省エネルギー基準

<ルート2> 建具の仕様、ガラスの性能値に基づく性能値

ルート2は、ガラスの性能値より建築研究所の技術資料に記載の簡易計算式により窓の性能値を算出します。

建具(枠)の種類とガラスの仕様に応じた窓の熱貫流率の計算式(参考)
建具(枠)の種類 ガラスの仕様 計算式
木製建具又は樹脂製建具 三層以上の複層ガラス Uw = 0.659×Ug+ 0.91
二層複層ガラス Uw = 0.659×Ug+ 1.04
単板ガラス Uw = 0.659×Ug+ 0.82
木と金属の複合材料製建具
又は樹脂と金属の複合材料製建具
三層以上の複層ガラス Uw = 0.800×Ug+ 0.95
二層複層ガラス Uw = 0.800×Ug+ 1.15
単板ガラス Uw = 0.800×Ug+ 0.88
金属製建具又はその他 二層以上の複層ガラス Uw = 0.812×Ug+ 1.51
単板ガラス Uw = 0.812×Ug+ 1.39

Uw: 窓の熱貫流率[W/m²・K]. Ug: ガラスの熱貫流率 [W/m²・K]
出典)国立研究開発法人建築研究所 平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報

建具(枠)の種類に応じた窓の日射熱取得率の計算式
建具(枠)の種類 計算式
木製建具又は樹脂製建具 ηw = ηg×0.72
木と金属の複合材料製建具
又は樹脂と金属の複合材料製建具
ηw = ηg×0.8
金属製建具又はその他 ηw = ηg×0.8

ηw :窓の日射熱取得率[-]、ηg ガラスの日射熱取得率[-]

ガラスの性能値はガラスラベルに表記しております。

ガラスラベルサンプル例

AGCのガラスの性能値から計算した窓の熱貫流率及び日射熱取得率の代表的な構成の一覧表は、AGCの総合カタログ技術資料編を参照ください。

ガラス性能値 及び ガラス性能値の自己適合宣言書 の検索

  • AGC製品のJIS R 3107に基づくガラス中央部の熱貫流率(Ug)と、JIS R 3106に基づくガラスの日射熱取得率(ηg)は、下記の検索ツールを用い、ガラス種類や製品名称より検索することが可能です。

     またガラスラベルに記載のガラス品種構成記号に対応するキーワード検索が可能です。検索できない場合はお問い合わせください。

    ガラス製品の性能確認区分※1はすべて「B-2」となります。

    ※1 一般社団法人 住宅性能評価・表示協会が定める試験品質および生産品質の確認方法による区分です。詳細は一般社団法人住宅性能評価・表示協会ホームページ(https://shoenekikiportal.hyoukakyoukai.or.jp/#/building)をご覧ください。

    なおガラス製品のISO9001登録証、またはJIS認証取得証明書の写しを必要な場合は、ご購入先にお問い合わせください。

検索
  • ガラス種類

  • 製品名称

    • キーワード

      ご選択いただいた数量が多い場合、PDF化されないことがございます。
      PDF化の際は、必要なガラス構成のみをご選択いただいた上でご利用ください。

      中空層や板厚で絞り込みたい場合は数値を入力して検索してください。

    記載内容に関するお問い合わせはこちら

    住宅・建築物の
    省エネルギー基準について
    低炭素建築物
    認定制度制度について
    国土交通省
    改正省エネルギー法関連情報
    (住宅・建築物関係)
    国土交通省
    低炭素建築物認定制度関連情報
    -->