深刻な結露の解消と省エネ改修を同時に実現した秘策



予算的に厳しいビル改修…

深刻な結露の解消と省エネ改修を同時に実現した秘策

製造業G社 本社ビル

背景

築年数25年を超えたG社の本社ビルは、至る所で老朽化が進行しています。予算に余裕がないため、補助金を活用した設備改修を計画していました。

課題

補助金を使って老朽化したビルを改修したい

G社では、エネルギー使用合理化等事業者支援補助金を活用してビル改修を実施しようと計画を進めていました。予定では、照明をLEDに、空調を高効率空調へ更新することになっていました。ところが、採択されなかったことで、計画の見直しを余儀なくされました。 本社ビルの傷み具合はひどく、早急に改修すべき状態でした。担当のS氏は、上層部から代替案を挙げるように言われましたが、補助金を使わずに改修をするのはG社の予算的にどうしても厳しく、計画変更は容易ではありません。

また、ビル内では結露がひどいという問題も発生していました。冬場は窓の付近には何も置けなくなるほど事態は非常に深刻で、これについてもS氏は解決を急かされており、別途対策を考える必要がありました。

課題のポイント

・老朽化が進んだビルを、補助金を活用して改修したい ・結露を改善したい

解決

解決のポイント

・後付けLow-Eガラスの施工で結露解消 ・躯体に手を加えるため、省エネ改修推進事業の補助金が申請可能に ・AGCが補助金申請をサポート

複層ガラス化で結露解消。躯体に手を加えることで使える補助金も…

S氏は高効率空調について相談していた空調設備会社に現状を説明しました。すると、結露改善ならAGCがノウハウを持っており、相談先としては最適であると紹介されました。 AGCの営業から提案されたのは、後付けLow-Eガラス「アトッチ」でした。複層ガラス化することで結露が改善できるだけでなく、アトッチを施工すると躯体に手を加えることになるため、省エネ改修推進事業の補助金が使えるようになるというのです。

補助金が採択され、改修工事と結露解消を同時に実現!

2016年度にAGCのサポートを受けて申請し、採択された案件は30以上あり、これは公募全体の約1/3を占める件数です。すでに、一度苦心して申請したが採択されなかったという経験を持つS氏は頼もしく感じ、ぜひサポートを受けたいと思いました。アトッチの実績はG社内でも認められ、導入が決まりました。 サポートを受けながらの申請は、スムーズに進行しました。そして、無事に採択され、念願の補助金による改修工事が実現したのです。 「当初の計画では、改修工事と結露は別々の問題だと考えていました。しかし、アトッチのおかげで、補助金を使った改修工事と結露の解消が同時に実現できました。申請もサポートしてもらえて助かりました」(S氏) G社では、今後、地方自社工場の事務棟などでも、アトッチ導入による改修工事を検討しているとのことです。
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