスと網入板ガラスからなるサンバランス ・ フロート板ガラスと網入板ガラスからなるペアガラス〈技術資料編4-6参照〉
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地震時のガラス破損を防止するための納まり検討AGC_syohin_1001_01.gif
地震時の建物の変形(層間変位)によって窓枠が変形する場合、はめ込み枠とガラスとのエッジクリアランスによって変形を吸収して、ガラスの破損を防ぎます。窓枠の変形量に対して十分なエッジクリアランスを確保してください。 〈技術資料編4- 7参照〉

日本建築学会ではエッジクリアランス等の標準的な寸法について、「建築工事標準仕様書17番ガラス工事(JASS17)」に基準を定めています。
〈総合カタログ商品編 第16章「板ガラスの納まり寸法標準」参照〉
また、硬化性パテを用いたグレイジングでは、はめ込み枠とガラスとの変形を拘束して破損の原因となります。弾性シーリング材、またはグレイジングガスケットによるグレイジングをお薦めいたします。
雨水などによるガラスの品質低下を防止するための納まり検討AGC_syohin_1001_02.gif
網入・線入板ガラス、複層ガラス、合わせガラスを使用される場合には、雨水等による下記の品質低下を防止するため、止水性・排水性が確保できる納まりとしてください。特に、ガラス小口を露出するような納まりや、水抜き孔のないビード、ガスケットの使用は避けてください。 〈第16章「板ガラスの納まり」および各商品の「設計・施工上のご注意」参照〉
(1)網入・線入板ガラス→線材が錆びてエッジ強度を低下させ、錆割れや熱割れの原因となります。
(2)複層ガラス→封着材が劣化して中空層内結露の原因となります。
(3)合わせガラス→特殊フィルムが劣化して「シミ」や膜剥離の原因となります。
ガラスの加工に関するご注意AGC_syohin_1001_01.gif
(1)切り欠き加工、孔明け加工切り欠き・孔明け加工をすると、切り欠きの入り隅部・孔部の強度が著しく低下する場合があります。外力のかかる部位にはご使用にならないでください。やむを得ずご使用になる場合は、強化ガラス・強化合わせガラス等をご使用ください。
(2)フロスト加工 AGC_syohin_1001_01.gifフロート板ガラスの表面をフロスト加工すると、曲げ強度は型板ガラスと同程度の水準に低下します。耐風圧設計にあたっては、型板ガラスの強度係数を用いてください。
(3)強化加工、倍強度加工、合わせ加工、複層加工 ガラスの品種によって、加工できないものがあります。
〈テンパライト〉(強化)〈HSライト〉(倍強度)〈ラミセーフ〉(合わせ)〈ペアガラス〉(複層)の各商品ページをご覧ください。
その他のご注意AGC_syohin_1001_02.gif
(1)水掛かり部分にガラスをご使用になる場合
噴水、浴室、冷却塔周辺など、ガラス表面で水分の濡れと乾燥が繰り返されるような部位に使用しますと、ガラスからの溶出成分と空気中の炭酸ガスが反応固着するなどして、ガラス表面を白濁させてしまいます。固着物を取り除くためには、表面を機械的に研磨するしか方法はなく、状況によっては取れなくなる場合もあります。
(2)ガラスを傾斜面でご使用になる場合 トップライトなどでガラスを傾斜面で使用する場合、夏場日中など太陽高度の高い時間帯の日射が、水平に近い角度で反射した場合、周囲の人の目に入り眩しさを感じさせる可能性があります。太陽の反射光が周囲の建物などに影響を与える場合、設計段階からメーカー、施工業者とも相談の上、周辺の迷惑にならないよう、ご検討いただくようお願いいたします。 なお、AGCアメニテック(株)では、反射光軌跡シミュレーションを有料でお受けいたしております。
〈技術資料編9- 1参照〉
(3)その他の特殊なご使用方法については、その都度安全性をご確認ください。

施工上のご注意AGC_syohin_1001_01.gif

納まりの確認AGC_syohin_1001_02.gif
施工されるガラス品種・呼び厚さに適した納まりになっているかどうか、下記事項に関してご確認をお願いします。〈第16章「板ガラスの納まり」、各商品の「設計・施工上のご注意」、「板ガラスの納まり寸法標準」参照〉
(1)ガラス品種に応じた構法となっているかどうか。
(2)所定のかかりしろ、クリアランスが確保できているかどうか。
(3)セッティングブロック、バックアップ材、シーリング材、グレイジングガスケットなどが適切に選定されているか。
採寸・ご発注
次のガラスは現場切断が困難なため、正確な寸法で原寸発注をお願いします。強化ガラス、倍強度ガラス、複層ガラス、合わせガラス。
切断、面取りなどをされる場合
(1)ガラスは、できるだけきれいに切断(クリーンカット)してください。
(2)糸面取りや切り口修正などでサンダーを使用する場合は、#120以上のできるだけ細かい番手のものをご使用ください。また、グラサード用ガラス、高性能熱線反射ガラス、二辺支持のガラスなど、エッジ強度を確保するために特別な面取り加工を施してある製品の小口を損傷してしまった場合の修正は、当該面取り加工と同等の加工が必要となります。
はめ込み溝の確認AGC_syohin_1001_01.gif
はめ込み溝内部に、ビスなど地震時にガラスエッジに接触する恐れのある突起物がないかどうか、また、水抜き孔が塞がっていないかどうかをご確認ください。
養生AGC_syohin_1001_02.gif
(1)ガラスに「ガラス注意」などの貼り紙を貼る場合には、マスキングテープなどをご使用ください。でんぷん質系の糊を使用するとガラス表面剥離の原因になりますので避けてください。
(2)ガラスのはめ込み後、吹き付け材などの汚れが付く恐れのある場合には、塩ビシートなどをガラス面に張り付けて養生してください。
(3)ガラスのはめ込み後、溶接火花がかかる恐れのある場合は、薄鋼板または合板などで必ず養生をしてください。溶接火花による傷は補修できません。

使用・メンテナンス上のご注意

ひび(クラック)の生じたガラスは放置しないでください。AGC_syohin_1001_01.gif
ガラスに生じたクラックは、それが小さいものであっても強度を著しく低下させます。
クラックの生じたガラスは、手で軽く押したり、比較的弱い風が吹いただけで破損する事がありますので、放置せずにできるだけ早い時期にガラスをお取り替えになることをお薦めいたします。また、ガラステーブル天板・強化ガラスドアの周辺部などの特殊な面取り加工を施したものを除いて、一般にガラスのエッジ部分は非常に鋭利で危険です。ガラスのお取り替えにあたっては、専門の工事業者様へご用命ください。
 
トップライト等のガラスの上には、絶対に乗らないでください。AGC_syohin_1001_01.gif
トップライト等に使用されているガラスは、通常、人体による集中荷重に対する強度検討は実施されていません。例えば、トップライトガラスを清掃する際など、ガラスには絶対に乗らないでください。
ガラスの熱割れにご注意ください。AGC_syohin_1001_02.gif
次のようなことをすると、ガラスに熱をこもらせて「熱割れ」の原因となります。
・ 飛散防止や遮熱・遮光等の機能をもったフィルム等を貼ること
・ ガラス面に密接して物を置いたり、立て掛けたり、衣類、クッション類を干したりすること
・ 段ボール箱などを室内ガラス面に近づけて置くこと(一時的な仮置きも含む)
・ ロッカーやパーティション、家具などをガラス面に近づけて設置すること
・ カーテンやブラインド等をガラスの全面もしくは一部に密接させること(束ねたときも)
・ 冷暖房の吹き出し空気や熱を直接ガラス面に当てたり、強い照明を当てること
・ 窓ガラスに紙などを貼ったり、ペンキなどをぬること
・ 窓ガラスに特殊な影を落とすこと(設計段階で考慮されたものを除く)
熱線反射ガラスの傷AGC_syohin_1001_02.gif
熱線反射ガラスなどのコート面を、硬いものでこすりますと傷になります。一度ついた傷は補修ができませんのでご注意ください。
 
● ガラスの清掃方法について
ガラスの清掃方法については、第16章の「板ガラスの汚れと清掃方法」をご参照ください。
● おことわり
ガラス表面のキズ、泡などを含め製品品質についてはJIS規定の範囲内で生産管理されております。規定の範囲内で許容される出現事象についてはガラスの性能に支障ありませんので安心してお使いください。(建築用以外の特殊な用途についてはこの限りではありません)

次のガラスをご使用になる場合は、特にご注意ください。詳しくは各商品の「ご注意」欄を参照ください。

強化ガラスAGC_syohin_1001_01.gif
強化ガラス(耐熱強化ガラスを含む)は、一部に破損が起こると応力のバランスがくずれて瞬間に全面破砕します。これにより、ガラスが脱落して開口部が開放状態となることがあります。
また、ガラス表面の傷やガラス中の引張り応力層に残存する不純物の体積変化に起因し、外力が加わっていない状態で不意に破損することがあります。強化ガラス(耐熱強化ガラスを含む)の性質を十分ご理解の上、使用部位をご決定ください。また、必要に応じ、合わせガラス加工・飛散防止フィルム貼付等の飛散防止処理を講じてご使用ください。
〈P213「強化ガラスを安全にお使い頂くために」参照〉
倍強度ガラスAGC_syohin_1001_02.gif
倍強度ガラスは、ガラス表面の傷やガラス中の引張り応力層に残存する不純物の体積変化に起因し、外力が加わっていない状態で不意に破損する可能性があります。
倍強度ガラスの性質を十分に理解の上、使用部位をご決定ください。
網入・線入板ガラスAGC_syohin_1001_02.gif
網入・線入板ガラスをご使用になる場合、例えば、エッジを露出して使用したり、排水機構が機能しない等の理由によって、雨水等がガラスエッジ部に滞留すると、エッジ部分の線材を錆びさせ、その体積膨張によってガラスエッジ付近に微少なクラック(ひび割れ)を生じさせることがあります。このクラックは、熱割れの原因になります。網入・線入板ガラスのご使用にあたっては、サッシの排水機構など納まりについて十分ご検討ください。また、グレイジングチャンネルなど、排水が難しい納まりでのご使用は、なるべくお避けください。AGCは、網入・線入板ガラス製品エッジ部全周に防錆処理を施しています。お客様がこれらの製品を切断されてご使用になる場合、切断した全てのガラスエッジ部に防錆処理を必ず施してください。
複層ガラス、合わせガラスAGC_syohin_1001_02.gif
複層ガラス、合わせガラスを使用される場合には、雨水等による下記の品質低下を防止するため、はめ込み枠下辺に水抜き孔を設けたり、弾性シーリング材によるグレイジングを行うなどして止水性・排水性を確保してください。また、ガラス小口を露出するような納まりは避けてください。
複層ガラス→封着材が劣化して中空層内結露の原因となります。
合わせガラス→特殊フィルムが劣化して「シミ」や膜剥離の原因となります。夏の暑い時期には、Low-Eガラスの表面温度が上昇し、熱くなることがあります。
ミラー・壁装ガラス・装飾ガラスAGC_syohin_1001_02.gif
ミラー・壁装ガラス・装飾ガラスの一部などは、内装専用となっています。外装使用した場合、日射によって変退色・剥離・熱割れなどの品質低下を生じることがあります。また、内装に使用する場合でも、直射日光が当たる部分にはなるべくご使用にならないでください。 〈第16章「設計・施工上のご注意」欄参照〉
ガラス施工店、販売店の皆様へAGC_syohin_1001_01.gif
(1) 強化ガラスおよび倍強度ガラスの注意すべき性質について、お客様に十分ご説明をお願いいたします。
(2) 使用予定部位をご確認頂き、必要に応じて飛散防止処理をお客様にお薦めして頂くようお願いいたします。

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品質保証について

■ AGCグループの品質への取り組み

AGCグループでは、「CS、品質の取り組み強化」を推進するために「AGCグループ CSガイドライン」を制定しています。

■ 保証ガイドライン

《板ガラス建材製品に共通の免責事項》
保証期間内でも次の場合には保証対象外となります。
・使用上の誤り、及び不当な改造や修理等、人為的原因に起因する不具合(ガラス表面に塗料を塗ることや、フィルムを貼ること等を含みます)
・天災その他不可抗力(例えば、暴風・豪雨・洪水・高潮・地震・地盤沈下・落雷・火災・津波・噴火等)に起因する不具合
・保証対象外であることを事前にご了承頂いている場合
・ AGC指定の標準施工方法及び設計上、施工上、使用上、メンテナンス上の注意事項を満足していない場合
・引渡し当時実用化された技術では予測困難な現象に起因した不具合
・熱割れによるガラスの破損
■ 保証期間の考え方
製品の保証期間は以下に定める保証期間に限るものとし、不具合により製品を交換された場合でも、交換後製品の保証期間は当初の製造月から保証期間経過時とさせていただきます。

■ 補償方法

代わりの製品を原則納入・施工した取扱店を通じ無償で出荷致します。補償の範囲の詳細はP225をご参照ください。

■ 保証内容

製品群ごとの保証性能項目、保証期間を次の通り定めています。




【複層ガラス製品保証内容について】

注)1998年4月以降に製造した製品とさせていただきます。
製品名 保証性能項目 保証期間 (製造後) 保証期間内でも次の場合には保証対象外となります
サンバランス 複層ガラスの中空層内結露(ガラスとガラスの間の中空層での結露)が生じないこと

Low-Eガラスが変色しないこと

10年 ●中空層の外側(室内側・室外側)に発生した結露
●複層ガラスに組み込まれた板ガラスに亀裂または破損がある場合
●標高1,000m以上でのご使用で、事前にお打合わせが行われなかった場合
(中空層12ミリを越える特殊ペアガラスや〈サンバランス トリプルガラス〉は内部圧力が大きいので1000m以下のご使用でも事前にご相談下さい。)
●垂直にご使用でない場合
●高温または多湿の条件下のご使用で、事前にお打合わせが行われなかった場合
(温水プール、サウナルーム等)
●複層ガラスにAGCのマークが打刻されていない場合(*1)
(ブラインドペヤAを除く)
●〈デューカットⅡS〉と型板ガラスを併用して装着した場合
注)その他ガラス構成によっては保証対象外となる場合がありますのでご注意願います。
サンバランスセキュリティー
サンバランス トリプルガラス
サンバランス Eシリーズ
マイミュート
ペヤプラス/ペヤプラス・エア
ホームペヤA/BM
(2011年9月販売終了)
ペアガラス
ペアガラスセキュリティー
ホームペヤEG
デューカットⅡS
デューカットⅠ
(2008年5月販売終了)
エクセルシオ
格子入りペア
スクールテンパ ペア エコ
(改修用含む)
スクールテンパ ペア
(改修用含む)
ブラインドペヤA
(2007年1月販売終了)
5年
ソフトペヤ
(2004年7月販売終了)
ペヤプラス/ペヤプラス・エア アタッチメント・ブラインド・格子・不織布の変色が目立たないこと 2年
ホームペヤA/BM
(2011年9月販売終了)
ブラインドペヤA
(2007年1月販売終了)
格子入りペア
スクールテンパ ペア エコ
(改修用)
スクールテンパ ペア
(改修用)
ソフトペヤ
(2004年7月販売終了)
5年
ブラインドペヤA
(2007年1月販売終了)
ブラインドの昇降・開閉に問題のないこと 2年 ● 高温または多湿の条件下のご使用で、事前にお打合わせが行われなかった場合
● 本来の使用目的以外の用途に使用された場合
(※1)製品に打刻されたマークにより、AGC製品であること、製造年月等の履歴を確認いたします。2007年4月より保証期限の打刻を追加しました。




【熱処理ガラス製品保証内容について】

製品名 保証性能項目 保証期間 (製造後) 保証期間内でも次の場合には保証対象外となります
テンパライト 自然破損(*1)しないこと 10年 ●必要な強度検討が実施されずに破損した場合
●ガラス表面に出来た傷が成長して、不意に破損した場合
●ガラスにAGCのマークが打刻されていない場合(*2)
●破損したガラスを回収して調査・分析した結果、破損の原因となる不純物が検出されなかった場合
●特に強い外力の衝撃が加わった場合
ホームテンパ
スクールテンパ
スクールテンパセーフィー
ミストロンエース
ホームミストロン
スクールミストロン
HSライト 自然破損の事故においても下記の場合は免責となります
セラプリライト ●ガラスが脱落しにくい施工法など、破損落下による被害発生を避けるためのAGC推奨措置(P213-4)を実施していないことにより発生した人体や器物への損害賠償
●飛散防止フィルムを貼り付けるか、強化合わせガラス仕様を採用する等の、飛散防止措置を講じていないことにより発生した人体や器物への損害賠償
ピラン
マイボーカ
テンポイント
ファイヤーテンパ
( 2009年12月販売終了 )
テンパライトドア
( 2004年12月販売終了 )
ガラスが支持部材から脱落しないこと
ドアの作動に支障のないこと
ドア本体:3年
付属部品:1年
●特に強い外力の衝撃が加わった場合
●施工が不適切であった場合
●把手につきましてはAGC製品ではございませんので保証の対象とはなりません
(*1)『自然破損』とは『ガラス中に存在する不純物による、外から力が加わっていない状態での不意の破損』を指します。詳細はP213をご覧ください。
(*2)製品に打刻されたマークにより、AGC製品であること、製造年月等の履歴を確認いたします。




【デザインガラス製品保証内容について】

製品名 保証性能項目 保証期間 (製造後) 保証期間内でも次の場合には保証対象外となります
サンミラーG 鏡の銀塗布面が腐食しないこと 2年 ●室外でご使用の場合
●直射日光の当たる場所でご使用の場合
●切断、面取りなどの二次加工後、縁塗りがされていない場合
●ご使用の縁塗り材がAGC推奨のものでない場合
●酸、アルカリなどを含む洗浄剤や化学薬品をご使用された場合
●ご使用の接着剤がAGC推奨のものでない場合
●ご使用の両面粘着テープがAGC推奨のものでない場合
●裏塗料や縁塗りに傷が付いていたり、縁塗りが部分的に剥がれている場合
●トイレ、洗面所、キッチンなどの水まわりや清掃頻度の高い場所等の使用で、取り付け金具に溜まった水等に鏡が接触している場合 AGC推奨の縁塗り材
サンミラーGリアリティア
フロストグラスメタリックタイプ
使用箇所 縁塗り材
トイレ、洗面所、キッチンなどの水まわり エポニックス#3100SMクリア
上記以外 ミラーシール
ラコベル 変色・色褪せが目立たないこと 2年 ● 室外でご使用の場合
● 直射日光の当たる場所や高温または多湿の場所でご使用の場合
● ご使用の接着剤がAGC推奨のものでない場合
● ご使用の目地部のシールがAGC推奨のものでない場合
マテラック
ビトロカラー
(2013年12月販売終了)
ビトロカラークラリティア
(2013年12月販売終了)
グラミカラー
(2005年5月販売終了)
パールビトロ
(2013年12月販売終了)
パールビトロ
(2013年12月販売終了)
金属膜が剥がれないこと 2年 ● 室外でご使用の場合
● 直射日光の当たる場所や高温または多湿の場所でご使用の場合
● ご使用の接着剤がAGC推奨のものでない場合
● ご使用の目地部のシールがAGC推奨のものでない場合
ハンドクラフトグラス 特殊樹脂が剥がれないこと
特殊樹脂の変色・色褪せが目立たないこと
2年 ● 特殊樹脂加工面を室外側へ向けて使用された場合
● 高温または多湿の場所でご使用の場合
● 特殊樹脂の表面に物体を当てたり、擦ったりすることに起因する不具合
ラチスグラス 模様が剥がれないこと
模様の変色・色褪せが目立たないこと
2年 ● 模様焼き付け面を室外側へ向けて使用された場合
● 高温または多湿の場所でご使用の場合
ニューステンド 2年 ● 室外でご使用の場合
● 直射日光の当たる場所や高温多湿の場所でご使用の場合
やわらぎ フィルムが剥がれないこと
フィルムの変色・色褪せが目立たないこと
2年 ● 室外でご使用の場合
● フィルム面を室外側へ向けて使用された場合
● フィルム面の汚れ落としに、シンナー・トルエン等の溶剤を使用の場合
● 直射日光の当たる場所や高温多湿の場所でご使用の場合
● 高温または多湿の条件下のご使用で、事前にお打合わせが行われなかった場合
● フィルム面に物体を当てたり、擦ったりすることに起因する不具合




【コンポーネント製品保証内容について】
製品名 保証性能項目 保証期間 保証期間内でも次の場合には保証対象外となります
ビューライト FSW
(2011年11月販売終了)
通常の使用状況下において不具合が発生しないこと。

なお、強風雨時に、サッシ下枠に雨水がたまることがありますが、これは商品上の特性であり不具合ではありません。

不具合といえる雨水浸入は、サッシ下枠を越えて雨水が流れ出たり、あふれ出たりすることです。

施工者よりの引き渡し日(*1、2)から2年間

ただし、雨水浸入については10年間

● 取扱説明書またはその他の注意事項に基づく適正なご使用状態でない場合
● AGCの手配によらない第三者の加工上、組立上、施工上、メンテナンス上などの不備に起因する不具合(例えば、海砂や急結材を使用したモルタルによる腐食、中性洗剤以外のクリーニング剤を使用したことによる変や腐食、工事中の養生不良による変色や腐食、現場塗装による不具合など)
● 表示された商品の性能を超えた性能を必要とする場所に取り付けられた場合の不具合
● 建物躯体の変形など商品以外の不具合に起因する商品の不具合
● 商品または部品の経年変化(使用に伴う消耗・磨耗など)や経年劣化(樹脂部品の変質・変色、木製品の反り・ねじれ・割れ・変色・ヤニなど)またはこれらに伴う錆、かびなどその他類似の不具合
● 自然現象や住環境に起因する結露、腐食またはその他の不具合
● 環境が特に悪い地域または場所での腐食またはその他の不具合(例えば、海岸地帯での塩害による腐食。大気中の粉塵、煤煙、各種金属粉、亜硫酸ガス、アンモニア、車の排気ガスなどが付着して起きる腐食。異常な高温・低温・多湿による不具合など)
● 天災その他の不可抗力(例えば、暴風、豪雨、洪水、高潮、地震、地盤沈下、落雷、火災、津波、噴火など)により、商品の性能を超える事態が発生した場合の不具合。および風でのあおりによる破損、脱落
● 施工当時実用化されている技術では予測することが不可能な現象またはこれが原因で生じた不具合
● 犬、猫、鳥、鼠などの小動物の害による不具合
● 引渡し後の使用上の操作誤り、調整不備または適切な維持管理を行わなかったことによる不具合
● お客様自身の組立て、取付け、修理、改造(必要部品の取り外しを含む)に起因する不具合
● 本来の使用目的以外の用途に使用された不具合または使用目的と異なる使用方法による場合の不具合
● 犯罪などの不法な行為に起因する破損や不具合
● 商品仕様の中で、木部塗装に関わる部分。およびAGC「無塗装色」に室外用木材保護着色塗料を塗装せずに使用し続けたことに起因する不具合(もくまど)
● 浴室など室内から水のかかる場所に取り付けられた場合の不具合(もくまど)
● 表示された商品の販売エリア以外で取り付けられた場合の不具合(ビューライトFSW)
● サッシ下枠部等に、雪あるいは氷が付着している等の理由から、窓の開閉が困難な状態で無理に開閉をしたことに起因する不具合(ビューライトFSW)
もくまど
(2011年9月販売終了)
(*1)新築の場合は建物引渡し日、既築の場合は製品引渡し日とします。
(*2)取扱説明書は製品に貼り付けして出荷しています。
製品名 保証性能項目 保証期間 保証期間内でも次の場合には有料修理となります
インナーウインド まどまど 「内窓」としての耐久性 2年
(取り付け完了後)(*1)
● 環境が特に劣悪な場所に取り付けられたもの
● カタログ等に表示した取り扱い方及び取り付け方から逸脱したもの
● 使用者もしくは第三者の故意または過失が確認されたもの
● カタログ等に表示した以上の性能を必要とする箇所に取り付けられたもの
● 不可抗力(天災地変、地盤沈下、火災、爆発、騒乱等)によるもの
● AGCの責によらない、商品の改造、ガラス等の破損および消耗品の類
ガラス瓦
採光システム
ガラスが支持部材から脱落しないこと 2年
(取り付け完了後)(*1)
(*1)新築の場合は建物引渡し日、既築の場合は製品引渡し日とします。




【ポリカーボネートシート製品保証内容について】
製品名 保証性能項目 保証期間(製造後) 保証期間内でも次の場合には有料修理となります
カーボグラス
ツインカーボ
破損しないこと 3年 ● 設計・施工上のご注意に従って施工されていない場合




■ 補償範囲

保証期間内の製品に、保証性能項目を守れない不具合が生じたときには、代わりの製品を無償で出荷させていただきます。但し、施工費用につきましては「もくまど」「ビューライトFSW」を除き、補償の対象外です。なお、不具合が生じた製品を既に発売中止とさせていただいている場合には、同等品種または近似品種での代替、または販売金額の払戻しで補償させていただくことがございます。

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