ミハルモ®

ユースケース(事例紹介)

自治体

北九州市における「ミハルモ®」実証事例
防犯カメラの導入コストを大幅削減

AGC株式会社と北九州市は、地域の安心・安全を促進するため、窓設置カメラ「ミハルモ®」を防犯カメラ用途として活用した実証実験を実施しました。従来の屋外設置カメラで直面していた「高額な設置費用」や「設置交渉」、「大掛かりな工事」などの壁を、窓の内側に貼るという新発想でいかに突破したのか。導入コスト約60%削減を実現した、新しい防犯モデルのユースケースを紹介します。

ニュースリリース:AGCと北九州市、窓設置カメラ「ミハルモ®」の実証実験で防犯カメラ導入コストを約60%削減

初期投資比較 (材工コスト)令和6年度の北九州市での防犯カメラ設置実績を参考に算出

屋外設置カメラ(カメラポール)

屋外設置カメラの画像

ミハルモ

ミハルモの画像

低コスト運用の図

  • ※設置業者が高所作業車をリースした場合における費用算出

ミハルモ 設置イメージ図:

事例のイラスト

  • ※R6年度の北九州市での防犯カメラ設置実績を参考に算出

ミハルモ製品画像

ミハルモ

【特徴】工事不要・電源確保のみで設置可能。短期レンタル対応。屋外利用可能。「短期間の屋外利用」「工事費の削減」「警備効率化」など、御社の課題をお聞かせください。

自治体における社会課題:防犯カメラ普及を阻む「3つの壁」

北九州市における実証実験では、犯罪抑制と地域の安心安全の防犯対策のためにカメラを設置するため、以下の課題を設定しました。

防犯カメラ普及を阻む「3つの壁」の図

■高額な設置費用(予算の壁)

従来の屋外設置型の防犯カメラは、本体代金に加え、配線・掘削工事・電源確保・高所作業費などが増大し、さらに近年、人件費や原料費の高騰により設置費用が高額になる傾向にあります。

■設置に伴う関係者の多さと交渉の難しさ(交渉の壁)

屋外設置には、道路管理者、物件オーナーへの交渉を含め、多くの関係者との調整が必要となるなど、多大な労力を要することもあります。

■大掛かりな工事が必要となるケース(設置の壁)

従来の屋外カメラでは、設置場所によっては壁への穴あけや大掛かりな配線工事が必要になるうえ、建物の構造によっては設置自体が難しいケースもあります。また、屋外にポールを立てて設置するような場合は、設置場所の制限や追加コストが発生することも少なくありません。

ミハルモ®の設置場所

今回の実証では、以下の2か所へのミハルモ®設置を進めました。

■Case1:駅前の防犯(郵便局)への展開

まず、多くの方々が行きかう駅前の防犯対策を目的として、小倉駅前の郵便局を選定しました。ここは窓ガラスが多くあり、人通りも多いため、屋外のポール設置型防犯カメラとの比較検証を行う絶好の場所と考えました。

■Case2:倉庫内の防犯(中央卸売市場)への展開

次に、市場での商品監視やカラス被害に悩む「中央卸売市場」を第2の設置場所として選定しました。塩害も懸念される場所ですが、ミハルモ®なら「室内に設置して外を撮ることができる」ため、塩害対策としても有効となります。

ミハルモ®設置事例(郵便局)

ここからは、Case1の小倉駅前郵便局の設置例を紹介します。

郵便局の画像

小倉駅前郵便局の1階ファサードは天井高が高く、縦長のガラスが採用されています。室内から電源を確保することができるため、スムーズに設置が完了できます。

  • ※本来、サッシの上辺と側辺のコーナー部2辺でミハルモ®を固定することを推奨していますが、「高所作業を省くこと」、「屋外の人が映る高さで撮影できること」を目的とし、今回はサッシ側辺のみでの固定としました。

  • ※人が立ち入らない場所にある窓に設置したため、配線隠しの工事は省略し、露出配線としています。

■施工に要した時間

100Vの既存コンセントさえあれば稼働するため大掛かりな準備は不要であり、専門業者ではなく、AGCの営業担当者がわずか30分程度で設置を完了しました。

■配線

今回は人が立ち入らない場所にある窓に設置したため、露出配線のままでも問題なく、配線を隠すための工事は省略できました。

ミハルモ®の活用で得られるメリット

今回の実証により、以下のメリットを確認しました。

「3つの壁」 ミハルモ®活用によるメリット
【予算の壁】
高額な設置費用
設置工事もいらず、屋外設置のポール型カメラ比で導入コストを約60%削減
【交渉の壁】
設置に伴う関係者の
多さと交渉の難しさ
屋内側窓への設置なので、建築物件オーナーへの許可取りのみで設置が実現
【設置の壁】
大掛かりな工事が
必要となるケース
室内側窓部へのマグネット取付のため、穴あけ工事なども不要(専門施工不要)

■導入コストを最大約60%削減

本来、屋外に防犯カメラを設置する際は、カメラ代金に加えポール設置や掘削工事の費用が掛かります。ミハルモ®を活用することにより、カメラ代金以外はほとんどかからず、1台当たりの設置コストを抑えることができます。

■設置~運用開始までの期間が短い

ミハルモ®は屋内側の窓設置タイプであることから、交渉相手が物件オーナーのみとシンプルであることに加え、マグネットで簡単に取り付けられるため穴あけ工事なども不要で、屋外に新設するカメラに比べて短期間での運用開始が可能となります。

■保守性の向上

室内設置のため、雨風や塩害といった外部環境による機器の劣化を抑えられ、長期運用のメンテナンスコスト低減が今後期待されます。

ミハルモ製品画像

ミハルモ

【特徴】工事不要・電源確保のみで設置可能。短期レンタル対応。屋外利用可能。「短期間の屋外利用」「工事費の削減」「警備効率化」など、御社の課題をお聞かせください。