テンポイント®

孔あき強化ガラスファサードシステム

テンポイントの特長

四隅に皿孔加工した強化ガラスをロチュール(特殊ヒンジボルト)で固定した、透明美と構造美を両立させたフレームレスのガラスファサードシステムです。

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  • 特性
  • システム概念図
  • 支持方法・支持部品
  • ラインナップ
  • シーリング材

特性

●フレームレス

ガラス周囲にサッシフレームがないため、よりフラットで、ガラスの透明感を最大限に引き出したファサードを創り上げます。

●豊富な実績

日本では1992年以来、既に1000件を超える実績があり、多くのバリエーションが生まれています。

●オリジナルなデザインの実現

ガラス、支持金物、支持構造体を様々な品種の中から、設計者のニーズに合わせてお選びいただきます。

システム概念図

システム概念図

▼ ロチュール(特殊ヒンジボルト)

ロチュールはヒンジボルトが自由に回転できる構造であり、ガラス面に外力が加わった際にもガラスを無理に拘束することがありません。ガラス皿孔部に発生する曲げ応力およびねじり応力が極めて小さくなり、耐風圧性能、耐震性能が格段に向上しました。
また、ヒンジボルトの回転の中心とガラスの重心の位置が一致しているため、ガラスを吊った際、ガラスに余分な回転が生じず、不要な回転モーメントが発生しないことから、ガラス吊り構法が可能となります。これにより、ファサード支持構造のデザイン・フレキシビリティも一層高まります。

支持方法・支持部品

▼支持方法および支持部品

固定タイプ(X型、アングル型部品)

図:固定タイプ(X型、アングル型部品)

ガラス自重および風荷重は、ガラス1枚毎に支持部品、ファスナーを介して構造体に伝えられます。

半固定タイプ(X型部品)

図:半固定タイプ(X型部品)

ガラス自重および風荷重は、ガラス1枚毎にX型部品を介して構造体に伝えられます。特にガラス自重は、X型部品を吊上げるロッドを介して上部構造体に伝えられます。

▼ 支持部品バリエーションの例

支持部品バリエーションの例

▼ 支持構造体

支持構造体には以下に示す3分類があり、それぞれの分類の中に様々なバリエーションを品揃えしています。

  • ・ガラス構造体
  • ・テンション構造体
  • ・鉄骨構造体

ラインナップ

品種 ガラス構成
単板ガラス*1 PT10+飛散防止フィルム
PT12+飛散防止フィルム
PT15+飛散防止フィルム
PT19+飛散防止フィルム
合わせガラス PT+PT、HS+HS、PT+HS
複層ガラス HS12+A12+HS
HS12(Low-E)+A12+HS
  • 注) 表中のガラス品種記号
  •    PT:強化ガラス
  •    HS:倍強度ガラス
  •    品種記号のあとの数字は、ガラスの呼び厚さを示します。
  •    ガラス構成・板厚は、設計条件に合わせて算出します。
  • *1 設計条件によっては倍強度ガラスの使用も可能です。

シーリング材

ガラス小ロとシーリング材との接着性能試験および耐久性試験をシーリング材メーカーと共同で実施して標準仕様を決めています。
ガラス目地およびガラス・サッシ間は、低モジュラスのシーリング材を使用しています。

テンポイントの仕様・性能

  • 各種性能

各種性能

表:各種性能

テンポイントの主な特性

テンポイントの主な用途

テンポイントの関連商品

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非住宅助成制度について
リフォームの種類や内容によっては、国あるいは自治体などから様々な補助・助成・減税制度が適用される可能性があります。