よくあるご質問

Q:複層ガラスの間の下に白っぽい粉がみえます。これはなんですか? このままでも大丈夫ですか?
A:これは複層ガラスの中の空気の乾燥度を維持するための乾燥剤の粉です。金属部分の中に入っているもので、外からの砂やチリではありません。
複層ガラスの性能に全く問題ありませんので安心してご利用ください。
Q:保温性の高い家をつくるには、どうすればよいでしょうか?
A:壁や床だけでなく、窓をしっかり断熱することです。窓は家の中で最も熱が通りやすい場所なので、窓の断熱をはかることは有効です。
窓の断熱には「ペアガラス」が最適です。通常の「ペアガラス」よりさらに断熱性能の高い「サンバランス」(Low-Eペアガラス)やリフォーム用「ペヤプラス」も取り扱っています。
Q:複層ガラスのガラスが反っているのかゆがんだように見えます。大丈夫でしょうか?
A:複層ガラスは密封された中空層の圧力が、温度や気圧の影響をうけて多少変化することから、ガラスが若干変形します。
また、複層ガラスを施工した時のサッシ枠の拘束により、ガラスにひずみが生じる事もあります。
このため、ガラスの反射像にある程度のゆがみを生じることがあります。これらの現象は複層ガラスの特性であり、製品の不備ではありません。
Q:夏を涼しく暮らすために最適のガラスはありませんか?
A:「サンバランス」や「ペヤプラス」の遮熱仕様は室外側のガラスの内側に特殊金属をコーティングしたLow-Eペアガラスを採用しており、太陽の日射熱をカットして夏季の冷房負荷を軽減します。
Q:複層ガラスの表面に虹のような色の模様が見えます。この縞模様は消すことができますか?
A:「干渉縞」と呼ばれる現象と思われます。これは複層ガラスに入射する光がガラスを透過する際に、光の波長により屈折率が異なることや、ガラス板厚の微小な差等の影響で、ある波長の光が重なったりすることで見られる現象です。見る角度や光の当たる角度などによって見える場合があります。
ガラスの品質上の問題ではなく、あいにく消すことはできません。
Q:窓を「ペアガラス」にすると、冬の部屋はどのように変わりますか?
A:足元や窓辺のひんやり感がなくなって、心地よく過ごせます。また部屋の中の温度ムラが解消され、上が暖かく、下の方が寒いといった不快感が緩和されます。
「ペアガラス」よりさらに不快感が緩和される断熱性能の高い「サンバランス」(Low-Eペアガラス)やリフォーム用「ペヤプラス」も取扱っています。
Q:複層ガラスをサッシ方立を設けず、コーナー突き合わせやシールによるジョイントとしたいのですが可能ですか?
A:複層ガラスは有機材料で2枚のガラスを接着していることでその機能を得ていますので寿命のある商品です。その機能を長期間保つためには、サッシ枠との納まりが重要な要因となります。
ガラス小口を露出する工法や突き合わせ工法など、ガラスエッジ部がサッシに呑み込まれない納まりは接着部の劣化の原因になりますので避けてください。
四方枠納まり以外は、中空層内結露に関する保証の対象外となります。
Q:自然のエネルギー(太陽熱)を上手に利用して、住まいの省エネを実現するためには、どのようなガラスが適していますか?
A:冬は暖房のために多く取り入れたい太陽熱も、夏には冷房のために遮熱しなければならないというように、省エネのためには太陽熱の利用をいかにコントロールするかが重要です。
冬季は、窓ガラスから得られる太陽熱は暖房の熱源となります。したがって、昼間は太陽熱を積極的に室内に取り込み、夜間は室内からの熱損失を少なくする事が必要です。
一方夏季は、窓ガラスからの太陽熱が冷房効率を落とす原因となります。太陽熱を遮る方法としては、ガラスの反射率や吸収率を上げた熱線反射ガラスや熱線吸収ガラスがあります。
また、Low-Eペアガラス(「サンバランス」)やリフォーム用「ペヤプラス」のような特殊な金属膜を用いた日射遮蔽性の高いガラスを用いることが有効です。
太陽熱のコントロールは熱の取得と遮蔽という逆の側面があり、太陽熱を適切に取得し、且つ遮蔽する「サンバランス」は、室内の温熱環境の改善に最適なガラスと言えます。
Q:「サンバランス」や「ペヤプラス」にすると家具が色あせしにくくなるって、ほんとですか?
A:「サンバランス」は色あせの原因となる紫外線をカットします。単板3ミリでは紫外線を約30%しかカットしないのに比べ、「サンバランス」「ペヤプラス」それぞれグリーンでは80%以上も紫外線をカットします。
但し、色あせの原因は紫外線だけでなく、可視光線や湿度等の複合条件によるものもありますので、万全ではありません。
Q:ガラスにJIS番号はありますか?
A:強化ガラス、複層ガラス等にはJIS認定許可番号があり、JIS番号を打刻しています。
フロート板ガラスや型板ガラス等にはJISマークの打刻はありません。
Q:Low-Eガラスを一枚ガラスで使いたいのですが?
A:あいにく単板でのご使用はできません。Low-Eガラスは特殊金属膜をコーティングしており、性能を最大限引き出すために複層ガラスの仕様構成になります。
Q:風呂場でも、曇らずに外が見えるガラスはありますか?
A:風呂場は浴槽にお湯が入っている状態では、湿度が100%に近い状態です。これではどんなガラスを使っても曇ってしまいます。
「ペアガラス」や、「サンバランス」「ペヤプラス」のようなLow-Eペアガラスは断熱性能が高いので、一般的な居室でのご使用では、一枚ガラスと比較すると曇り(結露)を少なくする効果がありますが、浴室のように室内の湿度が高い場合には、曇りを防ぐことは出来ません。
Q:ガラスのせいで、携帯が通じなくなくなるの?携帯の電波は入りますか?
A:ガラスの種類によります。冬季の室内の保温効果や夏季の太陽熱の遮蔽効果が大きく、最近、省エネを目的とした建物に多く採用されるLow-Eペアガラス「サンバランス」「ペヤプラス」に用いる特殊金属膜は携帯電話に使用される電波(1〜2GHzの周波数)に対する反射性能を有するため、建物の全面に使用すると電波障害(TVの二重像のようなゴースト映像、携帯電話の通じにくさ等)がおきる可能性があります。
また、高遮蔽性能熱線反射ガラス「サンルックスT」を用いた場合も電波障害がおきる可能性があります。
従って、全面ガラス張りのようなビルで、このようなガラスを使用する場合、電波障害のことも考慮することが必要になります。
具体的な対策としては、当該ビルに電話会社がアンテナをつけることで解決されます。
しかし、一般の建築材料(透明ガラスも含めて)は、このような電波は通しますので、建物の一部であるガラスにこのような特殊なガラスを使用しても、電波障害が問題となるようなケースは少ないと考えられます。
Q:Low-Eとはどんな意味ですか?Low-Eとは何の略ですか?
A:Low-EMISSIVITYとは、低放射という意味です。Low-Eガラスを用いたAGCでの製品名は、「サンバランス」、あるいは窓のリフォーム=リグラス用の「ペヤプラス」になります。
Q:「ペアガラス」とはどんなガラスですか?
A:2枚のガラスの間に乾燥中空層がある断熱用の窓ガラスです。2枚のガラスをスペーサーで固定して均等な間隔に保ち、四周を密封。吸湿剤で常に中空層を乾燥した状態に保っています。
Q:「サンバランス」よりももっと遮熱性能の高いガラスはありませんか?
A:「サンバランス」は透明の一枚ガラスなどと比較すると遮熱性能にすぐれたガラスです。さらに遮熱性能がより高いガラスとしては主にビル用の高性能熱線反射ガラス(商品名:「サンルックス」)があります。
但し遮熱性能を重視しているため可視光線透過率が低く、昼間でも照明をつける必要があり、住宅用途では不向きとなります。
「サンバランス」は、可視光線透過率を高く保ちながら遮熱及び断熱性能を両立させたガラスです。
Q:エコガラスってどんなガラスですか?
A:エコガラスとはLow-Eガラスを使用した複層ガラスのことをいいます。
「住宅性能表示制度」の温熱環境性能で最高位の評価(等級4)を得られるガラスです。窓ガラスにエコガラスを使えば、レースのカーテンだけで次世代省エネ基準を満たす事ができます。
AGC「サンバランス」シリーズや「ペヤプラス」がエコガラスに該当します。
※但し、中空層が5ミリ以下のサンバランスなどエコガラスに該当しない品種構成があります。
Q:「ペアガラス」の中空層は、何のために必要なのですか?
A:ダウンウエアや魔法瓶のように中間の空気層によって断熱効果を高めています。ペアガラスの空気層は、室内と室外の間に空気の層をつくることで熱の移動を防ぎ、一枚ガラスと比較するとしっかり断熱をし、その空気層を乾燥した状態に保ち、内部の結露を防いでいます。
Q:窓ガラスの結露対策としてペアガラスアタッチメント付きタイプ『ペヤプラス・エア』や『ペヤプラス』に取り替えた場合、サッシの結露もなくなるのですか?
A:ガラス部分は複層ガラスになり、断熱性能が向上しますので結露しにくくなりますが、サッシ部分(既存サッシやアタッチメント)は金属製ですので、結露に関してはあいにく改善されません。
Q:複層ガラスのサッシ枠選択にあたって注意点は必要はありますか?
A:サッシはJIS A 4706に適合し、水抜き機構を備え排水が速やかに行われる構造で断熱性と気密性に優れた精度の高いサッシをご採用ください。
また、各種クリアランス・かかり代は通常のガラス以上に大切な意味を持ちます。
JASS17(日本建築学会・建築工事標準仕様書ガラス工事)に従ってください。  
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