ホンダカーズ 兵庫西宮店
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兵庫県西宮市
ホンダカーズ兵庫 西宮店
取締役 正国 清隆 様「アトッチ」をご採用頂きました「ホンダカーズ兵庫」正国清隆取締役様に導入理由などを聞かせて頂きました。
夏の暑さ対策はAGCグラスプロダクツのアトッチ導入でHC兵庫の正国取締役 ショールームで効果を実感
当初、事務所用の後付け窓ガラスとしてAGCの子会社のAGC硝子建材から「アトッチ」の提案を受けたホンダカーズ兵庫(本社=兵庫県宝塚市)。
夏の暑さ対策に効果を発揮することから「事務所よりショールームの西日や暑さ対策に有効では」と、逆に提案したと同社の正国清隆取締役。
メーカーとなるAGCグラスプロダクツは、新車ショールーム用として今までにないより大型サイズに挑戦、
一か月ほどの実験・確認期間をへて実用化にこぎ着けたという。アトッチは熱の放射を防ぐ特殊金属膜をコーティングした後付け硝子で、
既存の窓に室内側から貼り付けペアガラスと同等の性能を図ることができる。
全国ではじめての装着となったホンダカーズ兵庫西宮店(兵庫県西宮市)のショールームは、
国道に面しているものの西日対策に悩まされており、今回の採用につながった。
昨年の夏前に店舗が休日のわずか一日で施工を完了したアトッチの効果は大きかった。
これまで「夏場は暑くて座れなかった商談テーブルが体感で10度前後下がった」と正国取締役。
ショーウインドーに必須だったロールカーテンも必要なくなった。
新車を屋外にアピールするうえでも効果を発揮したわけだ。
放射を防ぐ効果により室内への熱も抑制され、エアコンを常時フル稼働する必要がなくなり、
光熱費の削減にも効果を発揮している。
「ロールカーテンの更新費用も思っている以上にかかる」だけに、長期的なメンテナンス費用の削減にも役立ちそうだ。夏場対策として採用したアトッチだが、厳冬となった今年の冬にも
効果を発揮した。熱の放射を防ぐことにより室温も保つことから、
ショールーム内は4基のエアコンで一定温度に上げた後は、
半分の2基で室温を保つことができたという。
さらに、アトッチによりショールームがカラー化され、
屋外から見た場合に高級感が向上したという。
新車のショールームはまさしく新車をアピールする場であり、
ロールカーテンの撤去やカラー化による高級感の演出で、
地域でのアピール度が向上した。
ショールーム内でも二重ガラス化により遮音性が向上し、
商談にも役立っている。アトッチは2012年末に販売を開始し、省エネ大賞を受賞したことからもあきらかなように、オフィスビルなどの寒さ対策としての用途を睨んでいた。ところが、ホンダカーズ兵庫の事例が『アトッチ』採用活発化の起点となり、系列ディーラーはもとより、他メーカーディーラーでも採用が始まっているという。ホンダカーズ兵庫の正国取締役も既存拠点のリニューアルなどで「今後も検討していきたい」としており、新車ディーラーの関心は高まっているといえそうだ。
(掲載日2014年4月18日 日刊自動車新聞 4面)
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