ラコベル®&マテラック®

注意事項

設計・施工上の注意

【デザインガラス共通】

  • 外装には使用できない内装専用の商品があります。確認のうえご使用ください。
  • 内装に使用する場合でも、直射日光の当たる場所や高温多湿の場所へのご使用はお避けください。
  • ガラス壁材の納まり・施工」を併せてご覧ください。
  • 棚板やパーティションなど、ガラスエッジが露出する納まりの場合エッジへの衝撃で破損リスクが高まります。飛散防止フィルムを貼るなどガラス側での安全対策をおすすめします。
  • キッチンのワークトップ周辺の壁面への使用は、熱と防湿及び調理器具の接触に対する安全性をご確認ください。
  • 曲げ加工はできません。

【ラコベル&マテラック】

  • カタログ「AGC Color glass Lacobel & Matelac」をご確認ください。
  • 内装専用の商品です。外装では使用できません。
  • 屋内使用でも直射日光が長時間当る場所への使用は避けてください。
  • 浴室など多湿環境でのご使用はお避けください。
  • 下地はガラスの重量を支える強度を持つ、十分乾燥した平面な条件で施工してください。
  • 下地の不陸は±5㎜以内に納まるようにしてください。仕上げをきれいに納めるには、±3㎜以内が理想的です。±5㎜以上になると、不陸の影響で下地の修正が必要となってきます。
  • 目地部のシーリング剤は、無酢酸タイプのシリコーンシーラントまたは<POSシールマルチ> をお使いください。
  • ロット違いにより若干の色違いが発生する場合があります。色合せの必要がある場合は全面を同ロットでの施工としてください。特にホワイト、淡色系につきましては、事前に施工店様へのご確認をお願いします。
  • その他、現物の色が同じでも以下の要因によって色が異なって見える場合があります。

■色が異なって見える要因

  1. (1)現物の色が異なる
  2. (2)光源が異なる
  3. (3)見る方向や照明の位置が異なる
  4. (4)サイズが異なる
  5. (5)背景が異なる
  6. (6)観察者が異なる
  • *カラーバリエーションによっては、製造上避けることのできない若干の色ムラが発生する場合があります。ご採用の際は、カラーサンプルにて、予め、ご確認ください。
  • 曲げ加工はできません。
  • 接着剤のご使用にあたっては鏡・壁装材1m2当り、接着面積500㎝2以上としてください。この時、鏡・壁装材を貼り付けする際に3~5㎜厚に均等に潰れるよう、接着剤の打設は厚め(10㎜程度)にしてください。
  • 白色系の下地はミラーマットやボンドの影が映る可能性がありますので避けてください。
  • ミラーマットはグレー色タイプでの施工をおすすめします。
  • 棚板やテーブルトップなど、特殊な荷重・支持方法などでご使用の場合は強度検討を実施の上、ガラス厚さなど選定ください。
  • 壁材用接着剤として<POSシールマルチ>ライトグレー色、<POSシールスピード> ライトグレー色を指定しています。
  • 特に、ストーブやコンロなどでガラスが加熱される場合「熱割れ」、「加工材料の劣化」の原因になりますので、加熱される場所への使用はできません。
  • 「シルバーブロンズ」」「シルバーグレー」は、基板がミラーのため、エッジカバー処理が必要です。

【マテラック】

  • 目地部のシーリング剤は無酢酸タイプのシリコーンシーラントまたは<POSシールマルチ>をご使用ください。ただし、マテラックは、シール材成分がブリージングしてガラス表面の凹凸に浸透すると、油染みのように見える可能性があるので、ブリージングする可能性の低いシーリング剤のご使用をお薦めします。

【参考】当社評価試験でブリージングする可能性の低い結果となったのは以下のシーリング剤です。

シャーピーNB-LM(シャープ化学)、POSシールLM(セメダイン)、EXEL 1(セメダイン)、TAG-1コーク(コニシ)

上記はあくまでも弊社社内試験によるものであり、お客様固有の設置環境及びご使用状態に対して同じ結果を保証するものではありません。

シリコーンシーラントはブリージングする可能性が高いためマテラックでのご使用はお避け下さい。

使用上の注意

【デザインガラス共通】

  • 特殊樹脂加工面を鋭利な金属などで傷つけないように注意してください。特殊樹脂加工面は補修ができません。
  • 清掃する時は、傷がつかないように、きれいな水やぬるま湯を浸した、きれいな柔らかい布やスポンジなどで軽く拭いてください。スポンジの硬い部分の使用や強く擦ることは絶対に避けてください。また、窓拭きをすると傷がつく原因となりますので絶対に避けてください。
  • 洗剤を用いる場合は、水やぬるま湯で薄めた、中性洗剤を用い、仕上げ段階でよく拭き取ってください。溶剤(シンナーなど)などの薬品はお使いにならないでください。

【ラコベル&マテラック】

  • カタログ「AGC Color glass Lacobel & Matelac」をご確認ください。
  • 常に表面や目地をできるだけ乾燥した状態に保ってください。
  • 汚れは薄めた中性洗剤を用い、やわらかい布で拭いてください。
  • 洗浄後、乾いた布で拭きあげ、目地や下地に水分が長時間残留しないようご注意ください。
  • 頑固な汚れでもカッターで削り取ったり金属タワシやスチールウール、研磨剤入りのナイロンタワシなどは使用しないでください。表面に傷がつく場合があります。
  • 目地の汚れなどに塩素系のクリーナーは使えません。裏面の塗料に悪影響を及ぼす場合があります。

ガラス壁材の納まり・施工

近年、内装の不燃化がすすめられ、法規制も厳しくなり、ガラスの内装材は、これに適する材料として幅広く活用されるようになってきました。しかし、ガラス壁材の施工法は、一般にガラス業者の専門知識とされがちで、設計される方々に十分理解されていない点が多いというのが現状のようです。トラブルをなくし、さらにお互いのコストダウンを実現する意味から、以下にガラス壁材の施工法を接着構法を中心にご紹介します。

● 事前の打ち合わせ

  1. 取り付け下地

    ガラス壁材の施工後の耐久度、ゆがみの有無などは、下地壁の良否に左右されます。ガラスの重量を支える強度を持つ、十分乾燥した平面が必要な条件です。

    • モルタル、コンクリート下地は、とくに乾燥に注意します。
    • 下地の酸洗いなどは、ガラス取り付け前に作業を完了しておきます。
    • 木部ベニヤ下地は最も一般的な下地ですが、6mm厚以上の厚さが必要です。
    • 壁紙、クロス、レザー下地は、支持力が期待できません。ガラス取り付け部分の壁紙などをはがす必要があります。
    • 石材、金属板、金属性アングル、またはチャンネルなどは表面平滑性に注意します。
    • 下地の種類と工法については、表1をご参照ください。
    • 白色系の下地はミラーマットやボンドの影が映る可能性がありますのでご注意ください。
  2. ガラス面積

    接着構法の場合のガラス面積は、1枚当たり1m2以内にしてください。

  3. ガラス板厚

    一般に壁装に用いるガラスは、呼び厚さ5ミリです。薄ければ軽く扱いやすいですが、下地の不陸を拾うなど問題があり、また厚ければ重すぎて扱いにくく、コストアップにつながる問題が出てきます。ガラスを用いる場合は、この板厚を十分に考慮してください。特に柱巻きの場合、コンセントの孔明け加工、あるいは、梁を避けるための切り欠き加工をするケースが多いので、十分に板厚を検討してください。通常は呼び厚さ5ミリで十分ですが、加工量、加工形状によってはガラス強度が弱くなるので、呼び厚さ6ミリ以上を用いる場合もあります。また大板についても同様です。

  4. 目地について

    眠り目地は破損の原因になるので、連装段積の場合は、必ず目地をとりコーキングします。目地幅は3mm以上です。

表1:下地の種類と工法

● 標準納まり

ガラス壁材は、基本的にはすべて同一構法で行いますが、特にミラーは、映像を反射するため、厳しい面精度を要求されます。

● 特殊施工

天井に鏡を取り付ける場合は、万一の落下の危険に備え、1枚の最大寸法を600×600mm程度にとどめ、かならず受け金具で重量を受けるようにしてください。

● ガラス壁材用接着剤について

ガラス壁材用接着剤は、接着力のほかコーティング材料などとの相性があります。この点から、それぞれのガラス壁材に適合するガラス壁材用接着剤をお使いください。(表2「 ガラス壁材用接着剤」をご参照ください)
なお、デラックスミラーの場合は必ず支持金物を使用してお取り付けください。
接着剤のご使用にあたっては、接着箇所合計で1m2当たり200ml以上かつ1箇所当たり20ml程度とし、十分な接着力を確保してください。( 図1 参照)
施工に際しては、接着剤の打設は厚さ10mm程度としてください。( 図2-1 参照)接着剤打設後のガラス壁材貼り付け時には、接着剤が3.5mm厚に均等に潰れるように押しつけてください。( 図2-2 参照)

● 両面粘着テープ(ミラーマット)

初期粘着性に優れ、同時に長期間にわたり安定したクッション性・接着性を維持します。ご使用にあたっては、ガラス面積の1/10以上を目安としてください。

  • 両面粘着テープ(ミラーマット)はグレー色タイプでの施工をおすすめします。

表2:ガラス壁材用接着剤

  • 白色系の下地はミラーマットやボンドの影が映る可能性がありますのでご注意ください。
  • 両面粘着テープ(ミラーマット)はグレー色タイプでの施工をおすすめします。
図1:接着剤の打設とガラス壁材の張付け、図2-1:接着剤の打設(断面図)、図2-2:ガラス壁材の張付け(断面図)

表2「ガラス壁材用接着剤」をご参照ください。

図:天井納まり例(天井貼り1 天井貼り2)、図:柱巻納まり例(柱巻断面1 柱巻断面2 柱巻、梁部分の方が大きい場合、鏡はつなぎにしたほうが安全。)

表2「ガラス壁材用接着剤」をご参照ください。

図:取付方式例(接着構法(約1平方メートルまで) 接着・金物併用構法)、図:壁面納まり例(壁面連装段積(接着・突付け方式:1枚当たり約1平方メートルまで) 壁面連装段積(接着・隠し金具方法:1枚当たり約3平方メートルまで) 壁面大板(接着・受け金具方式:1枚当たり約5平方メートルまで))

表2「ガラス壁材用接着剤」をご参照ください。