株式会社シンテックホズミ

株式会社シンテックホズミ

  • 愛知県みよし市
    株式会社シンテックホズミ

    森山 光夫 様

    「アトッチ」をご採用頂きました「株式会社シンテックホズミ」森山 光夫様に導入理由などを聞かせて頂きました。

    窓ガラスにAGC「アトッチ」採用 遮熱効果で職場環境改善〜エアコン利用減 施工性・コストにも優れ〜

    株式会社シンテックホズミ(加藤久視社長、愛知県みよし市)は、2006年11月に現在の地に新本社屋を
    移転新設した。同社は溶接ラインを中心とする新車メーカー工場の設備関連やラインの切り替え、
    新車の取り扱い説明書やサービスマニュアルなどをグローバルで手がける2社が1992年に統合し、
    新たに誕生した。今や、従来からのビジネスだけでなく、生産工場における自動搬送システムや、
    アフターサービス向けのツール、サービス空間へのロボット導入など幅広い領域に挑戦する。

    株式会社シンテックホズミの外観

    社屋移転の狙いは、愛知県内の7カ所に分散していた各拠点の機能を統合して効率化を図ると同時に、社員相互のコミュニケーション強化を図ることにあった。このため、周辺地域も含めてより良い環境を目指す取り組みは、新社屋建設時から一貫して現在も続いている。

    窓ガラスに遮熱効果をもたらす複層ガラス化の取り組みもこの一環となる。職場環境を改善するのが狙いで、夏、冬の暑さ、寒さの両シーズンでの効果を狙う。これまでにもガラスフィルムを施工するなど対策に乗り出していたが、より大きな効果を目指して15年8月の環境関連の展示会で出会った「AGCのアトッチに関心をもった」と森山光夫氏。実際の採用は早く15年12月には事務棟、16年2月には生産棟への導入を完了した。

    効果は大きく、「毎年の季節変動要因はある」とはするものの、エアコンの運転時間は15年10~12月が14年に比べ半減、16年1月~3月は同10%減となったという。空調にガスヒートポンプ(GHP)方式を採用する同社では、省エネ効果はガス使用量の削減となって表れる。冬季は体感として職場内で寒いと「感じなかった」とする。遮熱効果により午前中は空調を稼働するものの、午後には必要なかったとも。
    即断ともいえるアトッチの採用は、継続して実施している環境への取り組み結果ともいえる。新社屋建設時には求められる緑地帯を大きく確保し、周辺環境に配慮すると同時にGHPを導入。12年からは社有車としてプラグインハイブリッド(PHV)を継続導入してきた。
    12年には太陽光発電システムを導入し、14年には230キロワットの発電量にまで達している。全体の30%を太陽光発電で賄うと同時にPHVへの充電、さらにはPHVは非常時の電力供給源となる。また、14年には事務所の照明をLED化と、常に改善を図っているわけだ。

    アトッチの採用もこの一環となる。窓ガラスを全面的に取り換えるにはコスト増になると苦慮していた際に、施工の容易性やコスト、効果から採用を決めたという。実際「日常の業務支障なく」施工が完了したという。冬場の効果は体験済み。「夏場にも期待している」としている。

    (2016年7月25日付 日刊自動車新聞より一部抜粋)

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