設計・施工上の注意
【ガラス瓦採光システム】
- ・<ガラス瓦採光システム>は商品組立などに独自の方法を採用しています。商品選択、工事に関しては別途カタログを用意しております。
●おことわり
- ・延焼のおそれのある部分への使用について
粘土瓦を使える地域でしたら、ガラス瓦を屋根材と判断すればガラスは不燃材として使えると解釈できます。開口部と判断すると、防火設備の必要な部位には各地域建築主事の指導のもと下地ユニットにオプションの網入板ガラスをセットすることを推奨します。(ガラス瓦は防火設備の認定は受けていません)
- ・室内湿度が高い場合など、使用環境によってはガラスの表面に結露を生じることがあります。また、部屋全体の結露を防ぐには、計画換気を行ってください。
- ・ガラス瓦の表面には、傷やしわのように見える筋や、円形の模様に見える痕(あと)が生じる場合があります。また、内部には白い異物や泡が混入する場合があります。いずれも製造上において発生が避けられないものであり、機能・性能上の問題はありません。
- ・瓦の基本性能である防水性能は勾配、形状、葺く技術とオープンジョイント(隙間のあるつなぎ目)で確保されています。オープンジョイントであるために土ぼこりなどが入りガラス瓦や下地ユニットはほこりやごみで汚れてきます。光が入らず天窓としての機能がなくなることはありませんが汚れ対策をしてください。