光と緑が溶け合う空間 つなぐのは、窓のかたち(積水ハウス株式会社 様)
| 撮影場所 | 広島県 積水ハウス㈱ シャーウッド吉島展示場 |
| 撮影日 | 2026年5月15日 |
はじめに
ミライヲテラスでは、ガラスが深く関係する建築空間への影響力について、さまざまな角度から評価を進めています。
その中でも、断熱性・遮熱性といった温熱環境や、採光・眺望に関わる光環境などの機能的な空間価値に加え、居心地の良さや気持ちがポジティブになるといった情緒的価値(感性的な価値)にもフォーカスしています。
ミライヲテラス編集部は住空間におけるガラスの役割について学ぶため、積水ハウス様のインタビューを実施しました。
関連記事:KG-003 積水ハウスに学ぶ住空間設計|窓からの自然光を活用した情緒的価値で変わる暮らし
積水ハウス様は、「life knit design」という住まいづくりの考え方のもと、「暮らすほどに愛着が深まる家づくり」をコンセプトに掲げ、大開口からの自然光と眺望を活かして人と自然・家族をつなぎ、光環境がもたらす心身の心地よさを、暮らす時間とともに編み重ねていく住まいづくりに取り組まれています。
ミライヲテラス編集部は、積水ハウス様の住宅展示場に伺い、その空間づくりを実際に体験してきました。
今回、私たちは住まい手の気持ちになり、その時に感じたままを動画で表現しました。是非、最後までご覧ください。
光で、暮らしの未来を照らす
ミライヲテラス編集部が感じたのは、住空間に射し込む「自然光」と窓から見える「空や緑」が、空間の中に「時間(とき)」を奏ではじめ、「住まう」ことの一分一秒の尊さを静かに教えてくれることです。この奏でられる光の時間によって、住まいの空間のどの部分を切り取っても「居心地のよいお気に入りの場所」になる感覚となり、その場所は大切な家族の居場所にもなっていく。
そして、このお気に入りが「愛着」となって、空間に編み込まれていくのだろうと思います。
だからこそ、自然の光を活かした住まいの空間デザインは、長い人生をもデザインすることのように感じます。
「住まいの本質は空間デザインの良さにある」、これは決して大げさではなく、新たな住まいを検討する場合に大切にしたいポイントだと思います。
光を辿るように 心地よい時間が始まる
時間とともに移ろう自然光が、空間にリズムを生みます。
窓からの光は、時間、天候や季節によっても変化し、その変化が人の過ごし方をやさしく導き、それが住まいに多様な居心地を生み出すのだろうと感じます。

光は今日の居場所を導き、愛着が編み込まれる
差し込む光は、時とともに表情を変え、そのたびに心地よい場所も移り変わるのを感じます。まるで光の移ろいが、暮らしの中にお気に入りの居場所と異なる空気感をいくつも生んでいくかのように。
このいくつものお気に入りが、住まいの愛着となって編み込まれていくのだと感じます。

光と緑が溶け合う空間 つなぐのは、窓のかたち
人は自然とのつながりを求めているのかもしれません。窓から見える空と光、そして緑は、室内に居ながらも本能的に求める自然とのつながりを静かに満たしてくれる。つなぐのは窓であり、その大きさや配置は、設計者が想像した居住者の幸せの表現なのかもしれません。

空は刻々と表情を変え、時間の尊さを静かに教えてくれる
外と内の境界を感じさせない水平の天井ラインから見える空は、風と光を受け、常に表情を変えます。その景色は光の陰影となり、空間の揺らぎとして時間が流れていることを、住まう日常が単なる繰り返しではない大切な時間であることを教えてくれます。

空間に重なり合う温もりが、その一瞬をも愛おしく想わせる
人の温もりを感じ取れる空間づくり。そのつながりを演出するかのように、背景には窓があり、空や緑があり、時の流れを映し出す。
かけがえのない時間が、この家に詰まっているだと感じられる空間。だからこそ、住まいのデザインは、長い人生をもデザインするのだと感じます。

※)掲載の展示場には、一部標準仕様以外の特殊設計が含まれる場合があります

著者:ミライヲテラス編集部
AGC建築ガラス アジアカンパニーでマーケティングのお仕事をしているチーム。
窓ガラスなど光をコントロールする建築ガラス製品が、人間のココロやカラダに大きく関連し、人の活動や行動にも影響を与えることを知り、調査を開始。
知れば知るほど、この情報を建築に関わる、建築に興味がある全ての人に伝えたい思いが強くなり、「ミライヲテラス」を開設。