やわらぎ®
注意事項・品質保証等
ガラスを安全に末永くお使いいただくために
設計・施工上の注意
【装飾ガラス共通】
- ・外装には使用できない内装専用の商品があります。確認の上ご使用ください。
- ・内装に使用する場合でも、直射日光の当たる場所や高温多湿の場所へのご使用はお避けください。
- ・棚板や間仕切り材など、ガラスエッジが露出する納まりの場合エッジへの衝撃で破損リスクが高まります。飛散防止フィルムを貼るなどガラス側での安全対策を推奨します。
- ・キッチンユニットのワークトップ周辺の壁面への使用は、熱と湿気及び調理器具の接触に対する安全性をご確認ください。
- ・曲げ加工はできません。
【やわらぎ】
- ・内装専用の製品です。外装および高温多湿環境下では使用できません。
- ・使用条件によっては、フィルムの伸縮や変色の可能性があります。和障子のような使い方でも、必ずフィルム面を室内側にしてお使いください。
- ・ペアガラスの片側に使用する場合は、フィルム面を室内側にして取り付けてください。
使用上の注意
【装飾ガラス共通】
- ・特殊樹脂加工面を鋭利な金属などで傷つけないようにしてください。特殊樹脂加工面は補修ができません。
- ・清掃する時は、傷がつかないように、きれいな水やぬるま湯を浸した、きれいな柔らかい布やスポンジなどで軽く拭いてください。スポンジの硬い部分の使用や強く擦ることは絶対に避けてください。
- ・洗剤を用いる場合は、水やぬるま湯で薄めた中性洗剤を用い、仕上げ段階でよく拭き取ってください。溶剤(シンナーなど)などの薬品は使用しないでください。
【やわらぎ】
- ・フィルム面の汚れ落としには、水・中性洗剤・アルコールを使用してください。シンナー・トルエンなどの溶剤の使用は避けてください。なお、油性マジックインキは落ちない場合があります。
- ・フィルム貼り商品のため、使用条件によってフィルムの耐久性がガラスと同等でない場合があります。
輸出の際のご注意
■製品含有化学物質に関する規制について
以下の製品の構成材料には、EUのREACH規則等で規制される化学物質を、基準値を超えて含有している場合があります。そのため、EUへの輸出やEU向け製品の部品として使用する際は、各種の義務や制限が課せられる可能性があります。
- ・<ホームペヤEG>のグレチャン(硬質PVC)
- ・<ペヤプラスの>アタッチメント(PVC)
- ・複層ガラス製品に使用される封着材のうち、ポリサルファイド系のもの
- ・<やわらぎ>の塩化ビニル樹脂フィルム
これらのものを輸出する場合は納入先の代理店等にご相談ください。
| 仕向け | 規制名称 | 規制内容 | 規制物質例 | 備考(対象商品例) |
|---|---|---|---|---|
| EU | REACH規則 | 制限物質 [使用の禁止] |
カドミウム、 有機スズ化合物、 DEHP、BBP、 DBP、DIBP等 |
DEHP、BBP、DBP、DIBPを可塑化材料中に合計0.1重量%超含有する成形品は、一部の適用除外を除いて上市できません。
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| EU | REACH規則 | 認可対象候補物質(SVHC) [含有量等の伝達義務] |
カドミウム、鉛、 DEHP、BBP、 DBP、DIBP等 |
成形品中の含有率が0.1重量%を超える場合、安全に使用するための情報等を伝達する義務があります。
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| EU | RoHS指令 | 特定有害物質 [使用の禁止] |
鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、 DEHP、BBP、 DBP、DIBP等 |
均質材料中の最大許容濃度0.1重量%(カドミウムのみは0.01重量%)を超える含有は禁止されています。
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| 米国 カリフォルニア州 |
EWRA (電子機器廃棄物リサイクル法) |
ビデオディスプレイ機器に対する重金属類の規制 | 鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB類等 | 4インチ以上のスクリーン(ブラウン管、液晶ディスプレイ等)を含んだビデオディスプレイ機器への重金属類の使用が制限されています。 |
| カナダ | CEPA (カナダ環境保護法) |
有害物質規制 | ポリ塩化ナフタレン、ヘキサクロロベンゼン、PFOS、PFOA 等 | 規制物質を含有する製品は、カナダ国内での製造、使用、販売、輸入等が禁止されています。(Prohibition of Certain Toxic Substances Regulations, 2012) |
| 中国 | 電器電子製品有害物質使用制限管理弁法 | 電気製品に対する重金属等の規制 | 鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDE | 中国国内で生産、販売、輸入された電気製品に対する規制です。 |
- 注1)各国のその他規制には、成形品は対象外でも、化学品や原材料は規制対象となるものもあります。(米国、中国、韓国、欧州等)
- 注2)法規制よりも、お客様毎の要求事項が、厳しい場合があり、注意が必要です。