熱線反射・熱線吸収ガラス

高遮蔽性能熱線反射ガラスJIS R 3221 熱線反射ガラス

サンルックス®

板ガラスの表面に極薄の金属膜をコーティングした高遮蔽性能をもつ熱線反射ガラスです。また金属膜が光を反射して昼間の室内が見えにくい(ハーフミラー効果)ので、プライバシーを守ることもできます。
遮熱
紫外線遮蔽
視線制御

愛宕グリーンヒルズ MORIタワー・東京都港区 デザインアーキテクト/シーザー・ペリ アンド アソシエーツジャパン 設計/森ビル 入江三宅設計事務所
主な用途
オフィスビル・体育館・ホール・店舗・商業施設

●スパッタリング法によりガラス片面に金属膜をコーティングしていますので、金属膜の種類、膜厚によって色調、光学的性能値、熱的性能値が異なります。

●特に冷房負荷の点で設備費(イニシャルコスト)、運転費(ランニングコスト)をともに大きく軽減します。熱的性能のバリエーションも豊富で、用途や条件に見合った選択ができます。

バリエーション

  • シルバー系(SS8)
  • ブルー系(TS30)
  • シルバーグレー系(SGY32)
  • シルバーライトブルー系(TSL30)

ラインナップ

品 種(商品名) JIS種類区分 反射色調
(OUT)
呼び厚さ
(ミリ)
日射熱遮蔽性
区分
耐久性
区分
サンルックスSS8 3 B シルバー系 6、8
サンルックスTS30 2 B ブルー系
サンルックスSGY32 2 B シルバーグレー系
サンルックスTSL30 3 B シルバーライトブルー系

施工例

物件名
NTT DATA品川ビル
所在地
東京都港区
設計
NTTファシリティーズ
特徴
使用しているガラス/SGY32

物件名
坂文種ビル
所在地
愛知県
設計
竹中工務店
施工
竹中工務店

物件名
新宿アイランドタワー
所在地
東京都
設計
住宅都市整備公団、日本設計
施工
新宿アイランドタワー建設JV

物件名
ランドマークタワー
所在地
神奈川県
設計
三菱地所
施工
ランドマークタワー新築工事建設JV

物件名
東京都健康プラザ
所在地
東京都
設計
日本設計
施工
戸田建設JV

物件名
北九州国際村交流センター
所在地
福岡県
設計
石井和紘建築研究所、サム建築研究所
施工
北九州国際交流会館建設JV

見積り例

参考価格

■ 熱線反射ガラスの反射映像に対応する場合の標準納まり

一般に、熱線反射ガラスによる反射映像は、遠方の建物の反射像を比較的遠い視点から見ることが多くなります。このため、わずかな歪みでもその影響は増幅され、反射映像は大きく歪んでしまいます。

 ① 反射映像の歪みの要因と対策

(1)ガラス自体の歪み
●AGCの熱線反射ガラス(サンカットΣ、サンルックス)は、フロート板ガラスの中でも更に厳しい規格のもとで品質管理された、平面性に優れたガラスですが、厳密にはわずかながら、表面の凹凸、全体的な反り、ねじれを有しています。この影響は、呼び厚さが厚いガラスのほうが比較的少なくなります。また、ガラス面積に対して呼び厚さが薄い場合は、ガラス自体の剛性が小さいため、施工時の歪みが生じやすくなります。
●美しい反射映像を得るためには、呼び厚さ8ミリ以上をご使用になるようお薦めします。強化ガラスや倍強度ガラスでは、熱処理加工時の歪みによって反射映像は極端に歪みます。また、複層ガラスでは、中空層に密閉された空気が気圧や温度の変化で膨張収縮することによって歪みが生じます。
強化ガラスや倍強度ガラス、複層ガラスの反射映像歪みはガラス特性によるものなので、解消することはできません。
(2)施工によるガラスの歪み
●熱線反射ガラスは反射映像の観点から見ると、わずかな外力でも大きな歪みをもたらします。
●施工による歪みを最小限に抑えるために、「ガラスをそっと軽く自立させた状態」のまま施工することが重要です。〈 図8 参照〉
(3)サッシによる影響
●壁面全体の平面精度を確保するためのガラスの位置決めは、一般的には取り付け済みのサッシ部材を定規に利用します。したがって、サッシ自体の取り付け精度が良くないと、ガラス1枚ごとには美しい反射映像を確保できたとしても、隣接するガラス同士の映像がつながらず、壁面全体として美しい反射映像を得ることはほとんど不可能になります。精度の高いサッシの取り付けをお願いします。〈 図9 図10 参照〉
tech_4_3
図8
tech_4_4
図9 熱線反射ガラスの基本納まり図
tech_4_5
図10 バックアップ材の選択

② 標準的な納まり

●ガスケット類は、ガラス周囲部を拘束してしまうため反射映像調整には対応できません。不定形シーリング材構法を用います。
●セッティングブロックは、硬度90°程度のEPDM-S(エチレンプロピレンゴム)やCR(クロロプレンゴム)を下辺両端から1/6の位置に2個使用してください。(映像調整の際、ガラスをバランスよく移動させるため、一般の板ガラスの場合と位置が異なります。)
●セッティングブロックの長さなどの寸法は次の数値としてください。
セッティングブロックの長さω(cm)*1
ω≧2.5A
ここで A:ガラス面積(m2
セッティングブロック断面の幅a
ガラスの呼び厚さ以上で、セッティングブロック断面の高さ以上としてください。

セッティングブロック断面の高さb
下辺エッジクリアランス、および、かかりしろとの関係から求めてください。
●映像調整時のガラスの移動を容易にするため、セッティングブロックの上に、テフロンシートなどを置くことをお薦めします。
●バックアップ材は、映像調整用に開発された硬軟二重構造のバックアップ材のご使用をお薦めします。
●シーリング材は、JIS A 5758に適合する、シリコーン系またはポリサルファイド系の良質のものをご使用ください。
●各種クリアランス、かかりしろの寸法については、▶P166「板ガラスの納まり寸法標準」をご参照ください。映像調整でガラスの出入りを調整した後でも十分なシーリング幅が確保できるよう、サッシ溝幅はできるだけ余裕を持たせてください。
*1  セッティングブロックの長さの算出は、建築工事標準仕様書・同解説ガラス工事(JASS17)における計算式に基づき、簡易式にしています。

③ 映像調整の方法

●映像調整には大きく2通りの考え方があります。「どの位置から見てもそこそこ美しく見える」ようにするか、「ある特定のビューポイントから見た映像だけを美しくして、他の位置からの映像はあきらめる」かです。どちらも一長一短がありますので、十分ご検討ください。
●前者の場合は、ガラスの仮施工が終わった段階で、全体をいくつかの視点から観測し、1枚の中で反射映像が極端に歪んでいるガラスだけ、「そっと軽く自立させた状態」に置き直します。この方法ですと、隣接するガラス同士の映像が必ずしもつながりませんが、すべてのガラスが最も自然な状態で施工されるため、例えば、移動しながら眺めた場合でも、映像の乱れは比較的小さくなります。
●後者の場合は、まず特定のビューポイントを1ヵ所だけ定めます。そして、仮施工の終わった壁面全体を観測して、上下左右に隣接するガラスの映像をできる限りつなげていくことになります。この場合は、ガラスとサッシ枠の面クリアランス等に詰め物などをしながら強制的にガラスを変形させることになるため、特定ビューポイントからは美しい映像が得られますが、ビューポイントを少し外れると途端に映像は乱れます。また、移動しながら眺めると映像が極端に乱れます。
●なお、映像調整作業はガラス施工後に、別途時間をかけて行います。ガラス施工店では、映像調整工事費を別途有料とされていますので、ご予算をご検討になる際には、ご考慮ください。

板ガラスの納まり寸法標準

日本建築学会では、建築工事標準仕様書・同解説 ガラス工事(JASS17)のなかで、不定形シーリング材構法、グレイジングガスケット構法について、耐震性などの性能について特記されていない場合における納まりの寸法標準を示しています。ここでは、JASS17を基本にして、AGCの関連製品をご使用いただく際の各種クリアランス・かかり代の寸法をご提案するものです。表内の数値を標準として、ガラスの製品精度・サッシの製作精度・施工誤差等を考慮し、なるべく余裕をもってご設計ください。

(1)不定形シーリング材構法の納まり寸法標準
最も標準的な三方押縁で、中桟のない建具の場合の標準を示しています(四方押縁はこれに準じます)。一方押縁・二方押縁の場合は、施工時に板ガラスのやり返しが必要となりますので、作業性を考慮して別途寸法を考慮してください。
 
 
材   種 弾性シーリング材
形   態 標準的なカーテンウォール サッシ固定部 サッシ可動部
上 部 縦 断 面 図 1.jpg 2.jpg 3.jpg
左 右 部 断 面 図 4.jpg 5.jpg 6.jpg
下 部 縦 断 面 図 7.jpg 8.jpg 9.jpg
寸 法 表 現 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c
種 類 商品名 呼び厚さ*1
(ミリ)
b1 b2 b3 b1 b2 b3 b1 b2 b3
熱線吸収板ガラス
熱線吸収熱線反射ガラス
高遮蔽性能熱線反射ガラス
サンユーログレー
サンユーロブロンズ

サングリーン

サンカットΣユーログレー

サンカットΣユーロブロンズ
サンカットΣグリーン
サンルックス
5
6
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5
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6
6
6
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5
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3
4
6
8
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-
3
4
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10
-
7
7
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10
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10
10
10
10
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-
*1 商品によっては、呼び厚さに示す板厚がないものもありますので、製造の可否は各商品ページのラインナップにてご確認ください。
注1)熱線反射ガラス(サンカットΣ、サンルックス)において、映像調整を要求される場合の面クリアランスaは、上記表の値に2mm加算してください。
注2)各寸法の設定根拠は次のとおりです。
*標準寸法 板の辺長比は、実施工で多いと考えられる2:3のものを標準形とした。厚さ別では、3~6ミリ:1500×1000mm  8~10ミリ:2000×1350mm  12~19ミリ:3000×2000mm
*b1、b2にかかわる層間変位角などの考え方
1.標準的なカーテンウォールは、S造に取り付けるケースが多いと考え、層間変形角は中地震等の1/200を想定している。補正係数αは2.0を取っている。
2.サッシ固定部は、壁の多いSRC造およびRC造に取り付けるケースが多いと考え、層間変形角は中地震時の1/500を想定している。補正係数αは2.0を取っている。
3.サッシ可動部は、枠と障子の間のクリアランスを考慮し、エッジクリアランスb1、b2については、サッシ固定部の値から2mm減じることとしている。

(2)グレイジングガスケット材構法納まり寸法標準
材   種 グレイジングチャンネル グレイジングビード その他のガスケット
形   態 サッシ可動部 サッシ可動部 サッシ固定部
上 部 縦 断 面 図 1.jpg 2.jpg 3.jpg
左 右 部 断 面 図 4.jpg 5.jpg 6.jpg
下 部 縦 断 面 図 7.jpg 8.jpg 9.jpg
寸 法 表 現 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c
種 類 商品名 呼び厚さ*1
(ミリ)
b1 b2 b3 b1 b2 b3 b1 b2 b3
熱線吸収板
ガラス
熱線反射
ガラス
高遮蔽性能熱線反射ガラス
サンユーログレー
サンユーロブロンズ
サングリーン
サンカットΣユーログレー
サンカットΣユーロブロンズ
サンカットΣグリーン
サンルックス
5
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8
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15
6
8
2
2
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-
-
-
2
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3
3
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4
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6
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5
5
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5
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5
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7
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10
7
8
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10
10
14
18
10
10
*1 商品によっては、呼び厚さに示す板厚がないものもありますので、製造の可否は各商品ページのラインナップにてご確認ください。
注1) 
強化ガラス・倍強度ガラス・熱処理ガラスをご使用になる場合は、破損時に破片が落下しにくい不定形シーリング構法、またはグレイジングチャンネル構法をお薦めします。
 
注2) 
複層ガラスをグレイジングビード構法、グレイジングチャンネル構法で使用する際の納まり寸法標準については、「複層ガラスとサッシの取合に関する仕様基準と解説」(平成16年7月板硝子協会、(社)日本サッシ協会)によります。 複層ガラスにグレイジングチャンネル構法を用いる場合は、排水に有効な孔明きグレイジングチャンネルを必ずご使用ください。
 

注3)各寸法の設定根拠は次の通りです。

*標準寸法

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 標準寸法は考えていない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 標準寸法は考えていない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 不定形シーリング材構法「サッシ固定部」と同じ。

*b1、b2にかかわる層間変位角などの考え方

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 層間変位追従性能は考慮しない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 層間変位追従性能は考慮しない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 不定形シーリング材構法「サッシ固定部」と同じ。

*b3にかかわる止水排水性能の考え方

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 溝内の排水性を考慮しない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 溝内の排水性を考慮しない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 溝内の水の滞留を許容しない。 許容するものについては、b3を規定しない。

製品の種類と寸法一覧表

ガラスの品種・寸法などは予告なく改廃することがあります。

■熱線反射ガラス

一般名 品種(商品名) 呼び厚さ(ミリ) 略号 最大寸法(mm) 最小寸法(mm) 掲載ページ
高遮蔽性能
熱線反射ガラス
サンルックス 6 - 3600×2500 70×100 035
8 3580×2460 100×100
●熱線反射ガラスの注意事項

*設備上の制約を受け、品種によっては、長い納期をいただく場合がございます。
在庫、出荷可能寸法、納期などにつきましては、事前にAGC代理店あるいはAGC営業担当までご確認をお願い致します。

紫外線カット率

板ガラスの熱・光学性能値

本章に関してのご注意

・ 表中の値は実測値に基づく計算値を代表的な数値として示したもので、各商品の性能を保証するものではありません。また予告なく変更することがありますのでご了承ください。
・ 各性能値の試験方法および算出方法は、技術資料編3-9をご覧ください。
 
●表中のガラス品種記号
FL :透明フロート板ガラス SKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣクリア)
FR :耐熱強化ガラス(マイボーカ) SHKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣブルー)
W :網入・線入磨き板ガラス SGEKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣユーログレー)
GEFL :熱線吸収板ガラス(サンユーログレー) SBRKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣユーロブロンズ)
BRFL :熱線吸収板ガラス(サンユーロブロンズ) SMKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣグリーン)
SVFL :熱線吸収板ガラス(サングリーン) ARFD :低反射ガラス(クリアサイト)
 
型板ガラス、すり板ガラス、フロストグラス等の拡散透過性を有するガラス、及びマイボーカの熱・光学性能については、同厚のフロート板ガラスと同等とお考えください。
複層ガラスおよび合わせガラスの品種・構成での記号記述は、外側ガラス、内側ガラスの順となっています。
 

単板ガラス(高遮蔽性能熱線反射ガラス)
 
一般名 品 種(商品名) 呼び厚さ
(ミリ)
光学的性能 熱的性能
可視光(%) 日射(%) 紫外線
透過率
(%)
遮蔽係数
(SC値)
日射熱取得率
(η値)
熱貫流率(U値)
W/(m²・K){kcal/m²h℃}
反射率 透過率 反射率 透過率 吸収率
高遮蔽性能熱線
反射ガラス
サンルックスSS8 6 41.6 9.0 35.2 7.5 57.4 5.0 0.26 0.23 4.6 4.0
8 41.4 8.6 32.9 6.8 60.3 4.5 0.26 0.23 4.6 3.9
サンルックスSGY32 6 12.1 34.1 10.8 30.2 59.0 26.6 0.55 0.49 5.4 4.7
8 12.0 34.0 10.4 29.3 60.3 25.8 0.55 0.48 5.4 4.6
サンルックスTS30 6 16.0 30.9 15.4 24.1 60.5 16.6 0.49 0.43 5.3 4.6
8 15.9 30.7 14.7 23.5 61.8 16.1 0.48 0.43 5.3 4.5
サンルックスTSL30 6 30.4 30.9 22.8 24.1 53.1 16.6 0.46 0.40 5.3 4.5
8 30.1 30.7 21.9 23.5 54.7 16.1 0.46 0.40 5.2 4.5

複層ガラス(高遮蔽性能熱線反射ペアガラス<サンルックスペア>)
 
一般名 品 種(商品名) 呼び厚さ
(ミリ)
光学的性能 熱的性能
可視光(%) 日射(%) 紫外線
透過率
(%)
遮蔽係数
(SC値)
日射熱取得率
(η値)
熱貫流率(U値)
W/(m²・K){kcal/m²h℃}
反射率 透過率 反射率 透過率 吸収率
高遮蔽性能
熱線反射
複層ガラス
サンルックスペア SS8ペア SS8 6+A6+FL6 18 41.7 8.3 35.2 6.4 58.4 3.9 0.20 0.17 2.9 2.5
SS8 6+A12+FL6 24 0.18 0.16 2.3 2.0
SS8 8+A6+FL8 22 41.5 7.9 32.9 5.7 61.4 3.4 0.20 0.17 2.9 2.5
SS8 8+A12+FL8 28 0.17 0.15 2.3 2.0
SGY32ペア SGY32 6+A6+FL6 18 13.1 31.1 11.5 25.3 63.2 20.4 0.45 0.39 3.2 2.7
SGY32 6+A12+FL6 24 0.43 0.38 2.7 2.3
SGY32 8+A6+FL8 22 13.0 30.8 11.0 24.0 65.4 19.4 0.44 0.38 3.1 2.7
SGY32 8+A12+FL8 28 0.42 0.37 2.7 2.3
TS30ペア TS30 6+A6+FL6 18 16.8 28.3 15.8 20.5 63.7 13.1 0.39 0.34 3.1 2.7
TS30 6+A12+FL6 24 0.37 0.33 2.6 2.3
TS30 8+A6+FL8 22 16.7 27.9 15.1 19.4 65.4 12.6 0.38 0.34 3.1 2.7
TS30 8+A12+FL8 28 0.36 0.32 2.6 2.3
TSL30ペア TSL30 6+A6+FL6 18 31.1 28.0 23.2 20.3 56.4 12.9 0.37 0.32 3.1 2.7
TSL30 6+A12+FL6 24 0.35 0.31 2.6 2.3
TSL30 8+A6+FL8 22 30.9 27.7 22.3 19.3 58.4 12.3 0.36 0.32 3.1 2.7
TSL30 8+A12+FL8 28 0.35 0.31 2.6 2.2
注)本表のA6、A12は中空層が空気で呼び厚さ6ミリ、12ミリを示します。

設計・施工上のご注意、使用上のご注意

それぞれのブランドの商品仕様、付帯サービスなどの内容を十分ご確認の上、商品を選定してください。お引渡後の変更はできません。
AGCでは曲げ加工を受注しておりません。各商品の曲げ加工につきましてはガラス工事店にご相談ください。

一般名 品種
(商品名)
ご注意 掲載
ページ
熱線反射ガラス サンカットΣ/サンルックス ■ 設計・施工上のご注意
・反射膜面は、必ず室内側にしてご使用ください。
・反射光が周辺の建物や交通に悪影響をおよぼす場合があります。設計時に十分ご検討ください。
・〈サンカットΣ〉〈サンルックス〉は反射膜面を金属や硬質プラスチックなど、硬いもので擦りますと傷がつくことがあります。この傷は補修できませんのでご注意ください。特に、クリーニングの際の、スクイージの金属部分がガラスに触れないよう、十分ご注意をお願いします。
・日射吸収率が他の板ガラスと比較して大きいため、条件によっては、熱割れ計算とそれに基づく十分な熱割れ検討が必要です。
・ガラスの呼び厚さが異なると色調に多少の差が生じます。また、単板と合わせガラスが隣接する場合は、色調に顕著な差が生じることがありますので、ご注意ください。特に反射面を合わせガラスの特殊フィルム側にして合わせ加工した場合は、反射率がかなり低下します。
・設計上、反射映像がポイントとなる場合は、サッシを含めた映像の検討が必要となります。
 ・精度の高いサッシを使用し、特殊バックアップ材を用いるなど映像調整用の納まりとしてください。
 ・構造ガスケット構法では、ガラス周辺部を拘束してしまい、微調整も困難なため、美しい反射映像は期待できません。
・次のようなケースでは、反射光が周辺の建物や交通に影響を及ぼす場合があります。事前検討が必要な場合は、ご相談ください。AGCアメニテック(株)にて、反射光軌跡シミュレーションを有料で承っております。
 ・高速道路や鉄道などに面している場合
 ・凹面形状の壁面で使用する場合(焦点が高温になる恐れがあります。)
 ・傾斜面で使用する場合
・品種によって反射色、透過色が異なります。また、いずれの場合も若干色ムラなどが見られる場合があります。
・十分に管理された工程で製造された工業製品ですが、完全な平面ではありませんので、その反射像には若干のゆがみが生じます。
・保管、あるいは施工時にガラスに傷をつけると熱割れの原因となりますので、取り扱いには十分ご注意ください。
・保管にあたっては、雨や日射の当たらない風通しの良い室内に保管し、ビニールシートなどで覆い、汚れを防いでください。
・室外側に「非膜面表示シール」が貼られていますので、施工時には剥がしてご使用ください。
・養生膜を貼っておりませんので、ガラスのはめ込み後、反射膜の汚れや傷の防止を目的としたり、吹き付け材などの汚れが付く恐れのある場合には、フィルムの劣化や接着剤の残りなどの問題を考慮して塩ビフィルムなど良質のフィルムを貼り付けて養生してください。また、溶接火花がかかる恐れのある場合には、薄鋼板または合板などで必ず養生をしてください。
・プライマーが付着した場合、放置しておくと取りにくくなります。万一プライマーが付着した場合には、直ちにトルエンなどの溶剤で除去しその後水洗いしてください。
・防火上、防火設備を必要とする場合には、〈マイボーカ〉や〈ピラン〉を用いた〈サンルックス〉または、網入板ガラスを用いた合わせガラスをご使用ください。ただし、網入ガラスとの合わせガラスとして用いる場合、施工条件によっては、熱割れ計算に基づく十分な熱割れ検討が必要となります。
・テープののり残りや、ちり、ほこりなどの汚れが付いたまま放置すると、非常に除去しにくくなりますので、付着した場合は速やかに除去してください。
・バックアップ材は熱割れ防止上、発泡ポリエチレンなど断熱性の高いものをご使用ください。
・シーリング材は、JIS A 5758に規定する良質の弾性シーリング材(シリコーンシーラント、ポリサルファイドなど)をご使用ください。
・ビード類は、耐久性の高い良質のものをご使用ください。
・サンルックスは、受注生産品です。納期は、品種、数量等により変わりますので、都度ご確認ください。
・反射膜は非常に薄い膜ですので消火活動などのガラスの破壊作業には支障ありません。
反射映像を確保する場合(映像調整構法)
一般に、熱線反射ガラスによる反射映像は、遠方の建物の反射像を比較的遠い視点から見ることが多くなります。このため、わずかな歪みでもその影響は増幅され、反射映像は大きく歪んでしまいます。美しい反射映像を確保するためには、下記事項について総合的に対策を取る必要があります。
 ・サッシの取り付け寸法精度を高くする。
 ・特殊なバックアップ材等を用いて、ガラス自体の歪みを最小限とする。
 ・剛性の小さい呼び厚さ6ミリの反射ガラスは用いず、呼び厚さ8ミリ以上を使用する。
 ・映像調整のビューポイントを定めて、無理な調整は行わない。
詳細はP162の「熱線反射ガラスの反射映像に対応する場合の標準納まり」をご参照ください。また、熱線反射ペアガラス、網入サンルックス、熱線反射合わせガラスの納まりについては、複層ガラス・網入板ガラス・合わせガラスの標準納まりをご参照ください。
・各種クリアランス・かかり代などの納まり寸法は、「板ガラスの納まり寸法標準」(P166~169)に準じてください。
●おことわり 
・熱線反射ガラスの反射膜に、小さな点状の色抜け部分や色ムラのある場合があります。この欠点は製法上生じるものですが、これを皆無にすることは、非常に困難ですのでご了承ください。
■ 使用上のご注意
・美しい反射像を保ち、その機能を長くお使いいただくためには、2〜3ヵ月に1回程度のクリーニングを行ってください。
・汚れがひどい場合は中性洗剤で汚れを落とし、水洗いします。なお、グラスターなど砥粒の入った洗剤、酸性あるいはアルカリ性の強い洗剤を使用しますと、反射膜に悪影響がありますので避けてください。また、外壁、内壁のタイルや石などの洗浄の際、ガラスに洗剤が付着しないよう注意してください。
・冷暖房用の吹出し空気をガラス面に直接当てたり、ガラスに密着して厚手のカーテンを吊ったり、ロッカーなどの家具を置くと熱割れの原因となりますのでお避けください。
・ガラス表面に塗装したり、紙を貼ると熱割れや反射膜の劣化(変色、剥離等)の原因となりますのでおやめください。
・反射膜面を金属や硬質プラスチックなど、硬いもので擦りますと傷がつくことがあります。この傷は補修できませんのでご注意ください。特に、クリーニングの際に、スクイージの金属部分がガラスに触れないよう、十分ご注意をお願いします。
・カッターや金属製スクレーパーなどで汚れを除去するのは、おやめください。
・酸性あるいはアルカリ性の度合が強い雰囲気状態にさらされると(例えば、酸性・アルカリ性ガスを発生させる吹付剤などの使用を含む)、膜面が変質する可能性がありますので注意が必要です。
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