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AGC株式会社(本社:東京、社長:平井良典)は、札幌市(市長:秋元克広)と連携し、既存窓の室内側から後付け可能な太陽光発電ガラス「後付けサンジュール」を札幌市駒岡清掃工場(札幌市南区)に設置する実証実験を2026年2月20日より開始しました。本実証は、札幌市が実施している「札幌市次世代型太陽電池実証実験」の一環として行われます。

札幌市駒岡清掃工場への後付けサンジュール導入の様子(左:ホール1階内観、右:ホール3階外観)
■ 背景
積雪寒冷地である札幌市では、積雪による屋根置き型太陽光パネルの発電量低下や、積雪荷重による設置制限が課題となっています。本実証実験では雪が比較的積もりにくい垂直面(窓)を活用し、既存建物へ容易に導入できる後付け型発電ガラスを設置。積雪寒冷地における再エネ導入方法の有効性を検証します。
■ 実証実験の概要
・設置場所:札幌市駒岡清掃工場(札幌市南区) 1階南面窓、3階東面窓(室内側取付)
・実施期間:2026年2月20日〜(予定:約1年間)
・目 的:①積雪寒冷地における窓面の発電性能評価
②雪面からの反射光が発電に与える効果の定量的検証
③施工・運用上の課題抽出
・活用方法:発電した電力は施設内の自動掃除ロボットやPR用ディスプレイの独立電源として活用し、再エネの「見える化」を行う。
後付け型発電ガラス「後付けサンジュール」により既存建物に創エネ機能を付加することで、特に太陽光発電の適地が限られる都市部や積雪寒冷地における再エネ導入量の向上に貢献できる可能性があります。また、非常用電源の一部としての活用も見据え、災害時のエネルギー供給面での有用性も評価していきます。当社は今後も本技術の実用化と普及に向けた検討を継続します。
AGCグループは、中期経営計画 「AGC plus-2026」のもと、独自の素材・ソリューションの提供を通じて安心・安全で快適な暮らしと持続可能な地球環境の実現に寄与していきます。
既存建物向け太陽光発電ガラス
後付けサンジュール
後付けサンジュールは、建物の窓に後付け施工が可能な太陽光発電ガラスです。
1.窓の採光性と創エネ機能を両立
様々なサイズの窓に設置可能な仕様のモジュールを使用することで、
これまで十分に活用されていなかった建物の多くの窓部における創エネを、窓の採光性を維持しながら実現します。
2.ガラス交換不要で屋内側より簡易施工が可能なため、導入コスト・工期を縮減
後付けサンジュールは導入に際し、足場の設置・大規模な改修工事は不要です。
屋内側の窓際のスペースに専用モジュールを設置するという施工スタイルです。
ガラス交換も不要であり、施工難易度、導入コストを低減します。
3.熱によるガラス割れのリスクを低減する当社独自技術を採用
発電モジュールを窓際に設置すると、ガラスの『熱割れ※』リスクが高まりますが、
後付けサンジュールでは、ガラスメーカーの知見を活かし、このリスクを低減した仕様を実現しています。
※熱割れの解説はコチラ


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