エコガラス・複層ガラス

低放射複層ガラスJIS R 3209 複層ガラス

サンバランス®
高性能Low-Eペアガラス高断熱タイプ

* Low-EペアガラスのLow-Eとは、低放射(Low-Emissivity)のこと。Low-E膜をコーティングした低放射ガラスを使った複層ガラスをLow-Eペアガラスと呼んでいます。

高い可視光透過率を持ちながら、Low-Eガラスの低放射性能により室内から屋外への熱移動を抑えた住宅用高断熱ペアガラスです。
遮熱
紫外線遮蔽
断熱
結露対策

中空層が5ミリ以下はエコガラスに該当しません。


主な用途
戸建住宅・集合住宅
断面図イメージ

logo_01_1.jpg

●冬の太陽エネルギーを取り入れて一年を通して快適

室内側ガラスの中空層に接する面に、熱放射を遮断するLow-E膜をコーティングしたペアガラスです。夏は日射熱の流入を防いで冷房効率を高め、冬は暖房輻射熱の流出を防いで暖房効率を高めることができます。またLow-E膜は、紫外線も大幅にカットでき、内装や家具の色あせ、劣化の防止にも効果があります。高い断熱性により、冬場の不快な結露も大幅に抑止。一年を通じて快適な空間を実現します。

バリエーション

  • シルバー(LS)
  • アルゴンガス入り
  • ピュアクリア(LP)

ラインナップ

室外側 中空層(ミリ) 室内側 呼び厚さ(ミリ)
FL3 6 LS3 12
FL5 6 LS5 16
PHW6.8 6 LS3 15.8
注1) 表中のガラス記号
FL:フロート板ガラス
PHW:網入磨き板ガラス
LS:Low-E(シルバー)
注2) その他のガラス構成については、別途板厚・製造可能最大寸法表をご参照ください。

見積り例

参考価格

Low-Eガラス3ミリ+中空層12ミリ+3ミリ→ ¥24,400/㎡
Low-Eガラス3ミリ+中空層12ミリ+型板4ミリ→ ¥27,200/㎡
Low-Eガラス5ミリ+中空層12ミリ+5ミリ→ ¥36,400/㎡
Low-Eガラス3ミリ+中空層6ミリ+3ミリ→ ¥23,000/㎡
※参考材料価格(税抜)

■ 複層ガラスの標準納まりAGC_syohin_1001_02.gif

複層ガラスの封着部が高温多湿、紫外線照射などの条件にさらされると、封着材の劣化によって中空層内結露が発生する恐れがあります。できるだけ止水・排水性の高い納まりをご採用ください。また、封着部への紫外線アタックを防止するために、所定のかかりしろを確保してください。〈 図3 参照〉
(1)弾性シーリング材構法
止水・排水性に優れた弾性シーリング材構法は、複層ガラスに最も適した納まりです。サッシはJIS A 4706に適合する、水抜き機構を備えたサッシをご使用ください。セッティングブロックは、硬度90°程度のEPDM-S(エチレンプロピレンゴム)やCR(クロロプレンゴム)を下辺に2個使用してください。CRには複層ガラスの接着部に影響を及ぼすものがあります。影響を与えない材質の選定やボンドブレーカーを貼るなどして複層ガラスの接着部と直接接触しないような処理をお願いします。
セッティングブロックの長さなどの寸法は次の数値としてください。
セッティングブロックの長さω(cm)*1
ω≧2.5A
ここで A:ガラス面積(m2
セッティングブロック断面の幅a
ガラスの呼び厚さ以上で、セッティングブロック断面の高さ以上としてください。

セッティングブロック断面の高さb
下辺エッジクリアランスおよびかかりしろとの関係から求めてください。
バックアップ材は、ポリエチレンフォーム、発泡ゴム、中空ソリッドゴムなどをご使用ください。シーリング材は、JIS A 5758に規定する耐久性区分9030に適合するシリコーン系、またはポリサルファイド系の良質のものをご使用ください。ただし、酢酸系シリコーンシーリング材は封着材へ悪影響を及ぼす場合がありますので使用しないでください。
各種クリアランス、かかりしろの寸法については、▶P166「板ガラスの納まり寸法標準」をご参照ください。
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図3

*1 セッティングブロックの長さの算出は、建築工事標準仕様書・同解説ガラス工事(JASS17)における計算式に基づき、簡易式にしています。
*2  ビル用サッシなどでは、8φ以上の水抜き孔を推奨します。
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ペアガラスの基本納まり図
(2)グレイジングチャンネル構法
止水・排水性に劣るグレイジングチャンネル構法は、複層ガラスの納まりとしては、好ましくありません。呼び厚さ6.8ミリ以下の素板で構成される複層ガラスを、住宅や簡易な集合住宅などで使用する場合で、かつ、孔明きグレイジングチャンネル等水抜きに配慮した特別なグレイジングチャンネルを用いる場合に限って、グレイジングチャンネル構法による施工ができます。サッシはJIS A 4706に適合する、水抜き機構を備えたサッシをご使用ください。
グレイジングチャンネルは、JIS A 5756に適合する良質のもので、水抜きに配慮したタイプのものを必ずご使用ください。
〈 図5 図6 図7 参照〉各種クリアランス、かかりしろの寸法については、▶P166「板ガラスの納まり寸法標準」をご参照ください。
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図5
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図6
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図7
(3)グレイジングビード構法
呼び厚さ6.8ミリ以下の素板で構成される複層ガラスを、簡易な建築物で使用する場合はグレイジングビード構法による施工ができます。
サッシはJIS A 4706に適合する、水抜き機構を備えたサッシをご使用ください。
グレイジングビードは、JIS A 5756に適合する良質のものをご使用ください。
グレイジングビード構法では、下辺にセッティングブロックの敷き込みが必要です。
各種クリアランス、かかりしろの寸法については、▶P166「板ガラスの納まり寸法標準」をご参照ください。
(4)小口の露出
小口を露出したり、突き合わせなど、複層ガラスのエッジ部がサッシに呑み込まれない納まりは、封着部の劣化の原因になりますので、お避けください。

板ガラスの納まり寸法標準

日本建築学会では、建築工事標準仕様書・同解説 ガラス工事(JASS17)のなかで、不定形シーリング材構法、グレイジングガスケット構法について、耐震性などの性能について特記されていない場合における納まりの寸法標準を示しています。ここでは、JASS17を基本にして、弊社の関連製品をご使用いただく際の各種クリアランス・かかり代の寸法をご提案するものです。表内の数値を標準として、ガラスの製品精度・サッシの製作精度・施工誤差等を考慮し、なるべく余裕をもってご設計ください。

(1)不定形シーリング材構法の納まり寸法標準
最も標準的な三方押縁で、中桟のない建具の場合の標準を示しています(四方押縁はこれに準じます)。一方押縁・二方押縁の場合は、施工時に板ガラスのやり返しが必要となりますので、作業性を考慮して別途寸法を考慮してください。
材   種 弾性シーリング材
形   態 標準的なカーテンウォール サッシ固定部 サッシ可動部
上 部 縦 断 面 図 1.jpg 2.jpg 3.jpg
左 右 部 断 面 図 4.jpg 5.jpg 6.jpg
下 部 縦 断 面 図 7.jpg 8.jpg 9.jpg
寸 法 表 現 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c
種 類 商品名 呼び厚さ*1
(ミリ)
b1 b2 b3 b1 b2 b3 b1 b2 b3
透明複層
ガラス
熱線反射複層ガラス
熱線吸収複層ガラス
熱線吸収熱線反射複層
ガラス
高遮蔽性能熱線反射複層
ガラス
高断熱複層
ガラス
高遮熱断熱複層ガラス
ペアガラス
(網入・線入
素板以外)
サンバランス
(同)
3+A+3
4+A+4
5+A+5
6+A+6
8+A+8
10+A+10
12+A+12
5
5
5
5
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7
7
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6
6
6
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8
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6
6
6
6
6
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5
6
6
6
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7
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7
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15
15
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5
5
5
5
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7
7
3
3
3
3
5
5
5
3
3
3
3
4
4
4
7
7
7
7
7
7
7
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網入・線入複層ガラス ペアガラス
(網入・線入
素板)
サンバランス
(同)
6.8+A+5
6.8+A+6
6.8+A+8
10+A+8
10+A+10
10+A+12
5
5
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6
6
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8
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8
5
5
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8
8
15
15
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19
19
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5
7
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7
7
6
6
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6
6
6
5
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6
6
6
6
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7
7
7
7
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15
19
19
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5
5
7
7
7
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3
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5
5
5
3
3
4
4
4
4
7
7
7
7
7
7
15
15
15
19
19
21
*1 商品によっては、呼び厚さに示す板厚がないものもありますので、製造の可否は各商品ページのラインナップにてご確認ください。
注1)熱線反射ガラス(サンカットΣ、サンルックス)において、映像調整を要求される場合の面クリアランスaは、上記表の値に2mm加算してください。
注2)各寸法の設定根拠は次のとおりです。
*標準寸法 板の辺長比は、実施工で多いと考えられる2:3のものを標準形とした。厚さ別では、3~6ミリ:1500×1000mm  8~10ミリ:2000×1350mm  12~19ミリ:3000×2000mm
*b1、b2にかかわる層間変位角などの考え方
1.標準的なカーテンウォールは、S造に取り付けるケースが多いと考え、層間変形角は中地震等の1/200を想定している。補正係数αは2.0を取っている。
2.サッシ固定部は、壁の多いSRC造およびRC造に取り付けるケースが多いと考え、層間変形角は中地震時の1/500を想定している。補正係数αは2.0を取っている。
3.サッシ可動部は、枠と障子の間のクリアランスを考慮し、エッジクリアランスb1、b2については、サッシ固定部の値から2mm減じることとしている。

(2)グレイジングガスケット材構法納まり寸法標準
材   種 グレイジングチャンネル グレイジングビード その他のガスケット
形   態 サッシ可動部 サッシ可動部 サッシ固定部
上 部 縦 断 面 図 1.jpg 2.jpg 10.jpg
左 右 部 断 面 図 4.jpg 5.jpg 6.jpg
下 部 縦 断 面 図 7.jpg 8.jpg 9.jpg
寸 法 表 現 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c
種 類 商品名 呼び厚さ*1
(ミリ)
b1 b2 b3 b1 b2 b3 b1 b2 b3
透明複層
ガラス
熱線反射複層ガラス
熱線吸収複層ガラス
熱線吸収熱線反射複層
ガラス
高遮蔽性能熱線反射複層
ガラス
高断熱複層
ガラス
高遮蔽断熱
複層ガラス
ペアガラス
(網入・網入
素板以外)
サンバランス
(同)
3+A+3
4+A+4
5+A+5
6+A+6
8+A+8
10+A+10
12+A+12
2
2
2
2

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3
3
3
3

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3
3
3
3

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5
5
5
5

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13
13
13
13

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2
2
2
2

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3
3
3
3

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5
5
5
5

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5
5
5
5

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13
13
13
13

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5
5
5
5
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6
6
6
6
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5
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7
7
7
7
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15
15
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網入・線入複層ガラス ペアガラス
(網入・線入
素板)
サンバランス
(同)
6.8+A+5
6.8+A+6
6.8+A+8
10+A+8
10+A+10
10+A+12
12+A+12
2
2

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3
3

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3
3

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5
5

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13
13

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2
2

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3
3

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5
5

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5
5

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13

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5
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6
6
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5
5
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7
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15
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*1 商品によっては、呼び厚さに示す板厚がないものもありますので、製造の可否は各商品ページのラインナップにてご確認ください。
注1) 
強化ガラス・倍強度ガラス・熱処理ガラスをご使用になる場合は、破損時に破片が落下しにくい不定形シーリング構法、またはグレイジングチャンネル構法をお薦めします。
注2) 
複層ガラスをグレイジングビード構法、グレイジングチャンネル構法で使用する際の納まり寸法標準については、「複層ガラスとサッシの取合に関する仕様基準と解説」(平成16年7月板硝子協会、(社)日本サッシ協会)によります。 複層ガラスにグレイジングチャンネル構法を用いる場合は、排水に有効な孔明きグレイジングチャンネルを必ずご使用ください。

注3)各寸法の設定根拠は次の通りです。

*標準寸法

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 標準寸法は考えていない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 標準寸法は考えていない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 不定形シーリング材構法「サッシ固定部」と同じ。

*b1、b2にかかわる層間変位角などの考え方

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 層間変位追従性能は考慮しない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 層間変位追従性能は考慮しない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 不定形シーリング材構法「サッシ固定部」と同じ。

*b3にかかわる止水排水性能の考え方

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 溝内の排水性を考慮しない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 溝内の排水性を考慮しない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 溝内の水の滞留を許容しない。 許容するものについては、b3を規定しない。

製品の種類と寸法一覧表

ガラスの品種・寸法などは予告なく改廃することがあります。

■複層ガラス
一般名 品種(商品名) 呼び厚さの
合計(ミリ)
構成素板ガラスの種類(ミリ)*5 最大寸法
(mm)*1
最小寸法
(mm)
掲載ページ
制約面積
(m²)
高遮熱断熱
Low-E
複層ガラス

(低放射
複層ガラス)
サンバランス フロート板
ガラス
12 3+A6+③ 2205×1500 2.32 200×70 026
18 3+A12+③ 2205×1500 2.32
16 5+A6+⑤ 3400×2200 4.0
22 5+A12+⑤ 3400×2200 4.0
型板ガラス 13 型板(霞)4+A6+③ 2205×1500 2.32
19 型板(霞)4+A12+③
15 型板(霞)4+A6+⑤
21 型板(霞)4+A12+⑤
網入磨き板ガラス*2 15.8 6.8W+A6+③ 2205×1500 2.32
21.8 6.8W+A12+③ 2205×1500 2.32
17.8 6.8W+A6+⑤ 3400×2200 4.0
23.8 6.8W+A12+⑤ 3400×2200 4.0
●複層ガラスの注意事項
*1 製品の最大寸法は、中空層によって制約を受ける場合があり、上記にて制約面積がある製品の最大寸法は最大寸法内かつ制約面積内である必要がありますのでご注意願います。又、使用する素板によって寸法上制約を受けることがあります。詳しくはご相談ください。
*2 網入型板ガラスの場合は最大寸法2400×1800mm制約面積4.0m²となります。
*5 表中のAは、中空層です。また、Wは網入・線入磨き板ガラスを示し、透明網入、透明線入が標準です。
注1) ○印はLow-E膜コートのガラス。
注2) 製品の最小寸法は使用する素板によって寸法上制約を受けることがあります。強化のLow-E品(原寸スパッタ品)は600×900mmが最小寸法となります。
注3) 3枚以上の多層ペアガラス、および表記以外のガラスの組み合わせやサイズについては、お問い合わせください。

紫外線カット率

板ガラスの熱・光学性能値

本章に関してのご注意

・ 表中の値は実測値に基づく計算値を代表的な数値として示したもので、各商品の性能を保証するものではありません。また予告なく変更することがありますのでご了承ください。
・ 各性能値の試験方法および算出方法は、技術資料編3-9をご覧ください。
 
●表中のガラス品種記号
FL :透明フロート板ガラス SKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣクリア)
FR :耐熱強化ガラス(マイボーカ) SHKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣブルー)
W :網入・線入磨き板ガラス SGEKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣユーログレー)
GEFL :熱線吸収板ガラス(サンユーログレー) SBRKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣユーロブロンズ)
BRFL :熱線吸収板ガラス(サンユーロブロンズ) SMKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣグリーン)
SVFL :熱線吸収板ガラス(サングリーン) ARFD :低反射ガラス(クリアサイト)
 
型板ガラス、すり板ガラス、フロストグラス等の拡散透過性を有するガラス、及びマイボーカの熱・光学性能については、同厚のフロート板ガラスと同等とお考えください。
複層ガラスおよび合わせガラスの品種・構成での記号記述は、外側ガラス、内側ガラスの順となっています。
 

高遮熱断熱Low-Eペアガラス(サンバランス)、高断熱Low-Eペアガラス(サンバランス)
 
一般名 品 種(商品名) 呼び厚さ
(ミリ)
光学的性能 熱的性能
可視光(%) 日射(%) 紫外線
透過率
(%)
遮蔽係数
(SC値)
日射熱取得率
(η値)
熱貫流率(U値)
W/(m²・K){kcal/m²h℃}
反射率 透過率 反射率 透過率 吸収率
断熱タイプ
サンバランス
高性能
タイプ
Eシリーズ
ピュア
クリアE
FL3+Ar16+③ミリ 22 12.6 78.7 29.6 54.0 16.4 29.6 0.71 0.62 1.2 1.0
FL4+Ar14+④ミリ 22 12.5 77.9 27.9 51.8 20.2 27.8 0.69 0.61 1.2 1.0
FL5+Ar12+⑤ミリ 22 12.4 77.1 26.7 50.3 23.0 26.3 0.68 0.60 1.3 1.1
標準
タイプ
ピュア
クリア
FL3+A12+③ミリ 18 12.6 78.7 29.6 54.0 16.4 29.6 0.70 0.62 1.7 1.4
FL4+A12+④ミリ 20 12.5 77.9 27.9 51.8 20.2 27.8 0.69 0.61 1.7 1.4
FL5+A12+⑤ミリ 22 12.4 77.1 26.7 50.3 23.0 26.3 0.68 0.60 1.7 1.4
シルバー FL3+A12+③ミリ 18 16.3 72.0 26.4 53.4 20.2 32.4 0.73 0.64 1.8 1.6
FL4+A12+④ミリ 20 16.2 71.3 25.1 51.1 23.8 30.2 0.72 0.63 1.8 1.6
FL5+A12+⑤ミリ 22 16.0 70.5 24.1 49.5 26.4 28.4 0.71 0.62 1.8 1.6
注1)本表のAr12、Ar14、Ar16は中空層がアルゴンガスで、呼び厚さ12ミリ、14ミリ、16ミリを示します。またA12は中空層が空気で呼び厚さ12ミリを示します。
注2)品種構成の○印はこのガラスがLow-Eガラスであることを示します。

設計・施工上のご注意、使用上のご注意

それぞれのブランドの商品仕様、付帯サービスなどの内容を十分ご確認の上、商品を選定してください。お引渡後の変更はできません。
AGC旭硝子では曲げ加工を受注しておりません。各商品の曲げ加工につきましてはガラス工事店にご相談ください。

一般名 品種
(商品名)
ご注意 掲載
ページ
複層ガラス 複層ガラス 共通のご注意 ■ 設計・施工上のご注意
・複層ガラスは、有機材料によってその機能を得ていますので寿命のある商品です。その機能を長期間保つためには、サッシ枠との納まりが重要な要因となりますので、複層ガラスの納まりや施工等に関するご注意を必ずお守りください。
・複層ガラスは、あらかじめ工場で組み立てられますので、製造後の切断はできません。正確な寸法で、かつ横(W辺)と縦(H辺)を指定してご発注ください。
・サッシはJIS A 4706に適合し、水抜き機構を備え排水が速やかに行われる構造で断熱性と気密性に優れた精度の高いサッシをご使用ください。
・温度70℃以上や多湿の環境下では、封着材の耐久性が著しく低下して寿命が短くなりますので、このような環境下でのご使用は避けてください。
・複層ガラスは、密封された中空層の内圧変化により、ガラスに若干の反りが生じ、それにともなって、反射像にゆがみが生ずることがあります。
・複層ガラスを標高1000m以上の高地でご使用の場合は、中空層の内圧による破損有無の確認が必要です。ご発注前にご相談ください。また、中空層12ミリを超える複層ガラスや<サンバランストリプルガラス>は、特に内圧によるガラスへの影響が大きいため、標高1000m以下でのご使用の場合でも、ご発注前にご相談ください。
・ご使用になるサッシの断熱性能が低い場合は、たとえ複層ガラスを使用したとしても、窓としての断熱性能が十分に発揮されません。複層ガラスを使用する場合は、サッシも断熱性能が高い製品をご使用ください。
・熱線反射ガラスまたは熱線吸収板ガラスと組み合わせた複層ガラスは、熱線反射ガラスまたは熱線吸収板ガラスを室外側にして施工してください。
・網入・線入複層ガラスは熱割れが起きやすいため、ご使用にあたってはサッシとの納まりの検討のほか、熱割れ計算によるご確認をお願いします。

・小口を露出したり、突き合わせ工法などガラスエッジ部がサッシに呑み込まれない納まりは、封着部の劣化の原因になりますので、避けてください。
・3ミリ+中空層(10ミリ以上)+網入板ガラス6.8ミリの構成で短辺寸法が300mm以下の場合は、冬期における内圧低下により3ミリガラスが破損する場合がありますので4ミリに変更してください。
・網入複層ガラスをトップライトやプールの窓などにご使用の場合は、小口に複層ガラスの封着材を厚く塗布するか、プチルテープを貼るなどして、網入ガラス切断部の防錆処理を施してください。
・複層ガラスには下辺を指定するラベルが貼ってありますので、ラベルにしたがって施工してください。
・複層ガラスを現場で保管する場合は、必ず直射日光を避け、風通しの良い室内に保管してください。また、保管時は図のような状態にしてください。
・接着部は、長時間水浸の状態にあると劣化が早まります。溝内に浸入した水を速やかに排水できるよう、サッシの下枠には直径5mm以上の、排水に有効な水抜き孔を3ヵ所以上設けてください。
・接着部を保護するため、シーリング材はJIS A 5758に規定する良質のシリコーンシーラント、またはポリサルファイド系シーラントをご使用ください。ただし、酢酸系シリコーンシーラント、有機溶剤の入ったシーラント、油性パテは使用しないでください。
・グレイジングチャンネル構法は、止水・排水性に劣るため納まりとしては、好ましくありません。呼び厚さ6.8ミリ以下の素板で構成される複層ガラスを、住宅や簡易な集合住宅などで使用する場合で、かつ、孔明きグレイジングチャンネル等水抜きに配慮した特別なグレイジングチャンネルを用いる場合に限って、グレイジングチャンネル構法による施工ができます。グレイジングチャンネルは、JIS A 5756に適合する良質のもので、必ず水抜きに配慮したタイプのものをご使用ください。
・グレイジングビード構法は、両側から施工するセパレートタイプに限り呼び厚さ6.8ミリ以下の素板で構成される複層ガラスを、簡易な建築物に使用する場合に限り使用することができます。グレイジングビードは、セパレートタイプでかつJIS A 5756に適合する良質のものをご使用ください。なお、グレイジングビード構法では、下辺にセッティングブロックの敷き込みが必要です。
・構造ガスケット、グレイジングチャンネル、グレイジングビードを用いた施工は、浸入した水が排出しにくいため、避けてください。
・バックアップ材は発泡ポリエチレンフォーム、クロロプレンゴムなどをお使いください。
・セッティングブロックは、ガラスの重量を支える大切な材料です。クロロプレンゴム、EPDM系のゴムには接着部に影響を及ぼすものがあります。影響を与えない材質の選定やボンドブレーカーを貼るなどして接着部と直接接触しないような処理をお願いします。住宅用の軽量なものには、塩ビもご使用になれます。
・各種クリアランス・かかり代などの納まり寸法は、「板ガラスの納まり寸法標準」(▶P166~169)に準じてください。
・複層ガラスのかかり代は、紫外線の照射による封着部劣化を防ぐ目的で設定された値です。また、エッジクリアランスは、サッシ内に侵入した水を容易に排水できるよう設定された値です。いずれも、複層ガラスの耐久性において重要な意味を持っていますので、必ずお守りください。
・平積み保管はしないでください。
・内圧破損の危険性が高くなるため、複層ガラスに使用するガラスの厚み差は4ミリ以内としてください。
・複層ガラスを構成するガラス品種それぞれのご注意も、ご一読ください。
■ 使用上のご注意
・複層ガラスの性能・機能を長期間保つために、以下の使用上のご注意を必ずお守りください。
・複層ガラスの表面にペンキを塗ったり、紙やシールなどを貼りつけることは、熱割れの原因になりますのでお止めください。また、万一破損した場合の破片の飛散防止を目的として飛散防止フィルムを貼る場合は、フィルムメーカーの熱割れ計算に基づいて使用可否の判断をしてください。
・複層ガラスを透視すると縞状の模様が見えることがありますが、これは光の干渉によって見えるもので異常ではありません。
・複層ガラス製品には、原則として右下に、製品仕様や製造年月などを記号化したマークを表示しています。製品に不具合などが生じた場合に、この記号から製造履歴を確認する場合がありますので、削ったり消したりしないでください。また、マークには、微細なガラス片が付着している場合があります。指などでこすると、ガラス片によってケガをする場合がありますので、マーク表示には触れないでください。
・外観を美しく保ち、性能を長く維持するために、2〜3ヵ月に1回以上の頻度でクリーニングを行ってください。
・クリーニングは、水洗いをした後、乾いた布で拭いてください。水洗いで取れない汚れは、市販のガラスクリーナーや中性洗剤を浸した布で汚れを落とした後、水洗いをして乾いた布で拭いてください。塩素系のカビ取り剤や漂白剤は、複層ガラスの耐久性に影響を及ぼす可能性があるので、使用しないでください。
・外壁などを洗浄する際に、強酸性や強アルカリ性の洗剤や薬品を使用する場合は、ガラスに付着しないよう、養生をしてください。万一付着した場合は、水で洗い流してください。
・高圧洗浄機や大量の水を使用したガラス洗浄は、サッシ内に水が浸入する要因となります。サッシ内に侵入した水が滞留すると封着部劣化の原因となりますので、そのような洗浄は避けてください。
●おことわり
・温度や気圧の変化による中空層の内圧変化の影響で、ガラスにたわみが生じます。また、製造時の反りや封着によるゆがみ、施工のゆがみも皆無ではありません。それにともなって、反射映像がゆがむ場合がありますのでご了承ください。
・室内湿度が高い場合には、室内側ガラス表面に結露を生じることがあります。換気などをして、室内湿度が下がると結露は減少します。
・ガラスの品種・寸法・アタッチメントの色などは予告なく改廃する場合があります。
・サッシの乱暴な開閉は、製品に損傷を与え、機能を低下させる場合もありますのでご注意ください。
・複層ガラスはその構造上、反射像が二重に見えます。また、温度や気圧の変化による中空層の内圧変化の影響でガラスにたわみが生じて、反射映像がゆがみます。
・温度や気圧の変化に伴う内圧変化の影響により、封着材が中空層にはみ出してくる場合があります。特に縦横の寸法差が大きな細長い製品では、顕著に見られる場合がありますが、品質には影響はありません。
・中空層内の乾燥状態を維持するため、スペーサー内に吸湿剤を入れています。まれに中空層内に見られる白っぽい粒状の物質は、この吸湿剤ですのでご安心ください。
・アルミスペーサーには継ぎ目が生じます。継ぎ目の位置をガラスごとに合わせることはできませんのでご了承ください。
・複層ガラスに貼り付けられている各種シールは、製品仕様を判りやすく表示したものです。シールそのものにつきましては保証を行っておりません。お引渡し後、ご使用環境によってはシールが剥がれる可能性がありますので、その際は除去してください。(現在、各種シールの貼り付けは終了しております。)
・〈ホームペヤEG〉のグレチャンのコーナー接合部分には、わずかなすき間が生じる場合がありますが、複層ガラス本体の基本性能に影響を与えるものではありません。
・複層ガラスを構成するガラス品種それぞれのご注意もご一読ください。
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一般名 品種
(商品名)
ご注意 掲載
ページ
複層ガラス サンバランス ■ 設計・施工上のご注意
・網入・線入サンバランスは熱割れが起きやすいため、ご使用にあたってはサッシとの納まりの検討のほか、熱割れ計算によるご確認をお願いします。
・室内側を表示したラベルが貼り付けられていますので、間違えないようご注意ください。
・トップライトにご使用の場合には、万一破損した場合の破片の落下防止のため、室内側ガラス表面に飛散防止フィルムを貼ってください。飛散防止フィルムを貼る場合は、フィルムメーカーの熱割れ計算に基づいて使用可否の判断をしてください。
・性能を十分に確保するため、断熱性と気密性に優れた精度の高いサッシをご使用ください。
・バックアップ材は、発泡ポリエチレンフォーム、クロロプレンゴムなどをご使用ください。バックアップ材は、先付け、後付けとも、熱割れを防止するため、断熱効果のあるものが必要です。
・Low-E膜(金属膜)は非常に薄い膜ですので消火活動などのガラス破壊作業には支障ありません。
●おことわり
・Low-E膜(金属膜)は、それぞれの反射色をもっていますが、見る角度、光線の当たる角度などによって、若干の干渉色が色ムラのように見える場合があります。
また、コーティングの際に若干のピンホールを生じることがありますので、ご了承ください。
・携帯電話などの電波機器のご使用時に障害がでる場合があります。
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