サンバランスシェルター™
防災安全性
災害への備え
近年、毎年のように「数十年に一度」と言われる大型台風が発生し、風災や洪水による甚大な被害が起きています。
また、「地震大国」と呼ばれる日本では、いつどこで大地震が発生するか分かりません。
安全・安心な暮らしを実現するためには、こうした災害に備え、窓ガラスの防災安全性を高めることが重要です。
<サンバランスシェルター>はいつおこるかわからない災害に常時備える”透明バリア”で大型台風・暴風、大地震時も持続可能な避難できる場所を守ります。
台風被害
日本各地に被害をもたらす台風。
近年、これまでにない強さで接近・上陸する懸念が高まっています。台風などによって飛ばされた飛来物が窓に当たり、ガラスが破損する被害が後を絶ちません。
大型台風・暴風に備える
飛来物が窓ガラスに当たる
▲飛来物による大事故
▲割れたガラス破片による災害
地震被害
建物の揺れで家具が倒れ、窓ガラスが破損する危険性があります。
室内へのガラス破片の飛散は、切りキズなどの危険性に加え、避難の妨げにもなりかねません。
大地震に備える
地震の大きな揺れで家具などが転倒し、ガラスに当たる
▲けがをする可能性
▲床面にガラス破片が散乱し避難を妨害
<サンバランスシェルター>はガラスとガラスの間に強靭な特殊フィルムを加熱圧着した「防災安全合わせガラス」です。
- ①耐貫通性
台風・暴風による飛来物や地震時の衝突物が貫通しにくい。
- ②ガラス飛散防止
強力な特殊フィルムの接着力で、ガラス破片の飛散を抑制できる。
- ③ガラスが窓枠から抜け落ちにくい
被災後も、継続して部屋を使用できる。
- ④“常時”防災安全性を発揮
いつどこで発生するかわからない自然災害に対する常時の備え。
ガラスの品種比較
割れ方の違い
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合わせガラス
破片が飛散しにくく、耐貫通性に優れる。
2枚のガラスで特殊なフィルムをはさんでいるため、ガラス片の飛散や貫通を抑えます。中間の特殊フィルムを厚くすることで、耐貫通性もより大きくなります。
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強化ガラス
同厚フロート板ガラスの約3倍の高強度。
破片は小粒になり、鋭利なものになりません。
フロート板ガラスの約3倍の強度があります。
破損すると粒状のガラス片になり衝突物は貫通します。破片は小さく鋭利ではないため、2次被害を小さくすることができます。 -
フロート板ガラス
鋭利な破片となる。
一般的に多く使われているガラスです。
強い衝撃では衝突物は貫通し、鋭利なガラス片が脱落、飛散します。
比較表
ガラス種類 | 説明 | 衝突物による貫通防止 | 破片の飛散脱落防止 | 散脱落破片の安全性 | 人体衝突時の安全性 |
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サンバランスシェルター(防災安全合わせガラス) | 特殊フィルム厚60mil以上の合わせガラスを使用したLow-E合わせ複層ガラスのこと。 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
強化ガラス | 同じ厚さのフロート板ガラスと比較すると、約3倍以上の強度。割れると破片が粒状になり、大きなケガを防ぐことができる。 | × | × | ◎ | 〇 |
飛散防止フィルム貼りガラス | フロート板ガラスに飛散防止フィルムを貼ったもの。 経年劣化により透明性や飛散防止効果が低下するので定期的に貼り替えが必要。 |
△ | 〇 | △ | △ |
網入板ガラス | フロート板ガラスに金網や金属線をはさみこんだもの。 割れても破片が飛び散りにくく、火炎の延焼を防ぐ効果がある。 |
× | △ | △ | × |
板ガラス | 一般的な板状ガラスのこと。 | × | × | × | × |
- 参考:板硝子協会「防災安全合わせガラスリーフレット」
- ◎:高い安全性が得られる ○:効果が期待できる
△:ある程度効果がある ×:効果が期待できない