AGCの内窓 まどまどシリーズは、高い気密性を確保することで、二重窓として、国内トップクラスレベルの遮音性能を発揮します。
音は空気の振動によって伝わるため、空気の通り道への対策が防音の重要なポイントです。
窓などの開口部は、まさに外部に面しているので騒音が最も入りやすい場所なのです。
窓などの開口部への対策が、防音性能を左右するカギとなります。
一般的に、5dB分の音が減ると防音効果を感じることができ、10dBの音が減ると、
感覚的に騒音は半減します。
また、昼間の場合、周囲の騒音レベルが45dB以下だと「静か」に感じ、おおよそ60dBを超えると「騒がしさ」を感じます。
上枠部材の内外に気密性を高めるモヘア、また、下框の内部には樹脂製気密材、及び、モヘアが内蔵されています。
さらに、召し合わせ框の内外にも二重樹脂製気密材、下レールには気密片が内蔵されている高気密設計となっています。上枠のどぶ溝構造も隙間を作らないオリジナル構造です。
障子框の構成は、PVC樹脂とアルミの複合構造を基本に、寸法に応じてスチールで補強する余裕のスペックです。
障子框の剛性が高く、熱等による変形も低減され、長くお使いになっても高い気密性を保持します。
この障子框の構成により防音効果を損なうことなく見付幅のスリム化を実現しております。
まどまどシリーズの防音効果は、オーディオ機器やホームシアターのインストール業界での評価は高く、「ホームシアターグランプリ」内窓部門で金賞を受賞しています。
忘れてならないのは音の伝わり方。大きく分けると2種類あり、一つは空気中を伝わって聞こえる「空気音」。
もう一つは壁や床などを伝わって聞こえる「固体音」。
まどまどシリーズは空気音に対しては有効な対策になります。固体音に対しては別途対策が必要になります。
・空気音の例・・・自動車や飛行機の音、楽器(トランペット、ヴァイオリンなど)
・固体音の例・・・上階の足音、電車やトラックの振動、楽器(ピアノ、ドラムなど)
防音体感実験は、防音効果を模擬的に行った実験であり、防音効果は建物の仕様、二重窓の設置状況、音源、周辺環境等により異なります。まどまどの防音性能を保証するものではありません。