よくあるご質問

Q:現在複層ガラスを使っていますが、寿命があるとのことなので交換は一枚ガラスにしたいと思います。何か問題はありますか?
A:複層ガラスを使用する窓の場合、通常はサッシも複層ガラス用のサッシであるものと考えます。現在のサッシが複層ガラス用であれば、サッシのガラス溝巾は複層ガラスの厚さに対応した厚さとなっていますので、一枚ガラスにした場合には、サッシ溝幅とガラス厚とのバランスが整いません。
一枚ガラスを複層ガラス用サッシに収める場合、現在使用している複層ガラスとサッシをつなぐ部材(クレージングチャンネル)などは使用できません。お客様ご承諾のもと、ガラスとサッシ溝間にシーリング材など接着剤を大量使用することとなるでしょう。
施工可否なども含めガラス施工会社様と十分お打合せください。従来ご利用いただいておりました複層ガラスに比較しまして、一枚ガラスでは断熱効果、結露防止効果、省エネルギー効果が低下いたします。引き続き複層ガラスをご採用いただくことをお勧めします。
Q:「ペアガラス」の寸法は決まっていますか?
A:AGCの「ペアガラス」はご指定の寸法で1枚ずつ製造いたします。但し、製造可能最大寸法は品種・構成・ガラス厚みによって異なります。また長辺寸法・短辺寸法以外に、面積による制限があります。
ご利用の窓の大きさや使用環境、施工納まり、利用サッシなどによって、耐風圧強度設計上の適切なガラス板厚・構成が窓ごとに決まります。
Q:「サンバランス」や「ペヤプラス」のグリーンとシルバーはガラスの色調以外で、何が違うのですか?
A:「グリーン」と「シルバー」とでは、ガラスにコーティングしている特殊金属膜(Low-E膜)の種類が異なります。グリーン膜の方の方が日射吸収率が高く、主に高遮熱断熱タイプの構成となりますので、日射遮蔽性能に優れています。
従って、「グリーン」は夏季の冷房負荷軽減に優れた効果を発揮します。シルバー膜の方は主に高断熱タイプの構成となりますので、日射遮蔽よりもむしろ断熱性能の向上を目的としたご使用になります。
なお、「グリーン」と「シルバー」の断熱性能はほぼ同等なので、遮熱性能が必要かどうかで、ご選択頂くことになります。
Q:「ペアガラス」の最大寸法はいくつですか?
A:製造可能最大寸法は品種・構成・ガラス厚みによって異なります。また長辺寸法・短辺寸法以外に、面積による制限があります。
ご利用の窓の大きさや使用環境、施工納まり、利用サッシなどによって、耐風圧強度設計上の適切なガラス板厚・構成が窓ごとに決まります。
Q:「サンバランス」や「ペヤプラス」を使うと家の中が暗くならないですか?
A:サンバランスは、高い遮蔽性能や断熱性能を持つとともに、可視光線の透過率も高いガラスです。
従って、室内の明るさや眺望を損なうことはほとんどありません。快適な温度と明るい室内環境が得られます。
Q:「ペアガラス」の最大寸法一覧表はありますか?
A:デジタルカタログに掲載されている「板ガラス建材総合カタログ 商品編」をご覧ください。
設計時には製造可否とは別に、耐風圧強度検討が必要です。
Q:遮熱と断熱の違いは何ですか?
A:遮熱とは、日射による熱エネルギーが室内に侵入するのを遮る性能です。すなわち夏季の暑い日射熱を遮る性能のことです。
断熱とは、室内外の温度差によって、温度の高い方から低い方に熱が逃げるのを少なくする性能です。すなわち、冬季の暖房によって温まった室内の温度を外に逃がしにくくする性能のことです。
Q:「ペアガラス」にすると、暖房費が節約出来ますか?
A:断熱効果で暖房の効果が高まり、エネルギーの無駄使いがなくなります。
モデル戸建住宅を用いての試算では、一枚ガラスに比べ、東京地区で一冬あたり灯油100L相当、の節約になる地球にやさしい省エネ製品です。
(試算条件 住宅モデル:日本建築学会による標準モデル、暖房設定温度:20℃、暖房期間:11/2〜4/22、居室のみ間欠暖房、窓:昼間はレースカーテン使用し、夜間は厚手カーテン使用)
ペアガラスよりさらに省エネ効果の高い「サンバランス」(Low-Eペアガラス)やリフォーム用「ペヤプラス」も取扱っています。
Q:先進国での複層ガラスの普及状況を教えてください。
A:欧州や北米では複層ガラスの窓が常識といっても過言ではありません。日本でもここ数年、非常な勢いで伸びてきております。
参考までに板硝子協会のHPにて複層ガラスの統計が閲覧できます。
Q:全面ガラスカーテンウォールの窓部(ビジョン部)にLow-Eガラスを採用した場合に腰部(スパンドレル部等)と同じ見え方にすることはできますか?
A:腰部にLow-E複層ガラス(商品名:「サンバランス」)を用いると、熱割れの原因となる可能性が高くなりますので、腰部での使用はお勧めしていません。腰部では通常は一枚ガラスを使用しますので、Low-Eガラスを一枚ガラスで使用することはできません。
仮に同品種のLow-E仕様を採用されても窓部と腰部では内部環境が異なるため同じ見え方にはなりません。フロート板ガラスや比較的色調が同じような熱線吸収板ガラスや熱線反射ガラスを選択して、品種によってはバックボードの色調等を調整します。各現場にてモックアップを実施し対応されているようです。
Q:真冬の結露を防ぐガラスはありませんか?
A:「ペアガラス」なら結露も少なくなって清潔に暮らせます。
結露対策として重要なのは、家の中の湿気を減らすことと、家全体の断熱性を高めることです。外気の影響を受けやすい窓をペアガラスに替えることは効果的です。
また、足元や窓辺のひんやり感がなくなって、心地よく過ごせます。部屋の中の温度ムラが解消され、部屋のすみずみまで快適です。
「ペアガラス」よりさらに断熱性能の高い「サンバランス」(Low-Eペアガラス)やリフォーム用「ペヤプラス」も取扱っています。
Q:複層ガラスにしたせいなのか、映る像が2重に見えます。なんとかなりませんか?
A:複層ガラスの場合、2枚のガラスによる反射像が中空層の厚さ分だけずれる事から、反射像が2重に見えることがあります。これは複層ガラスの特性ですので、この現象をなくすことは出来ません。
Q:小さなエネルギーで快適に暮らす秘訣は何ですか?
A:室内の暖まった空気を外に逃がさないような、保温性の高い家が省エネルギーにつながります。暖房を消しても暖かさが残っている間は、小さなエネルギーで部屋をもう一度暖められます。
熱を逃さず、効率良く蓄えておくことが省エネルギーの基本です。
Q:現在使用している複層ガラスに遮熱フィルムを貼っても良いですか?
A:遮熱フィルムを貼ることでガラスの日射熱の吸収が高くなり、ガラス温度の上昇を招くことから「熱割れ」の原因になることがあります。 遮熱フィルムを貼る場合には、必ず事前の「熱割れ検討」を行う必要がありますので、該当フィルムメーカーにご相談ください。
また、フィルムを貼った場合には中空層内結露に関する保証は保証対象外になります。
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Q:「ペアガラス」の曲げは出来ますか?
A:AGCでは製造していません。
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Q:せっかく「ペアガラス」を採用したのに、ガラスの室内側表面が結露します。不良品でしょうか?
A:不良品ではありません。「ペアガラス」にすることで、室内側のガラス表面温度が一枚ガラスの場合よりも高くなりますので、ガラス表面結露の発生を抑える事になります。
但し、ガラス表面結露は室内温度と室内湿度の影響が大きく、特に室内湿度が高い場合には、「ペアガラス」にしてもガラス表面の結露を完全に防ぐ事はできません。 住宅の室内には、暖房器具や調理器等の水蒸気発生源がありますし、観葉植物からも水蒸気が発生しています。
また、浴室空間の水蒸気も、わずかな隙間から家全体に拡散して室内湿度を高め、結露発生の原因となります。窓ガラスの断熱化とともに室内の水蒸気(湿気)を減らす対策が必要です。室内の水蒸気を減らすには換気が有効です。"
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Q:今使っているガラスをそのまま防犯ガラスやエコガラスにすることはできますか?
A:あいにくできません。防犯ガラスやエコガラスは、合わせガラスや複層ガラスといった構成となりますが、この加工は予め工場で組み立てられる製品となっています。
Q:ガラスに貼られているステッカーがめくれてしまいました。どうしたらよいでしょうか?
A:ガラスに貼られている各種シールは製品仕様をわかりやすく表示したものです。シールの保証は行っておりません。
ガラスお引渡後、ご使用環境によってはシールが剥がれたり、色褪せたりすることがあります。その際は破棄してください。ガラスそのものに打刻してあるマークで製品は確認できます。
Q:ガラスの書かれている白いマークの読み方を教えてください。これはシリアルナンバーでしょうか?
A:製品、製造拠点によりマークの構成が異なっています。製品ブランド、製造会社、製造年月、製造拠点などはもれなくマークしていますが、あいにくガラス1枚づつを特定する番号は打刻されていません。
なお、切断してサッシにはめ込むタイプの一枚ガラスには打刻はありません。
Q:カーテンや障子を閉めると結露がひどくなるのは、どうしてですか?
A:カーテンや障子1枚でも断熱効果があるため、暖かい空気が遮断され、窓ガラスが冷やされてしまいます。そこへ、湿った空気がカーテンや障子の隙間から侵入して結露が発生するのです。薄いカーテンより厚いカーテン、1枚より2枚の方が結露しやすくなります。
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