熱線反射・熱線吸収ガラス

熱線吸収板ガラスJIS R 3208 熱線吸収板ガラス

サンユーログレー® サンユーロブロンズ®
サングリーン®

熱線吸収効果を高めるため、ガラス原料に金属を加え、グレー、ブロンズ、グリーンに着色したガラスです。日射を30~40%程度吸収し、冷房負荷を軽減できます。
遮熱
紫外線遮蔽
デザイン効果
視線制御

札幌メディアパーク・スピカ・北海道 設計/伊坂デザイン工房 使用しているガラス/サングリーン
主な用途
集合住宅・オフィスビル・店舗・商業施設
窓を始めとした開口部

バリエーション

  • サンユーログレー
  • サンユーロブロンズ
  • サングリーン

ラインナップ

品種(商品名) 呼び厚さ(ミリ)
サンユーログレー 5、6、8
サンユーロブロンズ 5、6、8
サングリーン 5、6、8

施工例

物件名
赤坂パークビルヂング
所在地
東京都
設計
三菱地所
施工
赤坂パークビル建設JV

見積り例

参考価格

板ガラスの納まり寸法標準

日本建築学会では、建築工事標準仕様書・同解説 ガラス工事(JASS17)のなかで、不定形シーリング材構法、グレイジングガスケット構法について、耐震性などの性能について特記されていない場合における納まりの寸法標準を示しています。ここでは、JASS17を基本にして、AGCの関連製品をご使用いただく際の各種クリアランス・かかり代の寸法をご提案するものです。表内の数値を標準として、ガラスの製品精度・サッシの製作精度・施工誤差等を考慮し、なるべく余裕をもってご設計ください。

(1)不定形シーリング材構法の納まり寸法標準
最も標準的な三方押縁で、中桟のない建具の場合の標準を示しています(四方押縁はこれに準じます)。一方押縁・二方押縁の場合は、施工時に板ガラスのやり返しが必要となりますので、作業性を考慮して別途寸法を考慮してください。
 
 
材   種 弾性シーリング材
形   態 標準的なカーテンウォール サッシ固定部 サッシ可動部
上 部 縦 断 面 図 1.jpg 2.jpg 3.jpg
左 右 部 断 面 図 4.jpg 5.jpg 6.jpg
下 部 縦 断 面 図 7.jpg 8.jpg 9.jpg
寸 法 表 現 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c
種 類 商品名 呼び厚さ*1
(ミリ)
b1 b2 b3 b1 b2 b3 b1 b2 b3
熱線吸収板ガラス
熱線吸収熱線反射ガラス
高遮蔽性能熱線反射ガラス
サンユーログレー
サンユーロブロンズ

サングリーン

サンカットΣユーログレー

サンカットΣユーロブロンズ
サンカットΣグリーン
サンルックス
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6
6
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7
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15
5
5
5
5
6
-
3
4
6
8
10
-
3
4
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8
10
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7
7
8
8
10
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10
10
10
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12
-
*1 商品によっては、呼び厚さに示す板厚がないものもありますので、製造の可否は各商品ページのラインナップにてご確認ください。
注1)熱線反射ガラス(サンカットΣ、サンルックス)において、映像調整を要求される場合の面クリアランスaは、上記表の値に2mm加算してください。
注2)各寸法の設定根拠は次のとおりです。
*標準寸法 板の辺長比は、実施工で多いと考えられる2:3のものを標準形とした。厚さ別では、3~6ミリ:1500×1000mm  8~10ミリ:2000×1350mm  12~19ミリ:3000×2000mm
*b1、b2にかかわる層間変位角などの考え方
1.標準的なカーテンウォールは、S造に取り付けるケースが多いと考え、層間変形角は中地震等の1/200を想定している。補正係数αは2.0を取っている。
2.サッシ固定部は、壁の多いSRC造およびRC造に取り付けるケースが多いと考え、層間変形角は中地震時の1/500を想定している。補正係数αは2.0を取っている。
3.サッシ可動部は、枠と障子の間のクリアランスを考慮し、エッジクリアランスb1、b2については、サッシ固定部の値から2mm減じることとしている。

(2)グレイジングガスケット材構法納まり寸法標準
材   種 グレイジングチャンネル グレイジングビード その他のガスケット
形   態 サッシ可動部 サッシ可動部 サッシ固定部
上 部 縦 断 面 図 1.jpg 2.jpg 3.jpg
左 右 部 断 面 図 4.jpg 5.jpg 6.jpg
下 部 縦 断 面 図 7.jpg 8.jpg 9.jpg
寸 法 表 現 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c
種 類 商品名 呼び厚さ*1
(ミリ)
b1 b2 b3 b1 b2 b3 b1 b2 b3
熱線吸収板
ガラス
熱線反射
ガラス
高遮蔽性能熱線反射ガラス
サンユーログレー
サンユーロブロンズ
サングリーン
サンカットΣユーログレー
サンカットΣユーロブロンズ
サンカットΣグリーン
サンルックス
5
6
8
10
12
15
6
8
2
2
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-
-
-
2
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3
3
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2
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4
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-
-
6
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5
5
5
5
5
5
5
5
5
6
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6
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5
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10
12
15
6
8
7
7
8
8
10
10
7
8
10
10
10
10
14
18
10
10
*1 商品によっては、呼び厚さに示す板厚がないものもありますので、製造の可否は各商品ページのラインナップにてご確認ください。
注1) 
強化ガラス・倍強度ガラス・熱処理ガラスをご使用になる場合は、破損時に破片が落下しにくい不定形シーリング構法、またはグレイジングチャンネル構法をお薦めします。
 
注2) 
複層ガラスをグレイジングビード構法、グレイジングチャンネル構法で使用する際の納まり寸法標準については、「複層ガラスとサッシの取合に関する仕様基準と解説」(平成16年7月板硝子協会、(社)日本サッシ協会)によります。 複層ガラスにグレイジングチャンネル構法を用いる場合は、排水に有効な孔明きグレイジングチャンネルを必ずご使用ください。
 

注3)各寸法の設定根拠は次の通りです。

*標準寸法

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 標準寸法は考えていない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 標準寸法は考えていない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 不定形シーリング材構法「サッシ固定部」と同じ。

*b1、b2にかかわる層間変位角などの考え方

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 層間変位追従性能は考慮しない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 層間変位追従性能は考慮しない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 不定形シーリング材構法「サッシ固定部」と同じ。

*b3にかかわる止水排水性能の考え方

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 溝内の排水性を考慮しない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 溝内の排水性を考慮しない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 溝内の水の滞留を許容しない。 許容するものについては、b3を規定しない。

製品の種類と寸法一覧表

ガラスの品種・寸法などは予告なく改廃することがあります。

■単板ガラス

一般名 品種(商品名) 呼び厚さ(ミリ) 略号 最大寸法(mm) 製造可能特注寸法(mm)*1 掲載ページ
熱線吸収板ガラス サンユーログレー*2
サンユーロブロンズ*2
サングリーン*2
5 GEFL5、BRFL5、SVFL5 3600×2400 - 037
6 GEFL6、BRFL6、SVFL6 3600×2400
8 GEFL8、BRFL8、SVFL8 3590×2380
●単板ガラスの注意事項
*1 製造可能特注寸法欄に記載されている寸法は、製作は可能な最大寸法ですが、運搬上の制約を受け、また受注生産になる場合がございます。納期、仕様等などにつきましては、事前にAGC代理店あるいはAGC営業担当者までご確認をお願い致します。
*2 在庫、出荷可能寸法、納期等につきましては、事前にAGC代理店あるいはAGC営業担当者までご確認をお願い致します。

紫外線カット率

板ガラスの熱・光学性能値

本章に関してのご注意

・ 表中の値は実測値に基づく計算値を代表的な数値として示したもので、各商品の性能を保証するものではありません。また予告なく変更することがありますのでご了承ください。
・ 各性能値の試験方法および算出方法は、技術資料編3-9をご覧ください。
 
●表中のガラス品種記号
FL :透明フロート板ガラス SKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣクリア)
FR :耐熱強化ガラス(マイボーカ) SHKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣブルー)
W :網入・線入磨き板ガラス SGEKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣユーログレー)
GEFL :熱線吸収板ガラス(サンユーログレー) SBRKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣユーロブロンズ)
BRFL :熱線吸収板ガラス(サンユーロブロンズ) SMKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣグリーン)
SVFL :熱線吸収板ガラス(サングリーン) ARFD :低反射ガラス(クリアサイト)
 
型板ガラス、すり板ガラス、フロストグラス等の拡散透過性を有するガラス、及びマイボーカの熱・光学性能については、同厚のフロート板ガラスと同等とお考えください。
複層ガラスおよび合わせガラスの品種・構成での記号記述は、外側ガラス、内側ガラスの順となっています。
 

単板ガラス(透明板ガラス・耐熱強化ガラス・熱線吸収板ガラス)
 
一般名 品 種(商品名) 呼び厚さ
(ミリ)
光学的性能 熱的性能
可視光(%) 日射(%) 紫外線
透過率
(%)
遮蔽係数
(SC値)
日射熱取得率
(η値)
熱貫流率(U値)
W/(m²・K){kcal/m²h℃}
反射率 透過率 反射率 透過率 吸収率
熱線吸収板ガラス サンユーログレー(GEFL) 5 5.7 49.8 5.6 51.6 42.8 23.6 0.75 0.66 5.9 5.1
6 5.4 43.9 5.4 45.8 48.8 19.4 0.71 0.63 5.9 5.0
8 5.1 33.8 5.0 36.1 58.9 13.2 0.64 0.56 5.8 5.0
サンユーロブロンズ(BRFL) 5 5.5 55.5 5.4 54.8 39.8 23.1 0.78 0.68 5.9 5.1
6 5.2 49.9 5.1 49.3 45.6 18.7 0.74 0.65 5.9 5.0
8 4.8 40.2 4.8 39.7 55.5 12.5 0.67 0.59 5.8 5.0
サングリーン(SVFL) 5 6.9 78.0 5.4 52.5 42.2 27.8 0.76 0.67 5.9 5.1
6 6.7 75.3 5.2 47.5 47.3 23.7 0.72 0.64 5.9 5.0
8 6.4 70.2 4.9 39.3 55.7 17.4 0.66 0.58 5.8 5.0

複層ガラス(熱線吸収ペアガラス)
 
一般名 品 種(商品名) 呼び厚さ
(ミリ)
光学的性能 熱的性能
可視光(%) 日射(%) 紫外線
透過率
(%)
遮蔽係数
(SC値)
日射熱取得率
(η値)
熱貫流率(U値)
W/(m²・K){kcal/m²h℃}
反射率 透過率 反射率 透過率 吸収率
熱線吸収
複層ガラス
サンユログレペア GEFL6+A6+FL6 18 7.0 39.4 6.9 37.7 55.3 16.1 0.58 0.51 3.3 2.8
GEFL6+A12+FL6 24 0.57 0.50 2.9 2.5
GEFL8+A6+FL8 22 6.0 30.2 6.0 28.8 65.2 10.9 0.50 0.44 3.2 2.8
GEFL8+A12+FL8 28 0.49 0.43 2.8 2.4
サンユロブロンズペア BRFL6+A6+FL6 18 7.2 44.8 6.9 40.6 52.5 15.5 0.61 0.54 3.3 2.8
BRFL6+A12+FL6 24 0.60 0.53 2.9 2.5
BRFL8+A6+FL8 22 6.1 35.9 5.9 31.8 62.3 10.3 0.53 0.47 3.2 2.8
BRFL8+A12+FL8 28 0.52 0.46 2.8 2.4
サングリンペア SVFL6+A6+FL6 18 11.2 67.7 7.3 40.3 52.4 19.7 0.60 0.53 3.3 2.8
SVFL6+A12+FL6 24 0.59 0.52 2.9 2.5
SVFL8+A6+FL8 22 10.3 62.8 6.5 33.1 60.4 14.3 0.53 0.47 3.2 2.8
SVFL8+A12+FL8 28 0.52 0.46 2.8 2.4
注)本表のA6、A12は中空層が空気で呼び厚さ6ミリ、12ミリを示します。

設計・施工上のご注意、使用上のご注意

それぞれのブランドの商品仕様、付帯サービスなどの内容を十分ご確認の上、商品を選定してください。お引渡後の変更はできません。
AGCでは曲げ加工を受注しておりません。各商品の曲げ加工につきましてはガラス工事店にご相談ください。

一般名 品種
(商品名)
ご注意 掲載
ページ
熱線吸収板ガラス サンユログレサンユロブロンズ/サングリ ■ 設計・施工上のご注意
・熱線吸収板ガラスは、呼び厚さが厚くなるほど色が濃くなり、日射吸収率も高くなります。
・サッシ等との納まりは、フロート板ガラスと同様にしてください。
・熱線吸収板ガラスは、熱線を吸収することによって、ガラス自体の温度が高くなりますので、透明な板ガラスより熱割れしやすくなります。特に厚いガラスほど吸収率が高く、この傾向が強くなりますのでご注意ください。条件によっては、熱割れ計算による十分な熱割れ検討が必要となります。
・ガラスの切断はクリーンカットを原則としてください。やむを得ずエッジ修正が必要な場合は、#120メッシュ以上のサンダーをご使用ください。
50メッシュ、80メッシュなど粗いサンダーによる処理は、熱割れの原因となります。
・バックアップ材は熱割れ防止上、発泡ポリエチレンなど断熱性の高いものをご使用ください。
・シーリング材は、JIS A 5758に規定する良質の弾性シーリング材(シリコーンシーラント、ポリサルファイドなど)をご使用ください。
・ビード類は、耐久性の高い良質のものをご使用ください。
・各種クリアランス・かかり代などの納まり寸法は、「板ガラスの納まり寸法標準」(P166~169)に準じてください。
■ 使用上のご注意
・冷暖房用の吹き出し空気をガラス面に直接当てたり、ガラスに密着して、厚手のカーテンを吊ったり、ロッカー、家具などを置くと熱割れの原因となりますのでお避けください。
・ガラス面にペンキを塗ったり、紙を貼ったりすることは、熱割れの原因となりますのでおやめください。
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