換気と加湿量の増加で、結露が増えカビが発生。ウィルス増殖リスクも…




換気と加湿量の増加で、結露が増えカビが発生。ウィルス増殖リスクも…

サービス業S社

背景

新型ウィルスの感染が全国で広がる中、S社は業務上、在宅ワークが難しい状況であったため事務所内の換気頻度を上げつつ、冬場は加湿対策もかかせなかった。ところが、ここにきて新たな問題が複数見つかった。

課題

推奨されている事務所内の換気を率先したところ、問題が次々と発生して…

一つ目の問題は、換気の回数が増えたことにより、外気の影響で窓際の温度が例年より極端に下がってしまったのです。その寒さから近辺に座っている社員たちが改善策を求めていました。

しかし、二つ目の問題はもっと深刻でした。対応にあたった総務部のF氏はこのときの状況を次のように振り返ります。
「換気の頻度が増えたことで、加湿の量も例年に比べて増やすようにしていました。ところが、特に加湿器の近くにある窓に大量の結露が発生してしまったのです。そのうえ、今までは気にならなかったカビが、今年は複数の窓廻りで発生しました。結露が発生したことで、ウィルス増殖のリスクを心配する声が増え、とても抑え込めない状況でした」

その他にも、定期的な換気による室内温度の低下を補うための暖房や、加湿により消費電力が増加。電気代が使用計画を大きく上回ってしまう事態も起きていたのです。

暖房と加湿、結露によるカビの発生、電気代の上昇など、想定外の問題の多発に具体的な対策案も浮かばず、F氏たち総務部のメンバーはなす術もありませんでした。

課題のポイント

・換気の頻度が増えたため、加湿の量も増やしたところ、加湿器の近くにある窓に大量の結露が発生
・そのうえ、カビが複数の窓廻りで発生。ウィルス増殖のリスクを心配する声もあがった
・暖房や加湿により消費電力が増加。電気代が使用計画を大きく上回ってしまった

解決

解決のポイント

・一番多く結露が発生した部署の窓に試験的に「アトッチ」を設置したところ、一定の湿度を保っても、単板ガラスと比較して窓の結露が大幅に低減
・結露が激減したことでカビの発生が抑えられ、ウィルス増殖のリスクも低減
・換気後の暖房効率もある程度向上でき、窓際の寒さ対策と、空調負荷の抑制にもつながった

換気・加湿による課題が一気に解決!ウィルス増殖リスクも低減

解決策を探していたF氏は、ある検索結果から「AGC Glass Plaza」というページを見つけ、そこに掲載されていた「導入事例」に興味を持ちました。自分たちと同様の課題、またそれを解決したさまざま事例を見たF氏は、すぐにAGCに問い合わせてみたのです。ほどなくしてF氏たちは、AGCの担当者から結露対策で実績豊富な「アトッチ」の詳細な説明と具体的な改善提案を受けたのでした。

「アトッチは、既存の窓の上からLow-Eガラスを貼り付けることで、結露の発生を防ぐだけでなく、遮熱・断熱効果も絶大だという話を聞かせてもらいました。うれしいことに、設置については足場など大掛かりな工事の必要がなく、短工期で設置ができるという点も、この時期、ポイントでした」(F氏)

社内検討の結果、一番多く結露が発生した部署の窓に試験的にアトッチを設置してみることになりました。すると、アトッチの施工により一定の湿度を保っても、単板ガラスと比較して窓の結露が大幅に低減されたのです。これでカビの発生が抑えられ、細菌発生によるウィルス増殖のリスクも軽減できることが期待されました。また、暖房効率も向上でき、窓際の寒さ対策と、窓近辺の空調負荷の抑制も徐々に効果が見えはじめてきました。

設置した部署の評価も上々のことから、全ての部署の窓にアトッチを設置することが決定。現在は、設置準備を進めています。
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