サンジュール®

注意事項

設計・施工上の注意

【サンジュール®(スクエア・SUDARE・GR)】

[耐風圧性能]

物件毎に、設計条件に合わせて応力計算を実施してガラス厚さ、支持点数などを決定します。

[飛散防止性能]

サンジュールは主に強化ガラスを用いた合わせガラス構成のため、飛散防止性能を有しています。しかし、大板のトップライトや庇の場合など、万一の破損時の脱落防止策を設計段階から考慮することも必要となりますので、仕様検討時にご相談ください。セルの製品特性上、モジュール内においてセルの色調に違いが見えます。

[その他]

  • 太陽電池モジュールに対して外部から電流を流さないでください。
  • 最大システム電圧を超えるまで太陽電池モジュールを直列接続しないでください。
  • 太陽電池モジュールへの過電流防止のために逆流防止ダイオード又はヒューズの使用等による保護を施してください。
  • 太陽電池アレイ側のブレーカ(スイッチ)は直流用を使用してください。
  • 太陽電池モジュールを誘導雷等のサージから保護するため、避雷素子(サージアブソーバ)等の保護部品を取り付けてください。
  • 太陽電池モジュールのどの部分にも、反射鏡・レンズ等の手段を用いて集光して光を当てないでください。
  • 太陽電池モジュールを可燃性ガス雰囲気で使用しないでください。
  • 違う種類の太陽電池モジュールと接続しないでください。
  • 太陽電池モジュールを据え付ける際、サッシやシール材等により太陽電池セルを覆わないように、かつ影がかからないように設置してください。
  • 降雪時には、落雪の可能性があることを十分にご認識ください。

品質保証について

〈 保証対象製品と標準保証の内容について 〉

弊社では、サンジュールを安心してお使いいただくための「品質保証」体制を整えています。

サンジュールは1年間のモジュール出力および自然破損の保証をしております。

免責事項について

保証期間内でも次の場合は保証対象外となります。

  • 使用上の誤り、及び不当な改造や修理に起因する場合
  • 地震、風水害、火災等の天災人災に起因する不具合
  • 保証対象や補償内容について、事前打合せにより確認されていない場合
  • 弊社指定の使用上・メンテナンス上の注意事項を満足していない場合
  • 実用化された技術では予測困難な現象に起因した不具合
  • 熱割れなどのガラス破損
  • 経年変化による、傷、退色(太陽電池モジュール表面の色調の変化や中間膜の変色など)、錆び、汚れ
  • その他弊社の責に帰すべからざる事由から生じた場合

使用上の注意

【サンジュール®(スクエア・SUDARE・GR)】

  • トップライトに使用されているガラスは、通常、人体による集中荷重に対する強度検討は実施していません。トップライトのガラスを清掃する際など、ガラスには絶対に乗らないでください。
  • 太陽電池モジュールに付いている端子箱やケーブルは発電時に高い電圧がかかります。感電の恐れがありますので、端子箱を分解したりケーブルを外したり絶対にしないでください。
  • 太陽電池モジュールが破損した場合や異常を発見した場合は、モジュールの脱落防止や感電防止などの対策を施してください。破損取り換え時にはセルの出力や形状、色が現状と異なる場合があります。
  • 太陽電池モジュールのセル上への枯葉、ゴミまたは汚れの付着等により、セルに部分的な影が生じないようにするため、太陽電池モジュールの取付後、定期的な清掃(月に2回以上推奨)を実施してください。

サンジュールのためのガラス設計のポイント

強化ガラスは強度が高く、万一破損しても破片が細かい粒状になる安全性の高いガラスですが、破損時に破片が脱落することがあります。また、一般の板ガラスとは異なる「ガラスの中に存在する不純物に起因するキズ」による不意の破損など、独特の性質をもっています。強化ガラスの基本特性である破損性状や不意の破損などをご理解いただき、使用部位の高さや施工性を十分に考慮し適切な安全対策を施す必要があります。

破損の際の特徴

強化ガラスは表面に圧縮応力層があり、内部にそれとバランスした引張応力層があります。ガラス内部の引張応力層にキズが発生した場合に応力バランスが崩れ、外力が加わっていない状態で不意に破損することがあります。強化ガラスの破損時には、一瞬にしてガラスの全面が細かく粒状に破損します。施工条件によっては破損時にガラスが脱落することがあります。通常、破片は粒状にバラバラになりますが、破砕しても粒が離れずに破片の塊になることもあります。また、破損時には音を伴う場合があります。

破損の原因

強化ガラスの一般的な破損原因は、下記の3点が考えられます。

  1. 飛来物や地震など、外部から強い力が加わった場合
  2. 小さく鋭いキズが、ガラス表面についた場合
  3. ガラスの中に微細な不純物があった場合

強化ガラスの特徴として、ガラス内部の引張応力層にキズが発生した場合に応力バランスが崩れ、外力が加わっていない 状態で不意に破損することがあります。

被害発生の可能性

近くに人がいた場合、ガラスの粒状の破片を浴びたり、頭上から落下してきた破片の塊に当たったりすることがあります。破片の塊の大きさによっては人にケガを負わせたり、場合によっては命に関わる事故になるおそれがあります。

被害の発生を避けるための措置

強化ガラスの破損落下による被害発生を避けるためのAGC推奨措置基準

ガラスが破損して脱落したときに人がケガをする恐れがある場合や、破損時に人が転落する危険性がある場合には、強化合わせガラスのご採用や、全面に飛散防止フィルムを貼るなど、万一のガラスの破損に対する落下防止措置が必要となります。

  • 注)強化合わせガラスや飛散防止フィルムを貼った強化ガラスでも、破損時に非常に細かい破片が脱落する場合があります。

建築用途に使用する強化ガラス

  1. 垂直に使用する場合

    地上または床面から3mを超える高さに強化ガラスを使用する場合、万一の破損時に有効な強化合わせガラスのご採用や、全面に飛散防止フィルムを貼るなど、施工法に応じた落下防止措置が必要となります。また、安全性の面から、落下防止措置なしでご使用いただける範囲内でも、建物用途や使用部位、周辺の状況に応じて落下防止措置を講じることをお薦めします。複層ガラスの場合も同様ですが、外部面ガラスへの落下防止措置には合わせガラスとするか、倍強度ガラスのご採用をお薦めします。

  2. 傾斜面、水平面に使用する場合

    アトリウムなどの屋根、スカイライト、トップライトなど傾斜面、水平面に強化ガラスを使用すると、万一破損した場合に比較的大きな破片の塊となって落下する恐れがありますので、使用する高さに関わらず、強化合わせガラスにする必要があります。複層ガラスの上側に強化ガラスを使用する場合でも、下側のガラスには落下防止措置が必要です。落下防止措置としては、合わせガラスのご採用をお薦めします。

  3. フレームレス構法に使用する場合

    強化ガラスのエッジが露出したり、部分的に支持する場合、構法に応じた落下防止措置が必要です。枠を使用していない手摺など、破損時に人が転落する危険性がある場合やエッジが露出している場合は、合わせガラスにするなどの安全対策が必要です。また、強化合わせガラスや飛散防止フィルムを貼った強化ガラスでも、エッジから破片が脱落する恐れがあります。エッジが露出する場合には、エッジカバーを取り付けるなど、落下防止対策が必要となる場合があります。

倍強度ガラスを安全にお使い頂くために

倍強度ガラスは、同厚のフロート板ガラスに比べ耐風圧強度が高いガラスですが、強化ガラスと同様に「ガラスの中に存在する不純物に起因するキズ」により不意に破損する可能性があります。

倍強度ガラスの破損形状は、強化ガラスのように破片が細かい粒状にならず、フロート板ガラスに近い割れ方をしますが、ご採用にあたっては使用部位の高さや施工性を十分に考慮し、合わせガラスのご採用や全面に飛散防止フィルムを貼るなど、適切な安全対策を施す必要があります。また、傾斜面や水平面に使用する場合は、上記②と同様の落下防止措置が必要です。

なお、合わせガラスや飛散防止フィルムを貼った場合でも、破損時に非常に細かい破片が脱落する場合があります。

飛散防止フィルムによる落下防止措置

飛散防止フィルムによる落下防止措置を講じる場合は、フィルムメーカーが定める施工法に従い、正しく施工する必要があります。また、フィルムメーカーが推奨する性能保証期間を過ぎた場合は、速やかにフィルムを交換してください。

  • ※ 本サイトの記載内容は、仕様の変更、基準改訂などにより変更を行う場合がありますのであらかじめご了承ください。
  • ※ AGC株式会社「AGC板ガラス建材総合カタログ」の技術サポート・ご注意についてもご参照ください。
  • ※ AGCガラス製品についての最新の情報は、デジタルカタログhttp://www.asahiglassplaza.net/catalogue/ からご覧いいただくことができます