住まいのリフォームで最大60万円補助

こどもエコすまい支援事業

こどもエコすまい支援事業(2023)は、交付申請の受付を終了しました。

こどもエコすまい支援事業とは

高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等を行う場合に補助金が交付される支援事業です。補助額の上限は、新築住宅の場合は最大100万円、リフォームの場合は最大60万円になります。

補助対象者

以下の12を満たす方が対象になります。

  • 1こどもエコすまい支援事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする方
  • 2リフォームする住宅の所有者等であること
  • ※工事請負契約等が結ばれていない工事は対象となりません。

対象住宅要件

以下の①~⑧に該当するリフォーム工事等が対象です。

④~⑧については、①~③のいずれかと同時に行う場合のみ補助の対象となります。

交付申請にあたり、住宅の性能を証明する書類が必要になります。

いずれか必須 任意
  • 開口部の断熱改修
  • 外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
  • エコ住宅設備の設置
  • 子育て対応改修
  • 防災性向上改修
  • バリアフリー改修
  • 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
  • リフォーム瑕疵保険等への加入
  • ※ 例外として、経済産業省及び環境省が実施する「住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業等(先進的窓リノベ事業)」又は経済産業省が実施する「高効率給湯器導入促進による家庭部門のエネルギー推進事業費補助金(給湯省エネ事業)」において交付決定を受けている場合は、①~③のいずれかに該当する工事を含んでいるものとして取り扱います。

性能要件

断熱性能要件

改修後の開口部の熱貫流率の基準値(Uw値)

1~2地域 3地域 4地域 5~7地域 8地域

こどもエコ
すまい支援事業
省エネ
基準レベル
戸建住宅
共同住宅
2.3 2.3 3.5 4.7 ηw値
0.52
もしくは
ηg値
0.65
ZEHレベル 戸建住宅 1.9 1.9 2.3 2.3
共同住宅 1.9 2.3 2.9 2.9
  • ※基準値以下の熱貫流率の製品が対象となります。
  • ※8地域は、基準値以下の日射熱取得率の製品が対象となります。

こどもエコすまい 防犯、防音、防災性能要件

こどもエコすまい支援事業では、断熱リフォームと併せて実施する防犯性向上、
防災性向上の窓改修も補助対象となります。

窓ガラスの防災・防犯・安全対策は、合わせガラスが有効です。

合わせガラスとは、2枚のガラスの間に強靭な特殊フィルムを挟んだガラスです。耐貫通性に優れ、ガラスの飛散防止効果もあります。

特殊フィルムの厚みに応じて、防犯性、防災性が高まります。厚み約0.8㍉以上の合わせガラスが防犯建物部品に該当します。

合わせガラスを使用したLow-E合わせ複層ガラスなら、防犯、防災に加え、断熱・遮熱・防露・省エネ効果もあります。

合わせガラス

Low-E合わせ複層ガラス

特殊フィルムの厚み ガラス呼称 防災性
(耐貫通性)
防犯性 飛散防止性
約1.5㍉以上
(60mil以上)
防災安全
合わせガラス
約0.8㍉
(30mil)
安全合わせガラス
約0.4㍉
(15mil)
合わせガラス

  • ※ milとは、特殊フィルムの厚みの単位であり、1mil=0.001インチ=0.0254㍉です。

こどもエコすまい支援事業の防犯性向上、防災性向上の窓改修の補助対象要件

  • 防犯性向上の窓改修:防犯建物部品(CPマークを取得したもの)による外窓交換
  • 防災性向上の窓改修:防災安全合わせガラスへのガラス交換、防災安全合わせガラスを使用した窓への外窓交換
  • 防音性向上の窓改修:既存のサッシに内窓を設置して二重窓とすること、JIS A 4706:2015(サッシ)に規定する遮音性能が T1以上であるものに交換すること又は品確法に基づく日本住宅性能表示基準で定める透過損失等級(外壁開口部)の等級2以上であるも のに交換すること。

補助額

リフォーム工事内容に応じて定める上限補助額は下表の通り

世帯の属性 既存住宅購入の有無 1戸あたりの上限補助額
子育て世帯又は
若者夫婦世帯
既存住宅を購入※1※2しリフォームを行う場合※3 60万円
上記以外のリフォームを
行う場合※4
45万円
その他の世帯※5 安心R住宅を購入※1※2しリフォームを行う場合※3 45万円
上記以外のリフォームを
行う場合
30万円
  • ※1 売買契約額が100万円(税込)以上であることとします。
  • ※2 令和4年11月8日(令和4年度補正予算(第2号)案閣議決定日)以降に売買契約を締結したものに限ります。
  • ※3 自ら居住することを目的に購入する住宅について、売買契約締結から3ヶ月以内にリフォームの請負契約を締結する場合に限ります。
  • ※4 自ら居住する住宅でリフォーム工事を行う場合に限ります。
  • ※5 法人、管理組合を含みます。

子育て世帯とは

申請時点において、子(年齢は令和4年4月1日時点で18歳未満。すなわち平成16(2004)年4月2日以降出生の子)を有する世帯

  • ※令和5年3月31日までに建築着工するものについては、令和3年4月1日時点

若者夫婦世帯とは

申請時点において夫婦であり、令和4年4月1日時点でいずれかが39歳以下である世帯

  • ※令和5年3月31日までに建築着工するものについては、令和3年4月1日時点

窓リフォームの補助額

ガラス交換

既存窓サッシをそのまま利用し、ガラスのみ複層ガラス等に交換します。

改修区分 大きさの区分 ガラス交換
断熱 省エネ基準 9,000
6,000
3,000
ZEH 12,000
9,000
3,000
防音 9,000
6,000
3,000
防災 15,000
10,000
6,000
  • ※ガラス交換の防犯改修は認められておりません。

内窓設置

既存窓の内側に、もうひとつ内窓を取り付けて二重窓にします。

改修区分 大きさの区分 内窓設置
断熱・防音 省エネ基準 23,000
18,000
15,000
ZEH 31,000
24,000
20,000
  • ※内窓設置の防犯・防災改修は認められておりません。

外窓交換

既存サッシの上に新しいサッシを取り付ける「カバー工法」と、既存サッシを取り外して新しい断熱窓を取り付ける「はつり工法」があります。

改修区分 大きさの区分 外窓交換
断熱 省エネ基準 23,000
18,000
15,000
ZEH 31,000
24,000
20,000
防犯 34,000
24,000
20,000
防音 23,000
18,000
15,000
防災 37,000
25,000
15,000
  • ※ 補助額の単位は円。ガラス交換:1枚あたり。その他:施工箇所1箇所あたり。
  • ※ 大:ガラス(一枚)の面積1.4m2以上。サッシ(一箇所)の面積2.8m2以上。
  • ※ 中:ガラス(一枚)の面積0.8m2以上、1.4m2未満。サッシ(一箇所)の面積1.6m2以上、2.8m2未満。
  • ※ 小:ガラス(一枚)の面積0.1m2以上、0.8m2未満。サッシ(一箇所)の面積0.2m2以上、1.6m2未満。
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交付申請時期

2023年3月下旬~2023年12月31日(予定)

  • 交付申請は、すべての工事の完了後に行います。
  • 交付申請期限は、予算の執行状況により早く受付を終了する可能性があります。

申請までの流れ

図:申請までの流れ図:申請までの流れ

対象商品

防音・断熱・防犯の多機能内窓ユニット

まどまど

既存窓の内側にもう一つ高機能な
窓を取り付け、二重窓にリフォーム。

既存のサッシ・ガラスをそのままに、リフォーム対応の内窓ユニット。使用する機能ガラスの選択により、防音・断熱性能をレベルアップ。さらに防犯機能が加わり、窓開口部の機能リフォームは万全です。

イメージ:まどまど

まどまど ガラス仕様

1~2地域 3地域 4地域 5~7地域

こどもエコすまい
支援事業
省エネ
基準レベル
戸建住宅
共同住宅
複層ガラス
(中空層厚み問わず)
全てOK
(単板ガラスも対象)
ZEHレベル 戸建住宅 Low-E複層ガラス
(中空層5㍉以上)
複層ガラス
(中空層厚み問わず)
共同住宅 Low-E複層ガラス
(中空層5㍉以上)
複層ガラス
(中空層厚み問わず)
全てOK
(単板ガラスも対象)

リフォーム用アタッチメント付きLow-E複層ガラス

ペヤプラス

既存窓のサッシはそのまま使用し、
1枚ガラスをLow-E複層ガラスに交換。

断熱効果のある低放射複層ガラスを、今お使いの1枚ガラス用のサッシに入れることのできるリフォーム用複層ガラスです。
「ペヤプラス」なら、窓ガラスからの暖気の損失を防ぎ、窓からの冷気(コールドドラフト)を抑えます。また、窓ガラスの結露発生を低減し、快適性が向上します。

イメージ:ペヤプラス

ペヤプラス ガラス仕様

1~3地域 4地域 5~7地域

こどもエコすまい
支援事業
省エネ
基準レベル
戸建住宅
共同住宅
対象製品なし 断熱ガス入りLow-E複層ガラス
(中空層5㍉以上)
Low-E複層ガラス
(中空層6㍉以上)
複層ガラス
(中空層厚み問わず)
ZEHレベル 戸建住宅 対象製品なし
共同住宅 対象製品なし 断熱ガス入りLow-E複層ガラス(中空層8㍉以上)
Low-E複層ガラス(中空層11㍉以上)
  • ※中空層厚みは、サンバランスアクアグリーンの場合の中空層になります。

関連資料

こどもエコすまい支援事業と先進的窓リノベ事業の違い

こどもエコすまい支援事業は、住宅全体の省エネ性能向上を目的とし、新築の取得や住まいの省エネリフォームを幅広く支援します。一方、先進的窓リノベ事業は、窓の高断熱化を目的とした支援事業。高性能窓へのリフォームに対して、補助が受けられます。

図:こどもエコすまい支援事業と先進的窓リノベ事業の違い
  • ※ 「+α改修」とは、住宅の子育て対応改修(防犯、防音)、防災性向上改修、バリアフリー改修、空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事等(断熱リフォームと合わせて実施した場合に補助対象になる)
こどもエコすまい支援事業 先進的窓リノベ事業
補助対象 注文住宅の新築
新築分譲住宅の購入
リフォーム リフォーム
世帯要件 新築・購入は18歳以下の子供がいる
もしくはどちらかが39歳以下の夫婦
特になし 特になし
補助金 最大100万円/戸 最大30万〜60万円/戸 最大200万円/戸
内容 窓に限らず住宅の省エネ改修 窓のリノベーション

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