グラサード®
大板ガラス開口部
グラサードの特長
<グラサード>は、フェイスプレートとリブガラスで構成された、金属方立を使用しない大板ガラス開口部です。
- 特性
- バリエーション
- 使用可能高さ
特性
- ●風圧を支持する方立をリブガラスで構成しているため、視線を妨げずに、開放感あふれる開口部を構成することができます。
- ●グラサードS(吊下げ型)は、独自開発の優れた吊り機構によって以下の特性があり、最大高さ10mのガラス開口部が可能になります。
- ・ガラスを吊ることによって、ガラス自重のたわみによる内部応力、セッティングブロック部の局所応力の発生を防ぐことができます。
- ・ガラスを吊ることで得られる理想的な垂直面によって、ガラスの反りが原因となる透過・反射映像のゆがみを低減します。
バリエーション
グラサードのバリエーションは、ガラスの支持方法とリブガラスの支持方法による組み合わせとなります。
- ●ガラスの支持方法
- ・自立型
- ・吊下げ型
- ●リブガラスの支持方法
- ・片リブタイプ
- ・両リブタイプ
また、地震時の耐震性を向上させた「耐震構法」や、上部支持枠の上下挙動が大きい場合に対応可能な「中空ガスケット構法」があります。これらを組み合わせることで、建物や使用部位を選ばない、大板ガラス開口部が構成できます。
使用可能高さ
▼グラサード各構法におけるガラスの厚さ別使用可能高さ
フェイスプレート 呼び厚さ(ミリ) |
ガラス高さ | |
---|---|---|
グラサードF(自立型) | グラサードS(吊下げ型) | |
8 | 4.0m未満 | − |
10 | 4.5m未満 | 4.5m以上、5.0m未満 |
12 | 5.0m未満 | 5.0m以上、5.5m未満 |
15 | 5.5m未満 | 5.5m以上、6.0m未満 |
19 | 6.0m未満 | 6.0m以上、10.0m未満 |
- 注)リブガラスは、接着代確保のために15ミリ以上とします。
- ●設計方法や設計例はAGC板ガラス建材総合カタログをご覧ください。
グラサードの主な特性
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