ミハルモ

窓設置カメラ

ミハルモについて

『ミハルモ』は、建物の窓(室内側)に容易に設置でき、窓ガラス越しに屋外映像の撮影が可能なカメラです。
従来屋外にカメラを設置する際に課題となっていた、「設置場所の確保」、「導入コスト」、「景観への影響」、「設置後のメンテナンス」の問題を解決することができます。
今後、社会実装の拡大を進め、防犯や屋外データを活用する社会(Society5.0 やデジタルツイン)の実現に貢献します。

ミハルモの使用イメージ

ミハルモの特長

ミハルモの製品画像

景観に配慮したデザイン

  • サッシに馴染むデザインのため、景観を損なわずにカメラを設置することができます。
  • 薄型機構のため、ブラインドやカーテンがあっても、問題無く設置が可能です。

ミハルモの設置イメージ

  • ※接続用コードの記載をはぶいています

簡易設置・簡易取り外しが可能

  • マグネットを用いた設置となるため、躯体工事が不要となり、建物の外壁や天井を傷つけずにカメラを設置することができます。取り外しも容易なため、短期間の利用や設置場所の変更にも対応することができます。
  • 窓(室内側)にカメラを設置するため、電源の確保や通信の接続を容易に行うことができます。
  • 弊社保有の技術により、熱割れリスクを抑えながらクリアな映像が撮影できます。
  • 熱割れとは、日射が直接当たり、窓ガラスの一部だけが高温となることで膨張し、低温のままの周辺部に熱応力がかかり、窓ガラスが割れてしまう現象です。(窓ガラス単体でも発生する現象ですが、蓄熱するものを窓ガラスに貼ると熱割れリスクは増加します。また、外部環境(窓にかかる樹木の影など)によって発生リスクも変わるため、熱割れを完全に抑制することはできません。)

ガラスの豆知識 熱割れについて

ミハルモの設置図

  • サッシコーナーの左右どちらにも取り付けることができます。(上図:サッシコーナー右側への設置例)
  • スチール製サッシの場合は、サッシ側へのマグネット補助プレートの貼り付けは不要です。

窓ガラス越しにクリアな映像を取得

  • 特に夜間の撮影において、カメラへの映り込みを抑えたクリアな映像の取得が可能となります。

映り込みの比較画像(夜間)

<ミハルモ>

ミハルモの映り込み画像

屋外をクリアに撮影することができる

<一般的なカメラ>

一般的なカメラの映り込み画像

室内にある家具などの内装が映り込み、
屋外の画像が見えづらい

ミハルモの接続イメージ

○例1 USB カメラ単体としての接続

ミハルモをUSB カメラ単体としての接続した際のイメージ図

○例2 USB カメラと制御ユニットからなるIP カメラとしての接続

ミハルモをUSB カメラと制御ユニットからなるIP カメラとしての接続した際のイメージ図

ミハルモの仕様・性能

各種仕様

<カメラユニット>

カメラユニットのイメージ図

<制御ユニット>

制御ユニットのイメージ図

項目 仕様・諸元
カメラユニット
画像センサー 1/2.8型 CMOSセンサー
最高解像度 1920×1080(フルHD)
最大フレームレート 30fps 1920×1080
画角 水平︓80°、垂直︓50°
最低被写体照度 0.1 lx
カメラアングル調整 対応(手動、水平/垂直0~20°)
露光制御、ホワイトバランス 対応(自動)
インタフェース USB2.0、UVC(USB Video Class)
出力フォーマット H.264、MJPEG
電源、消費電力 5V(USB2.0 Bus Power)、最大1.5W
外形寸法(幅×高さ×厚さ) 約160mm×約160mm×約40mm(最厚部約55mm)
質量 約310g
制御ユニット
有線LAN RJ45コネクタ(10/100/1000BASE-T)
無線LAN IEEE802.11b、g、n、ac (2.4GHz帯/5.0GHz帯)
IPカメラプロトコル TCP/IP、RTP/UDP、RTSP、DHCP、HTTP
電源、消費電力 付属ACアダプタ使用(USB Type-C入力)、5V/3.0Amax
外形寸法(幅×高さ×厚さ) 約70mm×約95mm×約30mm
質量 約190g
その他(取得認証) 電波法工事設計認証、電気通信事業法設計認証
共通(環境条件)
使用温度範囲 0℃~+40℃
使用湿度範囲 +80%RH以下(結露なきこと)

ミハルモの「簡易カタログ」・「取扱説明書」