空調を1機止めても快適に保てるようにした手段

飲食店 I店

  • 強い日差しのせいで一番見晴らしのよい席が使えない

    空調を1機止めても快適に保てるようにした手段

    飲食店 I店

    背景

    美しい夜景が評判のI店。ディナータイムの営業では、見晴らしのよい窓辺の席は早々に予約で埋まっていた。

    課題

    強い日差しが差し込むため、見晴らしのよい特等席がランチタイムで使えない

    I店は、窓辺の景観の良い席を、日中、強い日差しが差し込むため使えないという問題を抱えていました。
    昼間は席数を減らして運営せざるを得ず非効率で、マネージャのK氏も改善できるものならしたいと常々考えていました。
    「お客様からは、窓辺の席に座りたい、よい席が空いているのにどうして通さないのか、というご意見をたびたびいただきました。都度、事情は説明するのですが不満に思われる方も多く…」(マネージャK氏) ブラインドをつければ日差しを遮ることはできますが、それではスカイビューの利点が生かせません。景観を損なわない対策があれば…と何度となく考え、情報収集を続けていますが解決方法はなかなか見つかりませんでした。

    課題のポイント

    ・見晴らしのよい窓辺の席が、昼間は強い日差しのせいで使えない

    解決

    解決のポイント

    ・ 短工期かつ低コストで日差しの差し込む窓をLow-Eペアガラスに
    ・ フル稼働させていた4機あるエアコンのうち1機を止め、冷房の温度設定を28℃にしても快適に

    後付けLow-Eガラスで、断熱性・遮熱性・省エネ性を高め、室内空間を快適に

    K氏は知人から、ショールームなどでLow-Eペアガラスが使われていることを教えてもらいました。Low-Eガラスには断熱性、遮熱性、省エネ性を高め、室内空間を快適に保つ効果があるというのです。これなら景観を損なわずに日差しの対策ができると喜んだのもつかの間、既存のガラスとLow-Eペアガラスへの入れ替えは大がかりな工事を必要とし高額な費用も発生するため、I店にとって現実的ではありませんでした。せっかく良い対策を見つけたのに…と残念に思ったK氏は、安価にLow-Eペアガラスを導入する方法がないか、引き続き情報収集を続けます。そして、たどり着いたのが、AGCの後付けLow-Eガラス「アトッチ」による複層ガラス化という手段でした。アトッチは既存の窓の内側にそのまま貼り付けるだけで、Low-Eペアガラスと同等の性能を得ることができるのです

    驚きの省エネ効果を実現。ランチからディナーへのリピーターも増え、収益向上

    短工期かつ低コストで導入できる対策として、最適であると確信し、アトッチを導入することに。施工後、測定したところ、窓の外側と内側で表面温度10℃もの差がありました。さらに、これまで4機あるエアコンをすべて稼働させて適温を保っていましたが、そのうち1機を止めた3機のみの稼働で、エアコンの温度28℃設定にあげても、涼しく快適に保てるようになりました。
    「ランチ営業の席数を増やせたことに加え、ランチに訪れた後にディナータイムのリピーターになる顧客も増え、収益がアップしました。アトッチを導入してよかったです。もっと早く出会えていたら…と思わずにいられません」(K氏)


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