よくあるご質問

Q:延焼ラインにかかる防火設備に「マイボーカ」を検討しています。サッシについてはどのようなものが使用できるのでしょうか?
A:ご使用いただけるサッシ種類は、認定方法等により異なります。
防火設備としてご使用いただくためには、窓として国土交通大臣認定を取得するか(個別認定)、国土交通大臣が定めた構造方法を用いる(告示仕様)必要があります。
大臣認定については、サッシメーカー様や窓メーカー様が、サッシの材質や品種、開閉形式毎に認定を取得していますので、「マイボーカ」がご使用いただける製品の詳細は各サッシメーカー様、窓メーカー様にお問い合わせください。
また、告示仕様については、スチール、あるいはステンレス製サッシのFIX窓で、「マイボーカJ」がご使用いただけます(「マイボーカ」はご使用いただけません)。寸法や納まりなどが詳細に規定されていますので、ご使用いただく際には告示の内容をご確認ください。
Q:スチールサッシ(告示第1360号の構造)に「マイボーカ」を採用すれば、防火設備になりますか?
A:防火設備の告示仕様の用途では、「マイボーカJ」がご使用いただけます。
「マイボーカ」は、ご使用いただけません。
告示第1360号で定められている防火設備の構造方法として、スチール、あるいはステンレス製サッシのFIX窓で耐熱強化ガラスがご使用いただけます。耐熱強化ガラスは、エッジ強度250MPa以上、板厚6.5ミリ以上であることが規定されており、AGC製品では、「マイボーカJ」(6.5ミリ、8ミリ)が該当します。その他、寸法や納まりなどが詳細に規定されていますので、ご使用いただく際には告示の内容をご確認ください。
Q:強度計算ナビで、「マイボーカ」+Low-Eの複層ガラスを検討したいが、選択肢にありません。どうしたらよいですか?
A:「マイボーカ」+Low-Eの複層ガラスは、強化ペアガラスとして強度計算をしてください。
「マイボーカ」の耐風圧強度は、強化ガラスと同等です。また、Low-Eガラスの強度は、透明板ガラスと同等です。強度計算ナビにない板厚構成については、AGC代理店あるいは弊社営業担当までお問い合わせください。
Q:「ピラン」に飛散防止フィルムを貼っても、特定防火設備になるのでしょうか?
A:特定防火設備の大臣認定を取得したサッシメーカー様や窓メーカー様にお問い合わせください。
特定防火設備は、サッシメーカー様や窓メーカー様により、大臣認定が取得されています。フィルム貼りの可否については、それぞれの認定取得内容に従う必要があります。
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Q:防火設備として使用する網入板ガラスや耐熱強化ガラスに飛散防止フィルム貼りして良いでしょうか?
A:防火設備の大臣認定を取得したサッシメーカー様や窓メーカー様にお問い合わせください。
防火設備は、サッシメーカー様や窓メーカー様により、サッシ品種、開閉形式毎に大臣認定が取得されています。フィルム貼りの可否については、それぞれの認定取得内容に従う必要があります。
告示仕様については、管轄の消防署や建築主事にご確認ください。
Q:防火区画に使用する耐熱強化ガラス8ミリの製作サイズについて教えてください。ガラスサイズW300xH2300は製作可能でしょうか?
A:耐熱強化ガラス「マイボーカ」8ミリは、最大2000mm×3000mmまでの製作が可能です。
W300xH2300の製作も可能です。
ただし、防火設備は、サッシメーカー様や窓メーカー様により、大臣認定が取得されています。ご使用いただけるガラスの寸法はサッシメーカー様、窓メーカー様にお問い合わせください。
Q:特定防火の竪穴区画に防火ガラスを使用したい。「マイボーカ」と網入板ガラス、どちらも使用できるでしょうか?
A:ご使用いただけるガラス種類の詳細は、特定防火設備の大臣認定を取得したサッシメーカー様や窓メーカー様にお問い合わせください。
Q:「マイボーカJ」にて告示仕様の防火設備の設計をしています。こちらの商品は台形での加工は可能でしょうか?
A:「マイボーカJ」は、台形の加工はできません。矩形形状のみ対応しています。
Q:防火設備で現在、網入板ガラスを使用しているが、耐熱強化ガラス「マイボーカ」に交換できますか?
A:旧カーテンウォール・防火開口部協会(現在は建築開口部協会)が認定を取得し、通則的運用をしていた防火設備(2019年3月末に新規品の運用は停止)については、網入板ガラスの代わりに「マイボーカ」をご使用いただけます。
既存のサッシが、通則的運用のサッシであるかをご確認ください。
なお、改修にあたって確認申請が必要な場合は、交換可否は管轄の建築主事または指定確認検査機関にご確認ください。
Q:60分の防火性能をもつガラスはありますか?製作サイズを教えてください。
A:60分の防火性能が要求される特定防火設備用のガラスとして、低膨張防火ガラス「ピラン」をご用意しています。
「ピラン」は、最大2000mm×3000mmまでの製作が可能です。
ただし、特定防火設備は、サッシメーカー様や窓メーカー様により、大臣認定が取得されています。ご使用いただけるガラスの寸法は各サッシメーカー様、窓メーカー様にお問い合わせください。
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Q:防火設備に耐熱強化ガラス「マイボーカ」を検討しています。非常用進入口として使用できる寸法、厚さを教えてください。
A:非常用進入口の代替開口部の寸法は、建築基準法施工令で、直径1m以上の円が内接できる大きさ、または幅75cm以上、高さ1.2m以上の大きさとされています。
無窓階の扱いとならない開口構造としてのガラスの種類や厚さは、各消防局等によって異なりますので、可否の判断は管轄の消防局等にご確認ください。
東京消防庁の場合、耐熱強化ガラス「マイボーカ」は、耐熱板ガラスとして、足場なし、窓ガラス用フィルムなしの場合で、ガラスの厚さは5ミリ以下とされています。
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