ミラリア

ミラリアプロジェクトリポート

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PROJECT REPORT 02

内装のNo.1企業※1とガラスのNo.1企業※2による共同プロジェクト。
ミラリア×空間デザインがもたらす新たな体験。

  • ※1 年間受注プロジェクト数(2019年度乃村工藝社グループ全体)
  • ※2 国内ガラス業界 売上高(2019年実績)

2018年9⽉の協業開始から、「GLASS×SMART×ART」を組み合わせた「GLASSMART(グラスマート)」というコンセプトのもと、AGCと乃村⼯藝社の共同プロジェクトがスタート。AGCのテクノロジー(ハード)と乃村⼯藝社のクリエイティブ⼒(ソフト)を組み合わせて開発を⾏った機能性内装材の発表の場となった「GLASSMART展」から、乃村⼯藝社が次世代の⽊質空間を発表した「SC BUSINESS FAIR 2020」まで、ミラリアを採⽤した2つの展⽰会について参画メンバーに話を聞いた。

乃村⼯藝社様と協⼒して、
ガラス素材を “空間として提案する” こと。
それがGLASSMART展の⼀番⼤きな試みでした。
(AGC・⽯⽥)

「GLASSMART展」の内容やテーマについて教えてください。

AGC(以下、A)⽯⽥:まず、私たちAGCと乃村⼯藝社様の協業は、ただのガラスではなく、テクノロジーを搭載した機能性内装材を⼀緒に開発するという共同プロジェクトが活動の⼤きな柱となっています。そのなかで、試作した製品を⼀度お客様に⾒てもらい、意⾒をいただく機会をつくろうと計画したのが「GLASSMART展」です。ただ、AGCは素材メーカーなので、ともすると、ただのディスプレイ展⽰になってしまう。そこを空間デザインのプロフェッショナルである乃村⼯藝社様と協⼒し、ガラスを素材としてではなく、空間として提案することが、⼀番⼤きな試みでした。

乃村⼯藝社(以下、N)吉⽥:展⽰会のコンセプト「ガラスで⾒せる、ちょっと先の未来」は、GLASS×SMART×ARTという⾔葉から着想を得ています。ミラリアをはじめ、特殊なフィルムを使った調光ガラスや⾳を奏でるガラススピーカーなど、単なるマテリアルではなく、テクノロジーや情報技術を組み込んだ機能性内装材を組み合わせて空間をつくるという⽅針のなかで、⾃然と決まったテーマです。ただ製品を展⽰するのであれば、乃村⼯藝社がやる意味がないですし、協業の可能性を伝えるという意味でも、空間を通じて体験を提供しよう、ということはメンバーみんなの共通認識でした。

さまざまなディスプレイ⼀体型ミラーを
並べて⽐較しましたが、
ミラリアのクオリティはピカイチです。
(乃村⼯藝社・吉⽥)

実際にミラリアを展⽰会に活⽤してみた感想はいかがでしたか?

N・吉⽥:まずミラリアはミラーとディスプレイが完全に⼀体になっているので、⼤きな空間デザインにもすごく調和する。また反射が⾼いだけでなく、投影の鮮明さも特徴のひとつです。これまでのディスプレイ⼀体型ミラーは、反射なのか?投影なのか?わかりにくい製品が多かったのですが、ミラリアは繊細な技術⼒とテクノロジーが融合したAGCらしい建材だと思いました。ディスプレイ⼀体型ミラーはたくさん⾒てきましたけど、鮮明な投影には本当に驚きです。別の案件で、さまざまなディスプレイ⼀体型ミラーを並べて⽐較したことがあるのですが、ミラリアのクオリティはピカイチですね。

A・⽯⽥:おかげさまで、そこはお客様からも評価いただけています。通常、反射と透過は相反するものです。鏡本来の機能を追求すればするほど、投影の映りは悪くなります。逆に投影をよくしようとすれば、鏡としての性能を失っていく。反射と透過、それを両⽴させたのがミラリアの最⼤の特⻑です。「GLASSMART展」では、製品ごとのアンケートやどういう使い⽅ができるかというヒアリングも⾏いましたが、展⽰会⾃体は、空間デザインとしての提案だったにもかかわらず、個々に興味を持っていただいたお客様はたくさんいらっしゃいました。


GLASSMART展2019年9⽉17⽇(⽕)〜12⽉25⽇(⽔) AGC Studio(東京・京橋)

『ガラスで魅せる、ちょっと先の未来』をテーマに、AGCと乃村⼯藝社の協業によるテクノロジーとクリエイティビティを表現したインスタレーション。協業によって開発中の商品を新しい展⽰や演出⼿法として提案することにより、両社の強みを合わせて⽣まれるクリエイティビティやテクノロジー、可能性を⽰唆した展⽰会。


ビジネスフェアのミラリアは、
空間の⼀部に溶け込んでいた。
これは素晴らしい使い⽅をしていただいたと思いました。
(AGC・⽯⽥)

「SC BUSSINESS FAIR2020」でもミラリアを採⽤されました。その理由について教えてください。

N・吉⽥:はじめに、乃村⼯藝社の⽊材を循環させるという取り組みとテクノロジーを掛け合わせ、ドーム状の⽊質空間を企画しました。ただ、それだけでは体験にはならないので、ミラリアを取り⼊れることで、新しい空間体験を提供できないかと考えました。例えば、これがディスプレイだったら、単なるサインスタンドになってしまいますが、ミラリアと3つの鏡を組み合わせてボックス状に配置したことで、空間のなかの1個のインテリアに変わる。それが来場者の「これは商業施設にも使えるのではないか」という新しい発想につながっていくと考えました。

A・⽯⽥:ビジネスフェアのミラリアは、すごく不思議な印象を持ちました。遠くから⾒ると、鏡が反射して空間の⼀部に溶け込んでいる。しかし、近づいていくと、ディスプレイが表⽰されていてミラリアだと気づく。この使い⽅には本当に驚きましたし、これは素晴らしい使い⽅をしていただいたと感じました。

N・吉⽥:反射の影響で、遠くから⾒ると鏡があることがわからないのですが、近づくと鏡に映像が映しだされていることに気づくんですよね。来場された⽅も「これディスプレイなんですね」と驚かれていました。それが空間のひとつの要素になる、つまり、インテリアになるということなんだと思います。

ミラリアの活用写真


SC BUSINESS FAIR 20202020年1⽉22⽇(⽔)〜1⽉24⽇(⾦)パシフィコ横浜(神奈川・横浜)

乃村⼯藝社がコンピュテーショナルデザインと国産材による次世代のサステナブルな⽊質空間を企画・プロデュース。NOMLABは、ブースの基本設計、クリエイティブディレクションを担当し、⽊材とクリエイティビティ、デジタルテクノロジーが可能にする⽊質空間デザインを表現した。その空間演出の⼀部としてミラリアを採⽤した。


空間デザインや環境演出のような使い⽅に
私はすごくミラリアの可能性を感じます。
(乃村⼯藝社・吉⽥)

最後に、ミラリアならではの魅⼒や今後の可能性・広がりについてお聞かせください。

N・吉⽥:反射と投影の鮮明さはもちろんですが、私は、特に空間デザインや環境演出の分野において、すごく可能性を感じています。情報発信と環境演出を共存させることで、建材であり表現装置として、ミラリアを建築にうまく溶け込ませていく。そういう使い⽅をするとおもしろいですね。私のように空間デザインの仕事をしていると、モノの付加価値が⾮常に重要だと感じています。ミラリアも建築や商業施設のなかに⼊れ込むことで、来場者の体験がこんなふうに変わるんだということを紐付けて提案すると、すごく受け⼊れてもらいやすいと感じますね。

A・⽯⽥:そのあたりは、まさに乃村⼯藝社様の得意分野だと思いますので、また⼀緒にやらせていただくなかで、ご提案いただけると我々としては嬉しい限りですね。