スギ薬局様
導入インタビュー

採用商品:ミラリア

ヘルスケアの最先端を体験できる DX 実験型パイロット店舗
『SUGI+羽田イノベーションシティ店』へのミラリア採用

SUGI+羽田イノベーションシティ店イメージ

同店舗は羽田空港に隣接する羽田イノベーションシティにあり、多様なお客さま(商圏住民・オフィスワーカー・インバウンドや観光のお客さま・障がい者)に対して「未来の健康」をテーマにした日本のヘルスケアの最先端を体験を通じてご提供されています。また、株式会社アイシンとの協業にて実証実験を行いながら体験を重視した店舗となっており、日本の伝統的な健康法や最新のウェルネステクノロジーを組み合わせたユニークなプログラムや商品体験が可能です。
そのオープンにあたりAGCのディスプレイ一体型ミラー「ミラリア®」をご採用頂いた経緯と決め手、ミラリアの魅力、今後の展開について、株式会社スギ薬局 DX推進本部 店舗DX推進部の山下 光宏部長にお話しを伺いました。
(※文中の所属部署、役職はミラリア導入時の2023年9月時点)

AGC・南(以下、南):「SUGI+ 羽田イノベーションシティ店」(以下「SUGI+」)のコンセプトをお教えください。

スギ薬局・山下(以下、山下):実験型店舗を体現する狙いとして、当店では「SUGI+」という新名称を考案しました。アイシン様との協業を示す意図として、「Powered by AISIN」という表記を付けております。アイシン様からご提供頂く先端技術の第一弾として、音声認識システム「YYSystem(ワイワイシステム、以下YYSystem)」、当店の体験コーナーと調剤薬局の 2 カ所に設置しています。この「YYSystem」は聴覚障がい者や高齢者にご活用頂くことで販売員との意思疎通を支援することが可能です。体験コーナーの接客用には表示デバイスとして、ミラリアを採用させていただきました。

南 :ミラリアを表示デバイスとして考えたのはどのような経緯からでしょうか。

山下 :ミラーは店頭の必需品です。通常のモニターディスプレイではなく、店頭に馴染むミラリアに魅力を感じました。「YYSystem」については多言語対応の翻訳機能もありますが、元々はアイシン様社内で、聴覚障がい者の社員の方とのコミュニケーションツールとして開発されたものとお聞きしております。弊社としてはインバウンド対応とともに、聴覚障がい者のお客様との接客シーンにおける、意思疎通支援機能を重視しています。ミラーの中に投影することで店頭でも違和感なくご使用いただいています。

日本語と英語の並列表記イメージ

こちらは日本語と英語を並列表記した場合。
23言語に対応し、それぞれを母国語とする人同士の会話を円滑に行えます

南 :あらためてミラリアの魅力はどのような点だと思いますか?

山下 :化粧品売場での接客に必要な鏡として十分明るく、デジタル表示も鮮やかです。ミラリア採用の決め手は、明るい照明環境となる化粧品売場で鏡を使っていただくシチュエーションにおいて、商品の広告画像や動画、「YYSystem」のテキスト表示がとてもクリアな点でした。

製品広告表示イメージ

通常時はサイネージ機能として
プライベートブランドの製品広告を表示

南 :今後、どのような展開をお考えですか?

山下 :最近スギ薬局では化粧品専門の店舗展開も行っており、店舗の立地も合わせてインバウンドへの対応需要が伸びてきています。また、障がい者の方々への合理的配慮への取り組みにも力をいれていますので、ミラリアと「YYSystem」の組み合わせによって、そういった環境に対応する売場作りができればと思っております。

南 :この度はお話しをお聞かせいただきありがとうございました。