防火・耐火ガラス

網入板ガラス・線入板ガラスJIS R 3204 網入板ガラス

ヒシワイヤ® クロスワイヤ プロテックス®

〈ヒシワイヤ〉〈クロスワイヤ〉は金網を封入した網入板ガラス、〈プロテックス〉は金属線を封入した線入板ガラス。〈ヒシワイヤ〉〈クロスワイヤ〉は防火を、〈プロテックス〉は飛散防止効果を主な目的としています。
安全対策
防火対策

東京ドーム・東京都文京区 設計/日建設計、竹中工務店共同設計 使用しているガラス/磨ヒシワイヤ10ミリ
主な用途
〈ヒシワイヤ〉〈クロスワイヤ〉:延焼の恐れのある開口部、トップライトなど
〈プロテックス〉:防煙垂れ壁など

●〈ヒシワイヤ〉〈クロスワイヤ〉は、建設省告示1360号に規定される防火設備用ガラスとして、延焼の恐れのある部位に使用できます。

バリエーション

  • 磨ヒシワイヤ
  • 磨クロスワイヤ
  • 磨プロテックス
  • 霞ヒシワイヤ
  • 霞クロスワイヤ
  • 霞プロテックス

ラインナップ

品 種(商品名) 呼び厚さ(ミリ)
網入板ガラス 網入磨き板ガラス 磨クロスワイヤ 6.8
磨ヒシワイヤ 6.8
10
網入型板ガラス 霞クロスワイヤ 6.8
霞ヒシワイヤ
線入板ガラス 線入磨き板ガラス 磨プロテックス 6.8
線入型板ガラス 霞プロテックス 6.8

 

施工例

物件名
東京ドーム
所在地
東京都
設計
日建設計、竹中工務店
施工
竹中工務店

見積り例

参考価格

磨(みがき)ヒシワイヤ6.8ミリ→ ¥22,500/㎡
霞(かすみ)ヒシワイヤ6.8ミリ→ ¥9,200/㎡
※参考材料価格(税抜)

■網入・線入板ガラスの標準納まりAGC_syohin_1001_02.gif

網入・線入板ガラスでは、線材の発錆によるエッジ強度低下にともなう熱割れ(錆割れ)を防止するため、できるだけ止水・排水性の高い納まりをご採用ください。AGCは、網入・線入板ガラス製品エッジ部全周に防錆処理を施しています。お客様がこれらの製品を切断されてご使用になる場合、切断した全てのガラスエッジ部に防錆処理を必ず実施してください。
(1)弾性シーリング材構法
止水・排水性に優れた弾性シーリング材構法は、網入・線入板ガラスに最も適した納まりです。AGCは、網入・線入板ガラス製品エッジ部全周に防錆処理を施しています。お客様がこれらの製品を切断されてご使用になる場合、切断した全てのガラスエッジ部分には防錆処理を必ず施してください。

サッシはJIS A 4706に適合する、水抜き機構を備えたサッシをご使用ください。

〈図1 参照〉
セッティングブロックは、硬度90°程度のEPDM-S(エチレンプロピレンゴム)やCR(クロロプレンゴム)を下辺に2個使用してください。住宅用などに用いる呼び厚さ6.8ミリの比較的軽量な板ガラスにはPVC(塩化ビニル)製のものも使用できます。

セッティングブロックの長さなどの寸法は次の数値としてください。

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図1

*1  セッティングブロックの長さの算出は、建築工事標準仕様書・同解説ガラス工事(JASS17)における計算式に基づき、簡易式にしています。
*2  ビル用サッシなどでは、8φ以上の水抜き孔を推奨します。
セッティングブロックの長さω(cm)*1
ω ≧2.5A(EPDM-S、CRの場合) 
ω≧4.2A(PVCの場合)
ここで A:ガラス面積(㎡)
セッティングブロック断面の幅a

ガラスの呼び厚さ以上で、セッティングブロック断面の高さ以上としてください。

セッティングブロック断面の高さb

下辺エッジクリアランスおよびかかりしろとの関係から求めてください。バックアップ材は、ポリエチレンフォーム、発泡ゴム、中空ソリッドゴムなどをご使用ください。

シーリング材は、JIS A 5758に適合する、シリコーン系またはポリサルファイド系の良質のものをご使用ください。ただし、酢酸系シリコーンシーリング材は、線材を腐蝕させる恐れがありますので使用しないでください。

〈 図2 参照〉
各種クリアランス、かかりしろの寸法については、▶P166「板ガラスの納まり寸法標準」をご参照ください。
(2)グレイジングチャンネル構法
止水・排水性に劣るグレイジングチャンネル構法は、網入・線入板ガラスの納まりとしては、好ましくありません。やむを得ない場合は、呼び厚さ6.8ミリの網入・線入板ガラスを、住宅や簡易な集合住宅などで使用する場合に限り、グレイジングチャンネル構法による施工ができます。AGCは、網入・線入板ガラス製品エッジ部全周に防錆処理を施しています。防錆性能を更に高める方法として、ガラスエッジ部へのブチルテープ巻き付けがあります。ブチルテープ巻き付けをご希望の場合は、ご相談ください。お客様がこれらの製品を切断されてご使用になる場合、切断した全てのガラスエッジ部に防錆処理を必ず施してください。

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図2
サッシはJIS A 4706に適合する、水抜き機構を備えたサッシをご使用ください。

グレイジングチャンネルは、JIS A 5756に適合する良質のものをご使用ください。

各種クリアランス、かかりしろの寸法については、▶P166「板ガラスの納まり寸法標準」をご参照ください。
(3)グレイジングビード構法
簡易な建築物では、呼び厚さ6.8ミリの網入・線入板ガラスに限り、グレイジングビード構法による施工ができます。

AGCは、網入・線入板ガラス製品エッジ部全周に防錆処理を施しています。お客様がこれらの製品を切断されてご使用になる場合、切断した全てのガラスエッジ部分には防錆処理を必ず施してください。

サッシはJIS A 4706に適合する、水抜き機構を備えたサッシをご使用ください。
グレイジングビードは、JIS A 5756に適合する良質のものをご使用ください。

グレイジングビード構法では、下辺にセッティングブロックの敷き込みが必要です。

各種クリアランス、かかりしろの寸法については、▶P166「板ガラスの納まり寸法標準」をご参照ください。
(4)小口の露出
小口を露出するような納まりは、線材の発錆の原因になりますので、お避けください。

板ガラスの納まり寸法標準

日本建築学会では、建築工事標準仕様書・同解説 ガラス工事(JASS17)のなかで、不定形シーリング材構法、グレイジングガスケット構法について、耐震性などの性能について特記されていない場合における納まりの寸法標準を示しています。ここでは、JASS17を基本にして、AGCの関連製品をご使用いただく際の各種クリアランス・かかり代の寸法をご提案するものです。表内の数値を標準として、ガラスの製品精度・サッシの製作精度・施工誤差等を考慮し、なるべく余裕をもってご設計ください。

(1)不定形シーリング材構法の納まり寸法標準
最も標準的な三方押縁で、中桟のない建具の場合の標準を示しています(四方押縁はこれに準じます)。一方押縁・二方押縁の場合は、施工時に板ガラスのやり返しが必要となりますので、作業性を考慮して別途寸法を考慮してください。
 
 
材   種 弾性シーリング材
形   態 標準的なカーテンウォール サッシ固定部 サッシ可動部
上 部 縦 断 面 図 1.jpg 2.jpg 3.jpg
左 右 部 断 面 図 4.jpg 5.jpg 6.jpg
下 部 縦 断 面 図 7.jpg 8.jpg 9.jpg
寸 法 表 現 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c
種 類 商品名 呼び厚さ*1
(ミリ)
b1 b2 b3 b1 b2 b3 b1 b2 b3
網入・線入磨き板ガラス
網入・線入型板ガラス
ヒシワイヤ
クロスワイヤ
プロテックス
6.8
10
5
5
7
10
9
10
7
8
10
12
5
5
7
10
7
10
7
8
10
12
5
5
5
8
5
8
7
8
10
12
*1 商品によっては、呼び厚さに示す板厚がないものもありますので、製造の可否は各商品ページのラインナップにてご確認ください。
注1)熱線反射ガラス(サンカットΣ、サンルックス)において、映像調整を要求される場合の面クリアランスaは、上記表の値に2mm加算してください。
注2)各寸法の設定根拠は次のとおりです。
*標準寸法 板の辺長比は、実施工で多いと考えられる2:3のものを標準形とした。厚さ別では、3~6ミリ:1500×1000mm  8~10ミリ:2000×1350mm  12~19ミリ:3000×2000mm
*b1、b2にかかわる層間変位角などの考え方
1.標準的なカーテンウォールは、S造に取り付けるケースが多いと考え、層間変形角は中地震等の1/200を想定している。補正係数αは2.0を取っている。
2.サッシ固定部は、壁の多いSRC造およびRC造に取り付けるケースが多いと考え、層間変形角は中地震時の1/500を想定している。補正係数αは2.0を取っている。
3.サッシ可動部は、枠と障子の間のクリアランスを考慮し、エッジクリアランスb1、b2については、サッシ固定部の値から2mm減じることとしている。

(2)グレイジングガスケット材構法納まり寸法標準
 
 
材   種 グレイジングチャンネル グレイジングビード その他のガスケット
形   態 サッシ可動部 サッシ可動部 サッシ固定部
上 部 縦 断 面 図 1.jpg 2.jpg 3.jpg
左 右 部 断 面 図 4.jpg 5.jpg 6.jpg
下 部 縦 断 面 図 7.jpg 8.jpg 9.jpg
寸 法 表 現 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c 面クリアランスa エッジクリアランスb かかり代c
種 類 商品名 呼び厚さ*1
(ミリ)
b1 b2 b3 b1 b2 b3 b1 b2 b3
網入・線入磨板ガラス
網入・線入型板ガラス
ヒシワイヤ
クロスワイヤ
プロテックス
6.8
10
3.5
-
4
-
4
-
4
-
6.5
-
3.5
-
4
-
4
-
4
-
6.5
-
5
5
7
10
7
10
7
8
10
12
*1 商品によっては、呼び厚さに示す板厚がないものもありますので、製造の可否は各商品ページのラインナップにてご確認ください。
注1) 
強化ガラス・倍強度ガラス・熱処理ガラスをご使用になる場合は、破損時に破片が落下しにくい不定形シーリング構法、またはグレイジングチャンネル構法をお薦めします。
 
注2) 
複層ガラスをグレイジングビード構法、グレイジングチャンネル構法で使用する際の納まり寸法標準については、「複層ガラスとサッシの取合に関する仕様基準と解説」(平成16年7月板硝子協会、(社)日本サッシ協会)によります。 複層ガラスにグレイジングチャンネル構法を用いる場合は、排水に有効な孔明きグレイジングチャンネルを必ずご使用ください。
 

注3)各寸法の設定根拠は次の通りです。

*標準寸法

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 標準寸法は考えていない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 標準寸法は考えていない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 不定形シーリング材構法「サッシ固定部」と同じ。

*b1、b2にかかわる層間変位角などの考え方

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 層間変位追従性能は考慮しない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 層間変位追従性能は考慮しない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 不定形シーリング材構法「サッシ固定部」と同じ。

*b3にかかわる止水排水性能の考え方

1 グレイジングチャンネル サッシ可動部 溝内の排水性を考慮しない。
2 グレイジングビード サッシ可動部 溝内の排水性を考慮しない。
3 その他のガスケット サッシ固定部 溝内の水の滞留を許容しない。 許容するものについては、b3を規定しない。

製品の種類と寸法一覧表

ガラスの品種・寸法などは予告なく改廃することがあります。

■単板ガラス

一般名 品種(商品名) 呼び厚さ(ミリ) 略号 最大寸法(mm) 製造可能特注寸法(mm)*1 掲載ページ
網入板
ガラス
網入磨き板ガラス 磨クロスワイヤ 6.8 PCW 3658×2438 - 071
磨ヒシワイヤ 6.8 PHW 3658×2438
10 PHW10 4600×2400
網入型板ガラス 霞クロスワイヤ 6.8 WKC 2438×1829 - 071
霞ヒシワイヤ 6.8 WKH
線入板
ガラス
線入磨き板ガラス 磨プロテックス 6.8 PTW 2438×1829 - 071
線入型板ガラス 霞プロテックス 6.8 WKT 2438×1829
●単板ガラスの注意事項
*1 製造可能特注寸法欄に記載されている寸法は、製作は可能な最大寸法ですが、運搬上の制約を受け、また受注生産になる場合がございます。 納期、仕様等などにつきましては、事前にAGC代理店あるいはAGC営業担当者までご確認をお願い致します。

紫外線カット率

板ガラスの熱・光学性能値

本章に関してのご注意

・ 表中の値は実測値に基づく計算値を代表的な数値として示したもので、各商品の性能を保証するものではありません。また予告なく変更することがありますのでご了承ください。
・ 各性能値の試験方法および算出方法は、技術資料編3-9をご覧ください。
 
●表中のガラス品種記号
FL :透明フロート板ガラス SKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣクリア)
FR :耐熱強化ガラス(マイボーカ) SHKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣブルー)
W :網入・線入磨き板ガラス SGEKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣユーログレー)
GEFL :熱線吸収板ガラス(サンユーログレー) SBRKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣユーロブロンズ)
BRFL :熱線吸収板ガラス(サンユーロブロンズ) SMKFC :熱線反射ガラス(サンカットΣグリーン)
SVFL :熱線吸収板ガラス(サングリーン) ARFD :低反射ガラス(クリアサイト)
 
型板ガラス、すり板ガラス、フロストグラス等の拡散透過性を有するガラス、及びマイボーカの熱・光学性能については、同厚のフロート板ガラスと同等とお考えください。
複層ガラスおよび合わせガラスの品種・構成での記号記述は、外側ガラス、内側ガラスの順となっています。
 

単板ガラス(透明板ガラス・耐熱強化ガラス・熱線吸収板ガラス)
 
一般名 品 種(商品名) 呼び厚さ
(ミリ)
光学的性能 熱的性能
可視光(%) 日射(%) 紫外線
透過率
(%)
遮蔽係数
(SC値)
日射熱取得率
(η値)
熱貫流率(U値)
W/(m²・K){kcal/m²h℃}
反射率 透過率 反射率 透過率 吸収率
透明板ガラス フロート板ガラス(FL) 2 8.2 90.9 7.8 88.6 3.6 79.0 1.02 0.90 6.0 5.2
3 8.1 90.4 7.7 86.7 5.7 74.3 1.01 0.89 6.0 5.1
4 8.1 89.9 7.5 84.5 8.0 70.0 0.99 0.87 5.9 5.1
5 8.0 89.5 7.4 82.9 9.7 66.4 0.98 0.86 5.9 5.1
6 7.9 89.4 7.2 81.5 11.3 64.2 0.97 0.85 5.9 5.0
8 7.8 89.0 6.9 79.1 14.0 62.1 0.95 0.84 5.8 5.0
10 7.7 88.3 6.7 76.2 17.0 58.7 0.93 0.82 5.7 4.9
12 7.5 87.1 6.4 72.0 21.6 54.3 0.90 0.79 5.7 4.9
15 7.4 86.2 6.3 69.1 24.6 51.2 0.88 0.78 5.6 4.8
19 6.9 84.9 5.7 64.7 29.6 47.2 0.85 0.75 5.4 4.7
網入・線入 6.8 8.3 82.1 7.5 73.2 19.3 54.3 0.91 0.80 5.8 5.0
10 7.8 80.2 6.6 66.1 27.3 48.2 0.86 0.75 5.7 4.9

設計・施工上のご注意、使用上のご注意

それぞれのブランドの商品仕様、付帯サービスなどの内容を十分ご確認の上、商品を選定してください。お引渡後の変更はできません。
AGCでは曲げ加工を受注しておりません。各商品の曲げ加工につきましてはガラス工事店にご相談ください。

一般名 品種
(商品名)
ご注意 掲載
ページ
防火・耐火ガラス 防火・耐火ガラス 共通のご注意 防火・耐火ガラスを正しくお使い頂くために
■ 防火設備について
①〈マイボーカ〉〈ピラン〉〈ヒシワイヤ〉〈クロスワイヤ〉は、「(一社)カーテンウォール・防火開口部協会」が認定取得している防火戸の主構成材料として、認定サッシおよび副構成材料(指定ガスケット、指定シーラント等)との組み合わせでご使用になれます。ご使用の際には、「(一社)カーテンウォール・防火開口部協会」が定めた標準仕様書を確認した上で、指定する施工方法、副構成材料(指定シーラント、指定ガスケット等)を遵守してください。個々の製品ごとに指定評価機関での試験に合格し、国土交通大臣から認定を受けた製品(個別認定品)については、認定を取得した仕様でご使用いただく必要があります。使用できるガラスについては、認定を取得したメーカー等へお問い合わせください。
②建築基準法における構造規定による防火設備には、網入板ガラス(〈ヒシワイヤ〉〈クロスワイヤ〉)が使用できます。個別認定を取得した場合を除いて、網入板ガラス以外のガラスは使用できませんのでご注意ください。
■ 特定防火設備について
①特定防火設備は、サッシ枠やガラス等の構成材料を一体として個別に認定されています。認定を取得したメーカー以外の製品では、特定防火設備としてご使用いただけませんのでご注意ください。
②万一ガラスが破損した場合には、ガラス入り防火戸に貼り付けられている認定シールに記載されているメーカーまでご連絡ください。
■ 30分耐火構造の屋根について
建築基準法における30分耐火構造の屋根には、網入板ガラス(〈ヒシワイヤ〉〈クロスワイヤ〉)が使用できます。個別認定を取得した場合を除いて、網入板ガラス以外のガラスは使用できませんのでご注意ください。
■ 1時間耐火間仕切り壁について
①1時間耐火間仕切り壁は、サッシ枠やガラス等の構成材料を一体として個別に認定されています。認定を取得したメーカー以外の製品では、1時間耐火間仕切り壁としてご使用いただけませんのでご注意ください。
②万一ガラスが破損した場合には、ガラス入り間仕切り壁に貼られている認定シールに記載されているメーカーまでご連絡ください。

シーリング施工 グレイジングガスケット施工
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072

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一般名 品種
(商品名)
ご注意 掲載
ページ
網入板ガラス・線入板ガラス ヒシワイヤ/クロスワイヤ/プロテックス ■ 設計・施工上のご注意
・必ずJIS A 4706に規定されるサッシで、かつ水抜き機構を備えたサッシをご使用ください。
・施工にあたっては、所定の副資材をご使用ください。
・グレイジングチャンネル、構造ガスケットによる施工は、排水性や水密性が確保できませんので、〈ヒシワイヤ〉〈クロスワイヤ〉〈プロテックス〉の施工方法として適していません。やむを得ずこれらを使用して施工される場合には、エッジ部に必ず防錆処理を施し、錆による破損をできるだけ防いでください。
・アトリウムの屋根など自然環境条件が厳しく、メンテナンスがしにくい場所や、温泉・プールなど金属を著しく劣化させる要因(雰囲気中の塩素など)が含まれている場所に使用される場合には、エッジ部に必ず防錆処理を施し、錆による破損をできるだけ防いでください。
・〈ヒシワイヤ〉〈クロスワイヤ〉〈プロテックス〉の防錆処理例は、以下の通りです。
 ・防錆塗料を塗布する(例:「ワイヤーガード」AGCセイミケミカル製)
 ・防錆油を塗布する(例:「サミックラストエースMG831」三和化成工業製)
 ・ブチルゴム系テープを貼り付ける
注)前記のような特に厳しい使用条件には、比較的防錆効果の高いブチルゴム系テープの貼り付けをおすすめします。
・各種クリアランス・かかり代などの納まり寸法は、「板ガラスの納まり寸法標準」(P166~169)に準じてください。
■ 使用上のご注意
・〈ヒシワイヤ〉〈クロスワイヤ〉〈プロテックス〉は切断時にエッジに傷がつきやすく、このためエッジ部の強度は普通のフロート板ガラスの約半分となっていますので、フロート板ガラスより熱割れが生じやすくなっています。
・切断部に網が露出するため、条件(水分の存在など)によっては、網に錆が発生します。錆がひどくなると、体積膨張によりクラックが生じてエッジ強度が低下し、熱割れの原因となります。
・ストーブや湯沸し器、コンロなどの放射熱(輻射熱)があたると熱割れの原因となりますので、直接ガラス面にあたらないようにしてください。
・厚手のカーテンや家具などを近接して設置すると熱がこもり、熱割れが起こりやすくなります。
・熱割れが生じやすい、あるいは繰り返す部位の〈ヒシワイヤ〉〈クロスワイヤ〉〈プロテックス〉は使用条件をご確認の上、網のない防火ガラス〈マイボーカ〉〈ピラン〉などへの変更をお奨めします。
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