導入事例

窓に関するお悩みと解決方法の実例をご紹介します。

解決事例 : NO7

業種 : 製造業 G社

新型ウィルスの蔓延で本社機能を郊外移転。しかし候補の部屋は問題が山積となり…

背景
都内に本社機能を持つ製造業のG社。新型ウィルスの首都圏での感染が増え続ける中、同業が本社機能を郊外の事業所に移転したという情報を聞きつけ、自社でも移転について具体的な検討を行うことになった。そこで総務部は候補となる事業所の、どのスペースを本社機能として使用するか、またその際の問題点などを洗い出すことにした
課題:1

候補先は、1日中響き渡るトラックの音で、とても事務作業に集中できない…

調査を進める中、南と東側に窓があり、人数的にもちょうどよいスペースがある事業所が見つかりました。しかし、始業から終業まで一日中職場として利用するには、問題があったのです。その時の状況を、総務部のA氏は次のように振り返ります。 「そこは、南側に大きな窓があり、開放感があってよかったのですが、すぐ隣に原料倉庫がありました。日中は搬送用の大型トラックやフォークリフトなどが常時出入りしているので、就業時間中ずっと騒音がひどくて、事務作業に集中できそうにありません」

課題:2

ある場所は暑すぎ、ある場所は薄暗い。そのうえ従業員の健康への影響を懸念されて…

また日照や室温の問題もありました。夏は長時間にわたって日光が当たるため、窓側の席は気温が上がってしまい、とても落ち着いて仕事などしていられません。その一方で、東側は大きな工場と隣接しており、ほとんど日が当たらず、事業所のスタッフによると、冬場は窓ガラスの結露がひどくカビも多数発生しており、従業員の健康面が心配されました。 上層部からは、早急に問題を解決するようにと指示が出されます。「そう言われても、かけられる時間やコストには限りがあります。それらの条件に合った最適な対策案がなかなか浮かびませんでした」(A氏)。 移転準備の期日が迫り、総務部のメンバーは焦りをつのらせていました。

課題のポイント
・候補先の南側は倉庫と隣接していて、1日中騒音がひどく仕事に集中できない
・夏は長時間にわたって日光が入り込み、窓側の席は暑くて仕事にならない
・東側は工場の影で薄暗く、冬場は窓ガラスの結露がひどいうえにカビも生えていて、従業員の健康面が心配