低予算で家賃収入を増やせた手段とは?

不動産 ビル賃貸業 D社

  • 結露で急速に進む老朽化、膨らむ修繕費…

    低予算で家賃収入を増やせた手段とは?

    不動産 ビル賃貸業 D社

    背景

    D社が賃貸物件として運用しているビルは老朽化が進み、修繕費がかさんでいました。

    課題

    大がかりな工事や建て替えは現実的ではない…

    当該ビルは結露がひどく、常に建物のどこかの修繕が必要な状態でした。資産価値も賃料も下がっていく中で、修繕にかかるコストが膨らんでいることが問題になっていたのです。責任者のK氏は改善策を検討しましたが、好適な方法がなく途方に暮れました。
    「修繕費がかさんでいるにもかかわらず、家賃収入は下がっていく…という状況で、大がかりな工事を実施するような予算を確保することは難しかったのです。いっそ、建て替える方向で検討した方がいいのでは、とも考えましたが、最高限度の容積率でビルを建てているため、費用に見合うだけのメリットは得られないと判断せざるを得ませんでした」(K氏)

    課題のポイント

    ・結露がひどく資産価値が低下している
    ・修繕費はかさむ一方だが、賃料は下がっている
    ・大がかりな工事をする予算がない

    解決

    解決のポイント

    ・短工期かつ大規模改修ナシで、窓ガラスを複層ガラス化
    ・資金調達の面でも、AGCが豊富な知見から提供しサポート

    大規模改修ナシ、かつ短工期で結露を解消

    結露の問題を一刻も早く解決しなければ、資産価値は急速に目減りしていくという危機感からK氏は結露改善に関する情報を集め続けました。その中で、AGCの「アトッチ」で結露を改善した事例があることを知りました。問い合わせると営業から、アトッチなら短工期かつ大規模改修なしでビルのガラス面をすべて複層ガラス化し、結露を解消することができるという説明を受けました。

    資金調達の面でも、AGCがサポート

    アトッチに可能性を感じたK氏は、結露を改善できるなら導入したいが予算に余裕がないことを営業に相談しました。すると税制や減価償却について知見を持っている営業は、低予算で施工する手段についてさまざまなノウハウを提供してくれました。そして、省エネ改修推進事業の補助金が生産性向上設備投資促進税制との併用が可能なこと、リースや割賦、残価設定型などの選択もできることを知り、K氏は改修が十分実現可能であることを知りました。

    結露が解消され、家賃収入が上がった!

    提案の中から、D社は生産性向上設備投資促進税制と省エネ改修推進事業の補助金を併用し、アトッチを導入することにしました。補助金の申請には複雑な準備が必要になりますが、それについてもAGCがサポートしてくれたので、スムーズに採択にこぎ着けることができました。
    「改修後、結露の問題はすっかり解消されました。多額の修繕費がかからなくなり、賃貸料も地域の適正価格に戻すことができて、家賃収入も上がりました。今回の改修を低予算で結露を改善したモデルケースとして、ほかの物件へのアトッチ導入の検討も進めています」(K氏)


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