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ガラスの豆知識

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ガラスの豆知識VOL.20 ガラスの着色

ガラスの色はどのようにつけているのか? ガラスの着色についてお話させていただきます。

建築用板ガラスの主成分(建築用のソーダ石灰ガラス)
成分 含有率 備考
ケイ酸 SiO2 70~74% 主成分
アルミナ Al2O3 0~2% 弾性率と硬度を増加させる
石灰 CaO 6~12% 水に溶けにくくする
マグネシア MgO 0~4% 水に溶けにくくする
ソーダ Na2O 12~16% 融点を下げる

上の表のとおり、ガラスの原料は地球にある自然の物質を原料としています。

どうやって色をつけているの?

上記の成分に微量の金属化合物を新たに添加したり、その比率を増減させることで、
着色を行うのです。

  • グリーンのガラスは酸化鉄(Fe2O3)を添加します。
  • ブロンズのガラスは酸化コバルト(CoO)などを新たに添加して、
    さらに酸化鉄(Fe2O3)も添加します。
  • グレーのガラスはブロンズ同様に酸化コバルト(CoO)などを新たに添加して、
    さらに酸化鉄(Fe2O3)も添加します。
    ただし、ブロンズのガラスとは配合の比率を変えています。
高透過ガラス(クラリティア(R))はどうして透明度が高いのか?
通常の建築用フロート板ガラスに含まれている酸化鉄(Fe2O3)を減らしていくことで、
透明度を高めていきます。
ただし、減らしていくと透明度は高まるのですが、
外観品質の問題(アワ等)が発生しがちになるので、この辺が工夫のポイントです。
赤いガラスってできるの?
建物の外装に使うことは難しいかもしれませんが、「赤いガラス」をつくることは可能です。
なんと金(Au)を添加するのです。
ただご存知のとおり、金は簡単には溶けないので、濃硝酸(HNO3)と濃塩酸(3HCL)を
3:1の体積比で混合させた王水で溶解させるなどして添加します。
「赤いガラス」は工芸品のステンドグラスなどで使われています。

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