ラコベル®プリュム®

軽量カラーガラス

■ラコベルプリュムとは

<ラコベルプリュム>は薄い厚みのカラーガラスと水や薬品に強い樹脂を複合させた新しい内装仕上げ材(不燃材料)です。
カラーガラスならではの魅力はそのままに、従来品<ラコベル>より最大60%軽量化を実現しました。 軽量化により施工性がアップしたため、専門のガラス施工業者様だけでなく、一般の内装施工業者様にもお取り扱いいただける商品です。
また、壁下地材への施工後は割れにくく、万が一ガラスが破損した場合でも裏面の樹脂がガラスの飛散を抑制するため安全性にも優れ、これまで実績の少なかった住宅市場のニーズにもお応えできる商品となりました。

■ガラスと樹脂の素材の良さを複合

60%軽量化

内装材として使うカラーガラスやミラーは、一般的には厚さ5ミリで重さは12.5kg/㎡ もあります。一方、住宅や店舗などは、内装壁面への負担の小さい、壁紙や樹脂パネルなどの軽量の内装化粧材が使われます。
<ラコベルプリュム>は厚さ5ミリで重量を約60%軽量化し、樹脂パネルと同等レベルの重さ約5kg/㎡を実現しました。これにより、壁紙や樹脂パネルと同様に内装壁面への負担が小さい内装化粧材として検討いただけるようになりました。

安全性

<ラコベルプリュム>は3ミリ厚さの樹脂層で衝撃を吸収する機構を設け、生活衝撃に対して割れにくい構造となっています。また、強い衝撃によってガラスが割れた場合も、全面に接着した樹脂層によってガラス破片の飛散を抑制できるようになっています。

JIS A 5759「建築窓ガラス用フィルム」の45kgショットバッグ試験を参考に、ガラス飛散防止性を評価

メンテナンス性、新品永続性

<ラコベルプリュム>は、表面が平滑なガラス基材であるため、汚れが付着しても簡単に拭き取ることができるメンテナンス性に優れる内装化粧材です。
また、化学的に安定したガラスと、水や薬品に強い樹脂を複合化したことにより、高い耐久性を実現しています。窓際で日射光が直接当たる場合や、キッチンなどの高温になる部位、水廻りなどで薬品がかかる部位、寒暖差の大きい地域で使われたりなど、様々な環境下で使われることを想定し、厳しい耐久性試験を実施しています。<ラコベルプリュム>は経年劣化しやすい壁紙や樹脂パネルと比べて、新品時の輝きを永続させることができます。

  • ※当社各種試験結果による高耐久性の自社独自表現

表 ラコベルプリュム各種耐久性試験結果

■手軽な施工性

<ラコベルプリュム>は、薄いガラスと樹脂を複合化したことで軽量化し、ガラスカッターや両面テープなどの手軽に入手可能な道具で施工できる商品です。
切って貼って、DIY感覚で楽しみながら施工できる施工性を実現しました。専門のガラス施工業者様だけでなく、一般の内装施工業者様にもお取り扱いいただけます。

イラスト:施工方法の説明