• 施工事例

浦和高等学校様

学校エコ改修に一丸となって取り組み、エコな窓改修に成功。

浦和高等学校
  • ●改修概要
  • 所 在 地 :埼玉県さいたま市浦和区
  • 建物概要 :学校
  • 改修概要 :教室窓の改修
  • ご採用商品:<ペヤプラス・エア> 他
  • 工   期:2008年6月~2008年11月

冬の冷気や夏場の直射日光が深刻な問題に

埼玉県立浦和高等高校は、創立110年の歴史を誇る県下屈指の有名校です。今回改修したのは、廊下と教室とを隔てるパーティションと直接外気に接する教室の窓でした。
改修前の教室は冬は廊下の冷気がすきま風となって室内を流れ、生徒たちはひざ掛けが手放せない状態でした。また夏場は窓から直射日光が差し込み、その暑さとまぶしさは深刻な問題になっていました。さらに放課後であっても防犯面や雨よけのため夕方には窓を閉め切らねばならず、夏場の教室は朝から熱気がこもり、大きな問題となっていました。

ガラス交換と断熱材で、廊下の冷気や窓際のジリジリした暑さを解消

教室と廊下を仕切っていたパーティションは、断熱材を入れた厚みのある腰壁に、またすりガラスは高気密のサッシを使った<ペヤプラス・エア>に交換。外側の窓は改修しなかったので廊下自体は寒いものの、教室内は隙間風がなくなり、ひざ掛けがいらなくなったと大好評。毎日使っていたストーブを改修後は一度も使わなかったクラスもあったそうです。
教室南側の窓ガラスは天井まで届くペアガラスにサッシごと交換。同時に1.5mの深さで張り出す庇をつけて日差しを遮り、暑さと熱を軽減しました。
さらに、各教室に横長の突き出し窓を設け夏場は終日開放できるように。夜間の冷気を取り入れて建物を冷やすため、夏場の熱気がこもるのを見事に解決したのです。

  • <ペヤプラス・エア>の窓と高気密のアルミサッシ、木材を使った腰壁が廊下の冷気を遮断

  • 南側の窓には一枚板のペアガラスを、腰壁には廊下側と同じく断熱材を使用

エコ改修を生きた環境教育の題材に

浦和高等学校は、2006年度の環境省学校エコ改修と環境教育事業モデル校でもあり、生徒・教諭・建築者、自治体関係者等からなる検討委員会が積極的に議論を重ね、学校エコ改修に取り組んでいます。
今回の改修と同時に生徒主体の「環境委員会」も設置され、省エネデータの観測などの活動を通じて、環境に関わる総合学習を行っているそうです。
昇降口前の廊下に新しくつくられた「環境教育室」は、自習やミーティングなど、生徒が自由に使える場。ペアガラスの窓と杉材の香りで覆われた断熱材が、エコへの配慮を肌で感じ取れる空間を実現しているようです。


木の香りの中、涼しい風が通る環境教育室

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